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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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*で、できた。。。
 遅くなりました(*_*) 途中、思い出して直したところもいくつかあります。

 ふつうの週末の日曜16:00試合開始なアウェイ神戸戦。

「行かない」方へ振り分けられていたゲームでした。
んが、オセロの白黒がひっくり返るようにパタパタと状況が動いて
最後は自分で選択して 決めました神戸行き。

行ってみたら すごくよいスタジアムだったホムスタ。
スタッフさんも 売店の売り子さんも
果てはスタジアムの外の お店のヒトから高速SAのおねいさんまで
みんな あったくていいヒトばっかりだった
神戸&その周辺エリア(地理が苦手)。
来年も必ず、絶対に行きたいアウェイがまたひとつ増えました。。

それから
みなさまが全力で闘った試合も 手に汗握るガチゲームになりました。


それでは まずは結果からね。

ヴィッセル神戸  1 - 1  アルビレックス新潟

得点者 ) 31分オークボ(神戸)  41分アレたん♪(新潟)
選手交代) 64分 テラout イサオin   84分 アレたんout アトムたんin
        *ウチのコのみ

いじょ。

今回の旅で そういえば地理がトコトン苦手だったことを
思い出してしまった遠征でござったことです。


5月17日 土曜日よる。
19:00~のゲーム、川崎-大宮戦を見て、
21:00すぎには寝ようと思っていたのに 気がついてみたら
22:30を回っていました。
翌日シゴトのアイカタに、「早く寝れば―。」と言われながら
目覚ましを01:30にセットして布団に入る。
今から瞬時に眠れたとして、3時間は寝られるなー。
でもムリ。ワタクシはそんなに寝つきがいい方ではないし。
だいたい眠る瞬間て、意識がなくなるのと一緒だよねー。
なんかコワイよねー。 などと思っていると眠れないぢゃん。
などと思っているうちに寝たらしい。
目覚ましで起きる。
起きたくねー。
でも起きなきゃ。
足元で丸くなって寝ているプーちゃんの背中をひと撫でして
テーブルの上には 
「プーちゃんのごはんと水を出しといて。
 水は コップをいくつか多めに。」
と書いたメモを置いて出かけます。

03:00、予定通りに出発。
いままではたいがい、少しすると空は薄明るくなって
それからみるみる光が満ちてくる時間帯に動いていたけれど。
バスは漆黒の闇の中を滑る。
何度か休憩を入れながら、07:00すぎには南条というSAで朝ごはん。
順調にすすんで、ホムスタ近くの駐車場(つか神社)
についたのは、11:00すこし前でした。

お天気は 快晴♪
荷を置いて、地元のおいすぃモダン焼きのお店へとくっついて行きます。
道が不案内なので たくさん歩いた気になって
汗が出るくらいに暑くって 
朝ごはんのそばがドコへ入ったのかわからんくらいおなかが空いたころ
件のお店ハッケン♪♪
見た目からして うまそうだ。
イキオイでビール。ジョッキで頼みます。
わくわくと待っていたモダン焼きがまた、死ぬほどビールに合いますの(涙
偶然か必然か、
先客でテーブルについていた某魚沼チームに
混ぜてもらって大満足の昼食。
(“知り合いなんやったら、一緒に座りー。”とお店のおかあさん。)
モダン焼きは、焼きそばもしっかり入っていたし
濃厚なこってりソースがよく絡んで かなりずっしりくる1品。
なのですが、とにかくビールがすすむくん♪♪
あっという間にたいらげ、ご機嫌でスタジアムへ戻ります。
ほどよい距離が、お腹をこなしてくれる。

思えば、スタジアムの目の前まで連れて行ってくれるバスの旅は
とても便利だけど 土地ならではのものをいただく機会はあまりありません。
知らないっていうのもあるし。
ダンマク持ってたりすると、時間が気になって
足を伸ばす気が起きないのも確か。
今回は、ハナさんがダンマク搬入の時間を下調べしていてくれたおかげ。
ご本人は、お店に来られませんでしたが
そのマメさを見習いたいものだ。
スタジアムにもどって、ハナさんと合流。
事前に、ダンマク掲出についての伝達事項があったらしい。
すごいわー。親切、ココんち。
ほどなく13:00。搬入するだけではなく、前もって貼れるシステムらしい。
ダンマクを持っていくものにとって、これはありがたい。
時間どおりに行くことで、貼るスペースが確保され
後からごちゃごちゃになる心配がありません。
話をしながら、手分けしながらダンマク貼りが順調に終了します。
見ていた神戸のスタッフさんが
関心したように「すごいなー。測ったようにキレイに貼れてるわー。」
「測ってますから♪」とワタクシ。
笑いながら、「イヤでもみなさん、慣れてますね~。」
ハナさんのダンマクも、上のスペースにキレイに貼れていました。
個人ダンマクでない、
Nの前にいつも掲出されているスタンダードなダンマクが
何人かで協力して、上に貼られていく。

作業を終えて、また外へ。
「貼り終わっただけで、
なんかもうノルマがゼンブ終わった気がするわ~。」
とハナさん。
うん。いつも 貼ってしまうまで、落ち着かないんだよね。
無事に貼れると、役目が済んだような気になるのはフシギ。
日陰を見つけて、時間を待ちます。
太陽は相変わらずに強いけれど
ホムスタの周りは、容易に日陰を見つけられる。
風も通るし、まったりできていいところだと思いました。
ヴィッセルのユニを着たちいさいコドモたちがたくさん歩いている。
広場には、ヴィッセルのテーマみたいな歌がエンドレスで流されていてw
無理やり気味に盛り上げようとする雰囲気はブルジョアジーなかほり満載。
歩いてきた街中にも、街頭ごとにヴィッセルのペナントが飾られていました。
14:00、開門。
待機列は、スムーズに流れます。
ゲートの前に立っていたスタッフの方は
「ようこそ神戸へ!」と丁寧に挨拶されていて、とても感じがよかった。

ビジターエリアに入って、あらためて中をみわたす。
ドームはもちろん解放されていて、
四角く切り取られた青空が ぽっかりのぞく。
キレイなスタジアムだ。
シートとシートの間は隙間なく、その分座ったらゆったりなのだろう。
背たれに、ドリンクホルダー。これはありがたいにゃ~。
日差しは強いはずなのに、中は風が通る。
ピッチは近いし、いいわあ、ココ。
売店へ行くと、「牛すじカレー。」
う。たべたひ。食べるならいま。
でもおなかいっぱい。
くやしいわ。また今度来た時に、絶対食べてやる。
とココロに誓いながら席へ戻ります。
いいのブラザーズと合流。
見知ったカオが、集まってきます。
15:00を回って、キ-パーズのみなさまが入ってきました。

この日の布陣は、こうだ。

          キショー     アレたん

ワンちゃん                      リシャたん

         テラ          千葉ちゃん

松尾さん   ナガタミツル     千代たん    ウッチー

               北野さん

サブ:ノザ・ナカノヒロシ・アヤト・イサオ・アトムたん・カワハラ・カワマタケンゴ


いじょ。


最初にコールされたフィールドプレイヤーは、松尾さんでした。
古巣というチームを持つセンシュには
かつていたチームと試合をするということに特別な思いを抱くのだろうか。
そしたら、クリハラケースケさんもそうなのかな。
中断前の試合。
負けられないんじゃない、勝ちたい試合。
勝って帰るんだと強く念じただろう試合。

前半は、ひとつひとつのプレイが息詰まるような
密度のぎちぎちに詰まった、
緊迫したゲーム展開になりました。
神戸は、典型的なカウンター攻撃を武器にしているチーム。
ワタクシのなかでの神戸というチームの印象を
ひとりで悪くしている感のあるオークボさんと、
あったかいのに いつまでもほっぺが赤い印象なレアンドロさん。
この2人の走り込んでくるスピードがとにかく早い。
ここらへんにパスが通らないように
ボールの出どころになるボッティとか、金さん(遠山?@時代劇マニア)
とかへ行くテラやワンちゃんの動きが 今日もスバラシイ。
ロングボールはキショーがたいがい競り勝って、
落としたボールをリシャたんが拾う。
両チームとも 運動量がハンパない。
拮抗した展開に、「今何分?」と時計を見ると、23分。
えええええ(汗
密度濃すぎ。 
気を抜いた方がやられる。
体力勝負の消耗戦、プラス神経戦ぽい様相を呈して参りました。

マイチームは、サイドチェンジもたくさん使えているし
いいカタチでゴール前までボールを運んでいけている。
神戸の方は、ロングボールを放り込んできて、2トップを走らせたり
中盤でこぼれ球を狙って、2トップに預けたり。
それを自在に繰り出してくるのですが
ロングボールはウチの壁男ズ、CBコンビが跳ね返し(コレ、練習してました)
こぼれ球は中盤が頑張って先に触っていたのですが。
前半31分、相手のボールをカットしたリシャたんですが
そのボールが運悪くこぼれたのがオークボの前。
リシャたんならば、渡しても取り返せるだけのスキルがあるのだけど
渡した相手が悪かった。
見る見る自分のものにしたかと思うと 
なんかヤバイ空気が立ち込めてる間に
ウチのゴールと平行にボールとヒトが動く。
誰から誰へ渡ったのかはわからない。
フィニッシャーが放ったボールをさえぎろうと、
ウチのコたちが3人でアタマっから飛び込むのが見えた。
4人目の、北野さんを超えて、ボールはゴールマウスの中へ。
1-0 神戸先制。

ダレだ?ダレが決めやがった?
オーロラビジョンには、黄色いキャプテンマークを巻いた
オークボの姿が↓↓↓

うがーハラ立つ。
気に入らないけど、やっぱ早い。
オークボ大きらい。(好きかどうかは、聞いてない。でもキライ)

自分とこからのミスで1点は取られましたが。
いままでさんざっぱら見てきた、
よくない状況での取られ方ではないよな。と思ってみるワタクシ。
よくない状況下では、
ゴールの前に何人もいるのに、棒立ち。
呪縛されたように動けず、得点を許してしまうといったアレである。
そしてもっとよくないのが、
試合は続いているのに下を向いてしまい、
一緒に闘っているはずの、誰のカオも見えなくなってしまう。

いま目の前にいるセンシュたちは、
ちゃんとお互いのカオを確かに見ていた。
やりたいことは、ちゃんと出来ているから。
繰り返して続けていけばきっと。
前半のうちに、追いつけたら。

41分。 
何度かいいカタチでサイドから中へ切り込んでいたウッチーが
中で待つアレたんへ、ふわりとしたパスを上げる。
トラップしたアレたんは、周囲を2,3人に囲まれながらも
そこからするり。となぜか抜け出し、
軽くステップを踏んだと思うと
これも軽い感じで蹴り入れます。
相手キーパー、エノモトさんの横を抜けたボールが、
ゴールマウスの奥へと吸い込まれるのを遠目に見る。
やった。同点!!大歓声。

いやー素敵♪ おしゃれさん♪♪
1点は1点だけどさ。
オークボのしゃかりきシュートも、そりゃキモチいいでしょうが
DFとキーパーをいなしまくったあげくのころころなシュートというのも
決められた方はハラワタ煮えくり返るわねえ♪ ねえ♪♪

ひょうひょうとしながらも
「1歩も引く気はねえぜ。」と宣戦布告したアレたん&マイチーム。
前半のうちに追いついて、ハーフタイム。


いや~よかった。
すぐに追いつけたのは、闘うセンシュのみなさまのキモチの上でもきっと大きい。
全員が全員 かなりのハードワークをしているので
後半 どのくらいの時間で、
どのくらい足が止まってくるのか。考えるとコワイ。
その時はその時(無責任w)。気合いを入れなおしてガンバレ。

後半戦キックオフ。
なぜか、うまくゲームに入れていない感じなマイチーム。
気を抜いているわけでは決してないのですが
相手の速い攻撃に ちょっとバタついた感じが続きます。
入りばなの早い時間に失点してきた場面がうかんじゃったりしましたが
危ういながらも 徐々にDF部と千葉ちゃん、
テラが踏ん張って落着きを取り戻します。
前半、サイドを駆け上がってきて裏を取ろうとしたり
ジャマくさかった(ワタクシが)クリハラさんや、
ボッティさんがピッチからいなくなり 
やった。と思う間もなくフレッシュなセンシュが入ってくる。
きついプレスの掛け合い。
ゴールエンドは変わって、
目の前のゴールへ向かってマイチームのセンシュが走り込んでくる。
松尾さんがプレッシャーをかいくぐって上げるクロス。
けれど、ファーにだれもいない。
攻撃は、最後のところでなかなか合わない。
時間の経過とともに、神戸の攻撃の時間帯がぐぐっと増えてきます。
ピッチの向こう側でいろいろ行われ、よく見えないぞい。

見ていた印象は、攻め込まれてはいるのですが
確かにむこうの2トップが突進して後ろ姿は 
迷いがなく はえーなー。というしかないのですが
そこにボールが渡らなければ それまで。
CKやFKの場面でも、マイチームの守りは徹底されていた。
64分、テラに代えて、イサオがピッチへ入ります。
この時間で、テラの代わりが出来るセンシュがいるのは心強い。
復帰2戦目のイサオは するりとゲームに溶け込み
ピンチを未然に防ぎ、攻撃の起点になる気の利いたパスを供給。
すごいわ いーくん。
テラとはまた違う。コグレはよく見ておくようにな。

84分。ピッチに誰か倒れている。
アレたんだ。 どうした?ケガかちら?
・・・足が攣ったらしいです(笑←殴)。

この試合、アレたんはキショーほどにはいかないにしても
前線からのプレスをきちんとかけ続け、
後ろに下がってきてボールを受けることも厭わずに続けて
11人のうちの1人として ちゃんと機能していました。
ハードワークの末の交替。がんばったね。アレたん。

んで、代わってピッチに入りましたのがアトム。
残り時間6分。
押され気味といえども勝ちに行く気満々のマイチーム。
あたりまえだ。勝って、帰るんだ。
アトムがんばれ。こっちも必死で声を出す。
入ったとたんに、なんか全然違うところでボールが動き
いきなりシュート撃たれてピンチになってるマイチームw
撃ったシュートは、とりあえず外れてくれている。
まだいけるぞい。
試合の流れとか、追加点が獲れなかったとか いろいろありますが。
そこらへんはちょっと置いといて
この試合のアトムは、ちょっと違った。

チャンスの起点になって ボールを簡単にはたく、シンプルなプレイ。
そんなイメージが強いアトムですが、
神戸の執拗なプレスに合いながらも、
ボールを失うことなく 粘った末に味方に渡したり、
ボールを持った相手に対しては いまいち淡白だったのが
しつこくしつこく追い続ける。
スペースを見つけて飛び込む武器に加えて、
接触されても 簡単には済まさないしなやかさを身につけたらスゴイぞ。
と、戦況をしばし忘れるくらいに うっとりするワタクシ。
キショーへの絶妙なスルーパスも
キショーの重心が逆にかかっていて実らず。

あっというまの90分、ロスタイムは3分。
マイチームの時間帯になった場面では、
中盤で慎重にボールを回している。
それを見て、あ、狙いを切り替えたのだと思う。
アウェイであること、
今チームが立っている位置が
上と下の差がほとんどないことを思えば
その選択は妥当と思う。

勝ち試合は、モチロン見たい。
でも 誰よりもそれを願ったのは、
目の前で闘ったセンシュのみなさまだ。
相手チームの誰かが放ったシュートが逸れて、ゲームは終わる。
終わった。 みんながみんな、頑張った試合。
勝つために、1人残らず全力でハードワークし続けた試合。
引き分けという結果は、相手もきっとそうだったから。
それはそれで、よしとしよう。うむ。うむうむ。


*本日の松尾直人さん*
 なぜかフルネーム。意味はない。

  ぼわ~ん。としたどっちかというとのどかなカオつきのせいか
  『オレはやるぜ』的闘志が 表に出にくい、というか伝わりにくい松尾さん。
  この日はちがった。 はっきりガチ。
  “古巣”という、ちょっと特別なチームに 
  今のオレを見せてやる。
  という気合が最初から最後までばしばしと伝わってきました。
  突進してくる相手にはカラダを張って守り、
  後半の苦しい時間帯もサイドを駆け上がってチャンスを作りました。
  若いコちゃんたちがたくさん試合に出るようになった時は
  松尾さんみたいなヒトが頼りなんだよ。


*本日のキショー*

  あいかわらず、キレキレなキショー。
  最前線でのプレスを ガツガツ出来ている時は
  今日のキショーは、調子がいいのだな。と思う。
  セットプレーではディフェンダーとして活躍。
  ロングボールには必ず競り勝って前に落とし
  無駄走りでスペースも作る。
 でも、ちゃんと自分のシュートチャンスだってある。
 その時に、きっちりと決めることが出来たら。。
 キショーに訪れるチャンスは、たいがい慌ただしい。
 “あの時、もっと走っていたら”と、後から後悔したくない。
  この日もキショーは、走りきった。
  このあと しばらくチームを離れるけれど
  どこでだって、キショーはキショーだ。
  自分の武器がなんであるか、
  自分は何者なのか、忘れずにガンバレ。


*本日のアトムたん*

 「ねーねー、なんかアトム、上手になってない?」
 「そうだよねー、今日は上手に出来たよねー。」
 アトムに関しては 
 はっきりえこひいき気味を自覚しているワタクシですが。
 終了後にはそんな会話で持ちきりなくらい、
 いいもん見せてもらいましたん。
 リーグ戦は中断しますが
 今週末にはフツーにやってくるナビ予選。
 おじーさんは山へ芝刈りに、おばーさんは川へ洗濯に。
 諸事情により 基本のツートップはお休みでち。
 これ以上ないチャンス、生かさずしてドースル。
 出てこいアトム!!



*どうでもいいんだが、書き置いておきたいこまごま*

 ミドルシュートへのチャレンジが見られました千葉ちゃん。
 試みは買いますが、はっきり枠外^-^
 前半、ドリブルでぐいぐい持ちあがり、
 どーすんだろー、と見守っていたらキモチよくシュート。
 ほどなく、左サイドを駆け上がって
 どフリーで待っていたワンちゃんが
 両手を広げて地味にアピールする姿を見ることに(笑
 戻りながら、ワンちゃんに向かって手を上げ
 謝っていたのがかわいかった。

 相手GK、エノモトさん。
 すがすがしく、ミスキック。ボールは左のタッチラインを割っていきます。
 あらー。と見ていたら、足もとの芝を蹴って確かめていた。
 自分とこのピッチだろー。



*神戸讃歌*

 モダン焼きをもふもふと堪能して、お店から出た時に気づく。
 大通りを逸れて、小路をまっすぐ来たところにあったお店。
 歩いてきた小路に並ぶ住宅は、ちいさくて古く、
 昔ながらの落ち着いた空気が流れていました。
 お店のすぐそばの交差点から向こう側。
 そこは、大きめの小ざっぱりとしたキレイなおうちが並ぶ住宅街。
 「ねえ、あっち側 雰囲気ちがうね。」
 見たままをクチにしたワタクシに教えてくれた、
 「あっちは、地震でなくなったんだよ。」 のひとこと。
  急に 違うものが見えた気がした。
 きた道を戻って、スタジアムへ。
 閉まったお店のドアに、
 何かのイベント告知のポスターと一緒に貼ってあった
 『神戸讃歌』
 これって、たしか神戸サポさまが、試合の前に歌うんだよな。
 それくらいしか、わからなかった。

 開門を待っている間、まわってきた神戸サポのみなさま。
 中国で起きた 大地震で被災した人たちへの義援金を募っているという。
 マイチームの太鼓担当なあの人も一緒になってお願いしている。
 住むところは違っていても、
 神戸と新潟のヒトたちは
 地震という不可抗力な不幸を乗り越え、
 立ちあがってきたという
 共通の体験で つながっている。
 そして 当たり前のように、
 今また同じ苦しみに遭っている
 かの国の見知らぬヒトたちのために、動いている。
 ちいさなハコに、キモチをお渡しする。
 引き上げていく時には、
 丁寧にお辞儀をされていった、神戸サポさま。
 彼らが歌う、神戸讃歌に 
 これから試合を迎えるという事さえ忘れて聞き入りました。
 歌詞は聞き取れなかったけれど
 1人1人が抱える思いまでは わからないけれど
 暮らしている街に、サッカーチームがあるシアワセ。
 同じ空気のなか センシュのみなさまとともにあるシアワセを
 その歌声から 感じ取ることが出来ました。
 ずっとずっと 続いていきますように。



*小学校の時から、地理が苦手でした*

 行きのクルマの中から、
 ほとんどバカ丸出しなワタクシ(とpoohさま・引き合いにだすな)。
 「!あれ、ビワコぢゃないっ?」 by poohさま。
 「・・・ちがうと思う。水平線、だだっぴろいし。どう見ても、日本海w」
 「そ、そお?」
 「あ、あれっ!あれこそ、ビワコぢゃない、ほら!」 と今度はワタクシ。
 「えーと、若狭湾。」 wwwナビで確認してもらふ。
 高速道路から見える、一見すると稲刈り直前みたいな色をしたたんぼ。
 あれ、なんだろ。 たんぼじゃないよね。
 だいたい、丈が短いもん。稲じゃないことだけはワカル。
 ・・・小麦?
 「アタシさー、地理ってダイキライだったんだー。
 どこどこの名産は、なになに。なんて覚えてなんになるん。て思ってた。」
 「そうだよねー。」
 不毛な会話は続く。
 「いま、どこらへん?」 とキャサリンに聞かれても
 高速のプレートを見て、「ヤナギハラ。」
 「ヤナギハラって言われてもねー。ドコのヤナギハラさんかちら。」とやる気なし。
 兵庫県に入ったと思われたところで、
 右手はるか彼方には山々、
 左手はすぐ近くに大きな工場地帯という風景の中を走る。
 思いついたように、
 「ココ、これって 水島工業地帯ぢゃない?」と叫ぶpohさまでしたが
 「それって、瀬戸内海のトコのなんぢゃね?」で終わりを告げる。
 告げるが、『水島工業地帯』が
 ワタクシにとっては
 始めて聞く単語だったコトは、海の底深く沈めます。


*本日のありがとう*

  バスが出なくて自走となった今回の遠征でしたが
  なんの戦力にもならないワタクシを混ぜていただき、ありがとうございました^-^
  ハンドルを握っていただき、
  いろいろな段取りをしてくださった方々にたくさん感謝しております。

 スタジアムや、それ以外のさまざまな場所でお会い出来たみなさま。
 たくさんお世話になりました。






 
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『愛の讃歌』
神戸讃歌の元歌、『愛の讃歌』ですが
もうずっと前のこと
日曜よる9時からやっていた番組で
エディット・ピアフの生涯について特集していた中で
彼女がこの歌を歌うことになった経緯を
よく憶えています。

運命のいたずら-と言ってしまえば、あっけない。
幸福のさなかから 一気に突き落とされた状況の中
愛する人を思って歌う彼女の歌は
歌詞の意味がわからなくても
その時 まだコドモだったワタクシの胸を打ちました。

puucha 2008/05/20(Tue)22:41 編集
J1,200ゴールはアレさんの神戸戦
神戸戦参戦お疲れ様でした。応援の声、よく聞こえましたよ。
『神戸讃歌』はいいですよね。その『神戸讃歌』を、最後まで聴いてから、アルビコールを始めたコールリーダーもよかったです。(ナショナルダービーとは違います!)
試合の方は、一番決めて欲しくなかった人に決められましたね。
アレさんのゴールは、コロコロゴールで笑えます。ロング弾が見てみたいですけどね。
後半は引いて守りましたが、アトムたんのパスに反応できる、スーパーサブのFWがいたら、積極的なチームになれるはずなのが残念です。(名古屋さまの杉本さんが欲しいです。)
審判のジャッジも、ゴールキックではないだろ、とか、レアンドロが倒れたのはイエローだろ、とか不満もありましたが、古賀さんのシュートが決まらなくて助かりました。。。
アルビには、もっとシュートを打ってわくわくさせて欲しいんですけどね。
おれんじ・ゆ~みん 2008/05/21(Wed)15:56 編集
必然か偶然か
まごうことなき『必然』かと…(笑)

今後の遠征は
『食べ物」だけでなく
『地理』も下調べしないといけないと思いました…

勝てなかったのは残念だったけれど
たくさんのお土産(有形無形あわせて)を持ち帰ることができて、
幸せな24時間でしたね~
ぷ~ URL 2008/05/21(Wed)17:37 編集
オイシイな、アレたん♪
おれんじ・ゆ~みんさん コンバンハ^-^

神戸ホムスタは、とてもいいところでした。
もちろんサポのみなさんも、
チームを大事にしているのが伝わってきました。
災害に被災したという、共通の体験が
結びつきをより強いものにしているのかもしれません。
『神戸讃歌』 は、その絆を確認するためのたいせつな儀式かも。
ないがしろにしていいわけが、ありませんよね。

アレたんのミドル>
いまのところ、アレたんはゴール前で勝負するタイプですね。
ちゃっかりさんのイメージもあるけれども
決定的な場面でそこにいることが やっぱりスゴイと思う。
逆に、アトムにはどんどんシュートに行ってほしいですね。

審判は、途中ウチのパスを背中でカットしてましたな(怒

最後まで気の抜けない、サービス?満点ゲームでございました。
puucha 2008/05/21(Wed)21:14 編集
モチロン必然♪
奥様、その節は♪♪

『地理も下調べ』> 
未定だったアウェイのヴェルディと
京都の日程が発表になりましたね^-^
こないだも、
“京都奈良、ぢゃなかった京都なら八橋”
と即答なさっていた奥様、
ワタクシもそういうのなら得意なんですが。
(物産展ダイスキ***)

確かに勝ちたかったけれど。
勝ち点1でも よしと思えるくらいに
いろんないいもの、見られたしね♪
有形はもうオナカの中。
無形のものが カタチを取るのはこれから、ですね。

puucha 2008/05/21(Wed)21:27 編集
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