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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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ふへー。今日も快晴。今日洗濯したらよかったにょー(涙)

えーと。ここで書くのもどうでしょうなんですが。
ワタクシ、けっこう一度ブログをあげてから、何回かちょこちょこ直したりするんですヨ。
ばーっと書いて、いちおプレビューで推敲もするんですが、あげてから
改行の仕方が気になったり、言いたいことがあとからわいてきたり、逆に削ったり。
なので、最初に読みに来ていただいたのと違うものが出現してたりもしてます。
すいません。

今日のタイトル。「ウッシーのこと。」 ウッチーとちがいます。
今日は、2月22日。 「ねこの日」 なんです~^‐^ ニャンニャンニャーってね♪

なので、ウッシー。プーちゃんじゃなくて、ウッシーのこと。
1997年、2月。
ワタクシは今住んでいるウチから至近距離のアパートに、プーちゃんと引っ越しました。
2月の11日、祝日。この年も、何かに祝福されていたみたいに、雪の少ない冬でした。

タンスなやんかの大きな荷物が来る前に、
畳の上に上敷きをしいた。プーちゃんが走って、ツメで傷つけたりしない為。
障子も外す。じゃれて穴を開けたりしないように。ココもペット禁止だから。
極力、ばれないように準備する。中は新しいけれど築15年。
6畳間は、タンス置き場があって、思ったより広い。トイレとおフロは別、キッチンは4畳半。
それから1週間かけて、細かい荷物を運び、ちいさなシェルフを組み立てる。
10年前の明日。プーちゃんを連れてやって来た。
クルマに乗ってきた為に、ずっと鳴きどおしのプーちゃんを
そのまま部屋に連れて行くわけに行かず。脇にクルマを止めて、頼み込む。
「あのね、プーちゃん。だいじょうぶだから。もう置いていかないから。」
しばらく鳴き続けたプーちゃんは、けれど嘘のようにおとなしくなった。
ケージのなか、気配を消す。様子を見て、新しいウチへ。トイレを運んでから、連れて行く。
ケージの扉を開けてやると、そうっと出てきてあたりのにおいを嗅ぎ、
場所を決めるとまるくなった。

そこで暮らしているうち、近所にねこたちがいるのを知る。
カイシャへ行くとき、帰ってきたとき。アパートの階段の下のコンクリートに
野良のコが寝そべっているのを何度かみかけた。
ある日、残業をして夜遅く戻ったワタクシのもとへ、まるで知り合いを見つけたように
ねこが一直線に走ってきた。(え?)びっくりするワタクシを尻目に、
コイツは、エラくごキゲンな様子で「んなああああ~~ん♪」と鳴いた。
これが、ウッシー。なんでウッシーかというと、牛のもようだったから(勝手に命名)。
オス。去勢済み。アパートの隣のおうちの飼い猫だった。
カオは、いまいち。目が細く東洋的な顔立ちをしていた。
プーちゃんが、目がくりっとしてカワイイ(イヤ、だってカワイイんだもん←ばか)のを
自分でわかっていて、高飛車なのとは対照的に
ウッシーはカオがいまいちなのをわきまえているかのように、ものすごい愛想がよかった。
鳴き声はとにかくかわいく、 「にゃーーーん(はあと)**」とお手本のよう。
声が、高い。どれくらい高いかというと、Misia くらい。
プーちゃんを可愛がる割に冷たいあしらいをうけていたアイカタは、
ウッシーが大好きで外でウッシーが日向ぼっこしてたりすると、
「オマエはいいコだな~ヨシヨシ♪」とかいって和んでいた。
コイツは他にも顧客(?)を持っていて、スーツ姿の紳士なおぢさまが
カラダをかがめて撫でていたり、一度なんかは、ウチに宅配便を届けに来てくれた佐川サンが
ハンコを持って玄関に出たワタクシに背をむけて、ダンボールを横抱きに
背を向けてしゃがんでいる。「あれ?」と言うと、バツがわるそうに「あ、スイマセン。」と
振り向いた。その横から、ウッシーが「にぃやああん(うふ)。」と出てきたりして。笑った。

そこにいた6年間、ウッシーはドアの前で待っていたり、冬場はいなくなったりしながら
一緒にいてくれた。ワタクシたちはカオを合わせれば「オハヨー」とアイサツしたり、
ごくフツーに過ごしていた。もしもプーちゃんがばれそうになったら
「近くにねこがたくさんいるから。。」とゴマかそうとさえ、思った。
(実際、おとなりのヒトが一度遊びに来たウッシーを部屋に入れたらしく、
大きな声が響き渡った。みんな、ウチでねこを飼っているのを、きっとわかっていて
黙っていてくれたんだと思う。)

引越しの日。アイカタは、大きな荷物を運び出すのにアパートにいた。
ワタクシは、もうウチでいろいろやっていた。ドアを開け放して作業していたら、
お隣の屋根の上にウッシーがいるのが見えた。
ウッシーは、決して吼えるように鳴いたりするコではなかった。
なのに、その時は、ずっとぎゃあぎゃあと、一心に鳴き続けた。大きな声で。
引越しが終わって、ちょっとだけおサケ飲んで、アパートまで散歩した時
「『行っちゃうの?』って言われてるみたいだった。」と、アイカタが泣きながら話してくれた。
(コイツ、酔っ払ってるな。)と内心思いながら、
そういうふうに感じることの出来るアイカタがちょっとかわいく思えた。

ウッシー。元気ですか。。ワタクシたち3人は、とりあえず元気です。


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無題
ウッシーの他にもねこがいまして。
キレイで、小柄なオンナノコ。野良でした。
ある夜帰宅しましたら、じゃれる仔猫の横できちんと座って、空の方を見上げていた。(・・?・・・)なんだろ。と思って見上げたら、満月。マサカねえ。
puucha 2007/02/22(Thu)21:07 編集
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