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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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ご無沙汰していました。

辛いことが大半を占めていた印象の2016シーズンが終了。(Jリーグね
今年は明るい兆しがそこココに。
昨年を取り戻すくらいの意気込みで試合を見に行きたいと思っています。
九州とか北海道とか。

寒い日が続きましたが、ようやく立春。
春の気配はまだですが、冬至を過ぎると目に見えて陽が長くなるように
逆戻りしつつも 少しずつ春に近づいているものと思うのであります。

話が逸れました。


お話はウチの子 シュウであります。
遡ること 昨年のクリスマスイブの日 騒ぎは起こりました。

ひょんなことをきっかけに、
ハンドメイドのサイト minne にはまるようになったわたくし
膨大なハンドメイドのお店から見つけたのはこちら。



張り物じゃないちゃんとした木材で、ヤレ感を出した一品。
ハンドメイドというと 布ものとか毛糸で編んだものを連想しますが
家具もハンドメイドなのよねえ(感嘆**

購入の前に重さを問い合わせしたところ、
測ったことないけど、一人で持てます。 という事でした。
オーダーを受けての製作、楽しみに待つ日々ののち
『12月24日にお届けします。』の連絡を受けて、
やったーついに♪ とワクワク待っておりました。


チャイムが鳴って、ドライバーさんがやってきました。

条件反射で大慌てで遁走するシュウ。
クロ〇コさんとかが来ると 部屋にいてもまず逃げて、
逃げてからそうっと近づいて
脱走防止用のついたてに張り付いて様子を窺うのが常のコです。


玄関先で荷解きが始まる。

荷物は宅配便ではなく、開梱・設置サービス込みのナントカ便。
梱包材も回収してもらえるんだってラッキー。
養生のための敷物を広げて、
出来上がってきたチェストが置かれる。
長引きそうと思ったのか、階段を上がっていくちいさな足音が聞こえた。

"一人で持てます。" とはあったけど、
ドライバーさんの慎重な持ち方を見て、ナントカ便でよかったと思った。
アイカタは実家へ行ってていなかったし。


設置場所はリビング。先に立って案内をする。

見当より大きい印象だったけど、概ね予想通り。いいじゃん♪
作業が滞りなく進んで、終了かという時
玄関先で何かが擦れるような小さな物音がした。
急いで見に行くと、ドアが10センチほど空いている。

!!!!

ドア、あいてたんだ。(゚д゚)!

「どうか、しました?」 
不安そうに尋ねるドライバーさんに
「ウチ、ねこがいるんですけど、、、出ちゃったかも、、、」
「ええ⁉」
外に出て、クルマの下を覗いてみる。
一緒になってあちこちを見回ってくれるドライバーさん(;_;)
わたわたとお礼を言って帰ってもらい、
2階に上がってシュウがいないのを確認してから、コートを着て外へ。

比較的暖かく、穏やかなのが幸いな日ではあったが
風邪を引いていた。3連休だし悪化しないように、お医者から薬をもらっていた。
外へ出たものの、どこを探したらいいんだろう。
ウチに来てから、一歩も外には出していない。
あの音が出た合図なら、気づいてからいくらも経っていない。
でも範囲が広すぎる。
風が冷たくて一旦帰宅。見つけられる気がしない。
でも探せるのは明るい今が勝負だから、自分を励まして外に出る。

ドライバーさんが来た時、シュウをトイレとかに入れておけば。
ていうか「ねこがいるのでドアを閉めてくださいね。」
と声をかけておけば。
以前は言っていたのに シュウが出ないからと最近は注意することもなかった。
あの時間が戻せたら。
あの擦れるような、ちいさな音が増幅して耳に残る。

歩き回った近所は、どこを見てもシュウが隠れていそうで
そのくせ どこを探してもいなそうだった。



結論から言うと
シュウは2階にいた。


電話で報告を聞いたアイカタが帰ってきて
「出ていったところは見たん?」と聞いた。
そう。シュウの後姿は、見ていない。一緒に2階へ上がる。
名前を呼ぶ。返事はない。
だってさっきも呼んだもん。 ベッドの下も見渡したし。
布団をまくるアイカタより少し遅れて部屋に入ったわたくしの目に
ベッドの下からこっちを向いてみているシュウのちっこい顔が飛び込んできた。



その時の安堵感。

今でも手に取れるようであります。



すべてはわたくしの怠慢と早合点が招いたことであり
アイカタから言われたように猛省すべき出来事であるのですが。

もしもホントにシュウが出ていたら、
こののほほんとした日常が消えてしまうわけで
ベッドの下にいたシュウを見つけた瞬間に、
手の中に戻ってきたかけがえのない、
失っていたかもしれない日常に深く感謝したクリスマスイブの奇跡でありました。



ネット上で見かける 
"ねこが行方不明になりました" あるいは"保護しています"
などの書き込みを見るたび、
大変だなと思う一方 
どこかで 何か不手際があったんだろうなとか
ウチは対策してあるから大丈夫 くらいの
ほとんど傲慢な考えでいましたが、
わたくしのような怠慢な行いばかりではなく
不幸な偶然が重なっての
アクシデントから起こってしまうケースもあると思うし
飼い主さんが後悔で自分を責めるのを見ると
まさに他人事ではなく 切なくて心が痛むのであります。


シュウちゃん 今日もかわいいね。
と言えるシアワセ。










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