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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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 ←冬の定位置。エアコンの温風を満喫ちうのプーさま。


うちの飼い猫なプーちゃんは、
寒くなるとソファの背もたれに登れば 
やがて上からあったかい風が吹いてくることを、いつか覚えました。
自分にとって 都合のよいコトはすぐに覚えて日々を生きている。

けれど、たとえばお医者に行くのにクルマに乗せると
医者へ行く。ということは忘れているのに
ずっと前、クルマに乗せられて連れて行かれた先へ
置いてこられた記憶は残っていて クルマが走り出すといつも
必死で窓の外の景色を目で追う。
それを見るたびに、「だいじょうぶだよ。」と言いながら
かつてこのコを見捨てようとしたコトを、また思い出す。


最近のニュースで。
福岡の85歳の女性の方が 側溝のなかで亡くなっているのが発見されて。
遺体に動物に咬まれた痕があった。
当初は、野犬に襲われたのだろうと見られていました。
日々 いろいろなニュースのなかで
ヒトの生き死にが伝わってくるけれど、
85歳になってそんなふうに亡くなるのは 
つらいなあ。となんとなく思っていました。

その後 その方を襲ったのは野犬などではなく
近所で飼われている土佐犬らしいということがわかってきて
どうやら 檻に隙間があって そこから逃げ出したらしかった。
飼い主に過失がなかったかどうか捜査中。
ここまでは、まあよくあるといえば、あるお話。

ところが この犬がわざわざ女性を襲ったのは
女性が手にしていたスコップに反応したらしい。ということがわかってきた。
隙間のある檻を直しもせずに放置していた飼い主。
犬が逃げ出すたびに、スコップで叩いて虐待して。
それが習慣になっていた。
この時も、逃げ出した犬の前にいた女性が
恐怖からかスコップで追い払おうとして。
相手がダレとか、関係なく。
虐待された記憶がよみがえったんだとしたら。

丸腰だった、親子には 何もしなかったそうです。


住む場所と、食料と水。
それだけでは、動物には不十分だ。
話しかけたり、撫でたり 時には叱ったり。
叱ったら、その何倍もかわいいと言ってあげる。

こんな亡くなり方をした女性も とてもお気の毒ですが。
檻のなか 途方にくれたようにカメラを見つめる犬の目が せつない。

長くてもせいぜい20年。
短ければ、数年しか生きない動物だから。
楽しい記憶だけを、残してあげたい。と静かに思う。



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余談ですが
コイツがすっかり私物化しとりますこのソファー。

鳥屋野にありますS.H.Sのベストセラーでして(今も、かな?)
“アベニュー”という名前を持っております。
土台の上に 低反発の羽毛入りでかクッションを乗せた感じで
ねこが乗っかってつぶれてもポンポンと修正可能。
カラダを預けると、もう起き上がれません。
ちなみにアイカタがココに座ると、飼い猫にモンク言われます。

機会がございましたら
S.H.Sへ行って、「アベニューに座らせてください。」
と言ってみてくださいませ。
puucha 2007/12/08(Sat)07:54 編集
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