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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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列整理で並んでいる時、ある方に会いました。

『お広げ』 更新マダー? といいながら
彼は12:30から開かれる集会に出るために、早く来たのだそうで
それから Nのところに来れば
社長が来てるかもしれないから、コッチまで来てみた。ということでした。
この日、その場所では社長の姿は確認出来ませんでしたが。

「ホントなら、16:00試合開始だから。ゆっくりでもいいんだけど。
『天皇杯で勝ってたら』、何事もなくゆっくり来てたのに。」

あの試合に勝っていたら。
そうだね、いまもただ試合の行方や、
今日発売になるはずのカレンダーなんかのことを
考えていられたのに。
4日の日曜から、土曜のきのう、10日まで。
いろいろあって、なんかいま正直気が抜けています。


それでは、まずは結果からね。

FC東京  1-2 アルビレックス新潟

得点者 ) 42分 石川直宏(東京) 60分・83分 エジミウソン(新潟)*83分=PK
選手交替) ウチのコはなし。

いじょ。

初めて迎える、冬らしい天気。
磐田戦の時も雨だったけれど、今日は風も伴って震えが止まらなかった。

11月10日 土曜日。
天気予報は、午後から雨。
ゆっくり起きて、準備する。試合開始時間は、16:00。
ダンマク掲出時間は、12:30だ。
集会の時間と 思いきりかぶる。どうしたものか。
決めかねたまま、支度する。
アイカタは早めに出ていった。じっとしていられないらしい。
11:00過ぎに遅れてウチを出ると、雨が落ち始めていました。
歩きだすとともに、風も吹き始める。
早くもデニムの裾がやばい感じで濡れてくる。
こんな大事な日に、雨風か。へこみながら、ぐんぐん歩く。
どれくらいのヒトが、集まってくれるんだろうか。
途中、ケータイが鳴る。
いいのさんから。迎えに来てくれるという(涙(( 甘えるw
やっぱりクルマって早い。としみじみ思い知りながら到着。

ダンマク掲出の時間が迫る。
どうしようか。短い時間で、かなり悩みましたが。
のこり3ゲーム、全部に千代たんダンマクを出したい。
ウチの6mは3人で出している。1人抜けてもよかったけれど。
話は全員がわかっていたので、ココは全員でダンマクを優先。
Nゲートから入って、Sへ向かう途中、集会の様子が見えました。
たくさんのヒトが、集まっている。
漠然と思い描いていたよりも、かなり多い。
そうか。こんなに天気が悪いのに。
そして、こんなに早い時間なのに。
マイチームを心配しているヒトたちが、こんなにいる。
上から見ながら、そちら方向にむかって、「ガンバレ!」と手を振る。
Sに入ると、緩衝地帯がずいぶん中央よりだ。
たくさんのサポが来るのだな。 雨のなか、千代たんダンマク掲出完了。
戻るとき、もういちど見た集会の場面では、拍手が沸き起こっていました。

開門。
いつもの場所に座って、スタジアムを見渡す。
少しずつ ゆっくりと埋まってゆく。
その様子を見ながら いろんな事を考える。
今年になって、アウェイに行くようになって。
いくつか見た光景。
ゴール裏だけが埋まって、メインとバックがガラガラのスタジアム。異様だった。
いまのビッグスワンは、2層目がスカスカなことが多い。
それだけでも、悲しいのに。
ここを、そんなふうにしたらだめだ。
自分のまわりも、埋まってゆく。ヒトが集まると、あったかい。
お広げの集合時間だ。

バクスタから センシュのみなさまがウォームアップに出てくるのを見る。
緊張感が、伝わってくる。
ゴル裏の声が、いまいち暗い。
たとえば、2005年のホーム川崎戦や、横浜FM戦。
あの、何がなんでも、チカラずくでもサポートし倒してやるんだ。という
強い気概が、伝わってこない。
もちろん、キモチは入っている。ただ、なにか元気がない印象だった。
今日は、ビッグフラッグとビッグジャージの2枚。
ようやく2枚が広がった。
フラッグを撤収、解散。次に集まるのは、最終節。
次こそ、3枚広げたい。思えば今季、3枚広がったことがあっただろうか。。

コンコースを、席に戻ろうと急ぎ足で歩いていた時。
聞こえてきたのは、いつもの 「Pride of  Niigata」 ではなく
アカペラの 「アイシテル ニイガタ」でした。

思わず、泣きそうになった。
やりきれない思いをして、センシュのみんなにいやな思いをさせて。
このゲームに臨むとき、伝えたいことはたくさんある。
たくさんの言葉を取り去った時、最後に残る シンプルなメッセージ。
「アイシテル」。 そうだよね。
声を、合わせる。
思いを重ねる。
ピッチ上では、マイチームが押していた。


この日の布陣は、こうだ。


      キショー     エジ

 テラ                  リシャ

     シルさま    イサオ

隊長  千葉ちゃん  千代たん  ウッチー

          北野さん

サブ:ノザ・ナカノヒロシ・慶治さま・松尾・ワンちゃん・カワハラくん・フカイさん
いじょ。


以下、試合のことは正直あんまり憶えていません。
ただ苦しくて、ずっとどきどきしてた。
やっと勝てた。という思いが強くて。
ジュンスズキ監督は、いいゲームだったと言っていましたが。

前半。
マイチームが押し気味に試合を進めます。
何度かいいカタチでゴール前まで攻め込む。特に、キショーさん。
それから、テラの惜しいシュート。あれは惜しかった。
相手にカンタンにクロス上げられたり、シュートまで持ってかれたりと
気になる場面もあったけれど、終始押し気味にゲームをすすめることが出来ていた。
先制点はFC東京。前半42分。
ロングボールをクリアした千代たんからのボールは、中央よりにこぼれる。
それをひろわれて、マウス向かって左側の石川ナオに渡り、シュート。
右側でのクリアボールの処理のミスを左へ持ってかれて、キレイに決められる。
うーん。ヤな時間に、ヤな感じ。
撃った石川ナオが上手かったとはいえ、
フリーで撃たせて、間にいたDFが何も出来なかった。
失点する時は、いつも淡白なのが気になる。
押し気味の展開なのに、先制点を献上する。
今までにも、何度かあった。
前半を終了。ウチのコたちは、下を向いていないか?
こころなしか、背を丸くしているような気がして。

後半。
最初のメッセージは、やっぱり「アイシテルニイガタ」。
一瞬、45分コレか?!とちょっと思いましたが。
同点ゴールは、中盤で相手の前にするりとカラダを出してパスカットしたリシャたんが
右サイドを爆走するエジへパス。
それまで、あと一歩が合わなくてチャンスをものに出来なかったエジが
エジのタイミングで撃ったシュート。
これがマウスの左隅に決まります。
後半15分という、いい時間に追いついたマイチーム。
スタジアム総立ち。待っていた。みんなが。
ヨコから見たエジは、なにかヘンテコな踊りを披露している。 (カニダンス@マギヌン?)
その踊りが功を奏したかは、わかりませんが。
それまで停滞しかかっていた攻撃に拍車がかかる。
独特のフォームでピッチを泳ぐように走るテラ。
いいクロスを、何本もあげていました。
飛び込むキショー。惜しいシーンは、山ほどあった。
エジのチップキック(というんですか、ホーム浦和戦でリシャたんがアトムに上げたヤツ)
に合わせたリシャたんのシュートとか。はずれたけど。
いいトコにいたんですがね、キショーくん。。

もっともこの日の彼の最大の功績は、
エキサイトしかかったエジの前にカラダを張って立ちはだかり
審判さまから(“を”かも*)守った1件。
ロングボールを競り続け、激しいチャージに合ってボロボロになりながら
走ることを止めなかったキショー。
どフリーをヨユウで3回ははずしてた気がしますが。
アレ決めてれば、もっとラクだった気もしますが。 とりあえず、いいです。ダイスキだ。
たくさんのチャンスの中、エジが自ら獲ったPKを自ら決めて、決勝点。

ホイッスルが、鳴る。
ほっとした。なによりも勝ちを願った試合。
1週間前に あんなゲームをしてしまい、誰よりも勝ちたかっただろう。
それでも、相手のあることだから それがかなわないことだってある。
ただ、もしも今日そうなったら。どうしよう。
試合のあいだじゅう、ずっとそればかりを思っていました。
信じる、信じないというのとは別なトコで、そのことがアタマを離れてくれなかった。
弱いな、自分。

セイゴローのテーマが、鳴り響くスタジアム。
スタジアムをゆっくりとまわる センシュのみなさま。
隊長の笑顔。手をあげて。
ごめんね。ありがとう。 
みな、1人1人がそれぞれにうれしそうだ。
後方で、ガッツポーズを決めていた千代たん。
足が、ガニマタなんですが(滝涙)。まあ、いいや。
前の試合で号泣したカワハラくん。
その千代たんのガッツポーズをまねしてじゃれついている。
ヨカッタ。
負け試合のハートブレイクを癒すのは、次の試合で勝つこと。それは間違いない。

*本日の中盤*
 好不調の波がほとんどないイサオはともかく
 「今日は、どうかちら?」とドキドキしながら見つめるのがシルさま。
 この日は、いいシルさまでした。運動量もあったし。
 ここが機能してくださると、まわりも助かる。まわりも活きる。
 「シルビーニョが前でがんばってくれたから。」と千代たんがコメントしています。
 チームメイトに感謝するコメントは、いつ以来でしょう。

*本日の隊長*
 いつもどおり、気合の入りまくったプレイが、ガンガンこっちの涙腺にくる。
 ボールを渡してなるものか。という気概。
 味方を見つけて渡すと、さらにフォローに走る。
 球際の激しい争いがとても目に付いたこのゲーム、
 90分を通してファイトしてくれました。
・・ 負け試合で、深々とアタマを下げる彼を見るとき。
 いつも悔しかった。
 こんなことをさせるために、ウチに来てもらったんじゃない。
 エジが2点目を決めた後、メインに向かって披露していたカニダンスに、自ら参加。
 ・・・・・そんなコトしていただくために、来ていただいたワケでは***

*本日のオーロラビジョン*
 最終節を目前に、新しく発表されたCGのアニメーション。
 「新潟の星」 いーくん、満を持しての登場。
 アタマの数秒間で勝負あった。
 チューリップから生まれた、チューリップ太郎。おもすれー。
 カニダンスに隊長が混ざっていたのにつられてか、ビミョーなアクションで参加してましたなあ。

*本日のFC東京*
 いえ。特に語ることもないんですが。
 4月に当たったときと比べてみると、守備がガツガツ来てたよな。と今おもふ。
 エジがボール持つと、両側を併走する2人は、ダレ。モニと、藤山さん?
 モニがいたのは確か。なんか、馬車みたいだった(笑((
 試合が終わって、売店の前でチーム新潟さまに遭遇した時
 勝ったうれしさに「モニワがぱつぱつだった♪」だの
 「石川ナオは地方のスナックのママさんにいがちなタイプだ」
 と言い放ち、モニ&ナオLOVEなみなさまのヒンシュクを思い切り買ったのはワタクシだ。
 「ヒドイいわれようだww」 ハルさん、モアちゃん失礼いたしましたん**

*本日のありがとう*
 とびきり風がつめたかったこの日。
 ポットのお湯でつくっていただいた具沢山のみそ汁と、おにぎり(涙((
 ダンマク持ったり、なんやかやで徒歩なワタクシたちは、なるべく荷を持ちません。
 いつも楽しいごはんタイムを過ごせるのは、チームいいのさんのおかげでございます。
 多謝多謝*****



あの試合に、勝っていたら。
でも あれはただのきっかけに過ぎません。
今回起こってしまったことは とても残念で多くの人の心に傷を残しました。
けれども、クラブにとっても、ワタクシたちにとっても大切な選手達を
理不尽な暴力から守るという意識の希薄なクラブ側の認識を変えてもらわないかぎり
今回のことは終わりません。
やったことは、やったこと。
事実確認中のままになっている経過に、
まずはきちんとした処分を引き続き下すこと。
そこから、始まることがまだまだある。

勝ったから、
そのことだけを考えて余韻にひたりたいのはヤマヤマなんですが。
ずっと怒りを継続するのも 実はシンドイんですが。
忘れるわけには、いかないんですね。

*リンク先に追加しました。
「安心なスタジアムを作る会」。 まだまだ、これから。


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無題
お疲れさまでした。
フラッグお広げ、とっても楽しかったです!
また出来る限り、参加したいと思ってます。
いろいろと教えていただいて、ありがとうございます。

最終戦には、3枚ひろがるといいですね~。
ハナ 2007/11/12(Mon)23:05 編集
コチラこそ♪
ハナさん オハヨーゴザイマース^^

コチラこそありがとうございました!
楽しんでいただけたなら、何よりでしたん。
ワタクシも、毎回時間になるとフラッと行ってフラッと帰ってくるだけなんですが。
なかなか思うように人数が集まらなくて、苦戦してます。
キックオフから観られないなどの難点もありますが、
正面からセンシュのみなさまをお迎えできるメリットも(はあと)。。。

最終節はこそ3枚広げたいです。はい。
またよろすくね~~~***
puucha 2007/11/13(Tue)06:47 編集
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