ふわーウチのコ天才？！

　*前足で参加。

シュウのお気に入りのおもちゃです。

転がるだけでなく　適度に弾むのが楽しいフェルトボール。
小さい頃から飽きずに遊んでいますが
成長するにつれて　水の中にわざと落としてみたり
くわえたところから　落として
落ちてきたところからダイレクトで遠くへはたいて　追っかけたりと
ヴァリエーションも豊富になってきました。

最近まで使っていた、茶色とグレーのボールが見えないので
（茶色が消えたのでグレーを出したら、２つとも出てきて当惑していた）
今朝　おNEWの水色を出してあげて、しばらく遊んでいたのですが
下に降りて来たら　またどっかに行ったらしい。

“ボール　どこ行った？”

返事がない。

食器棚の下を、懐中電灯で探す。
一見して見えなくても、ライトを当てると
フェルトの色が床に映って　 食器棚の脚の陰に入ったのを　
見つけることが出来るのだけど。

四つん這いになって探していると
シュウがやってきました。 
ゴミ箱を動かして、下に入っていないか確認。

“ボールないよシュウ。どこやった？”

カーテンのあいだ、テレビのうしろ。
ソファのした、床に置いたバッグのうら。
廊下で遊んだりもするので、玄関のくつの中も全部見たけどない。

ないわー。

ソファに座る。
探すとこ、もうないな。

と思っていたら

ぱたりと猫ドアが開く音がして　シュウが入ってきました。
水色のフェルトボールをクチにくわえている。

！！！

ええ！！！

あったじゃん！！

どこにあったん！

じゃなくて。

ワタシがボール探してたの、わかったん？

で、持ってきたん？

すぐそばまでやってきたシュウは、
ポトリ　とボールを落とした。
拾って投げると、追いかけてまた持ってくる。
ポトリ。

拾って投げる。
ポトリ。
拾ってポトリ。

にっこり。


ブランケットのふちのステッチの毛糸を
噛みちぎってボロボロにして
いくら言って聞かせても

“な　に　か　あ　り　ま　し　た　か　？”

みてーなすっとぼけたカオで首をかしげられて

そりゃネコだものさ
言ってることなんてわからないよね。

と自分に言い聞かせながら、
それでも　ひとりにするときは
“おフロ入ってくるよ”　とか　
“カイシャ行ってくるからね”　
“暗くなったら帰ってくるよ”　とか言い続けてきた日々が
なにか報われたような感動が
ひたひたと胸に押し寄せてきたのでありました。

　*もう飽きたやで。


で、茶色とグレーのボールどこー。