さよならも言えない。

　　*大分遠征で、『オレ写メ撮った♪』と得意げなアイカタ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょーだい。と言ったらこんなん。


試合の翌日は、間の悪いことに新聞の休刊日でした。
勝ち試合の次の日は、ままあるコトなのですが
夕方に届いたモバアルメールには

ダヴィ選手の登録抹消について

ダヴィたんの所属しているレンタル元のクラブから
『帰ってきてちょうだい』コールを受けて
クラブとご本人が協議した結果　双方合意の上　登録を抹消しました。
というものでした。

帰っちゃうのか。
今日の朝刊には、ゴールを決めたアレたんと
アシストを決めたワンちゃんが　お互いのシゴトを讃えあい
実は誰かが得点すると、遠距離をはるばるやってきて祝福に参加している
千代たんが、やっぱり混ざっている写真が掲載されていました。
どこかに　千代たんの後ろアタマゴルの写真でもないかちら。
と、スポニチを購入して帰ります。
裏一面には、アルビレックスBCの球団初！のサヨナラ勝ちの記事が
メインで取り上げられ、まん中には、“アルビ上昇気流”の大きな文字。
その下に　マイチームの清水戦の記事が載っていました。

さらにその端。
『MFダヴィ登録抹消』
読むと、清水戦のあと　クラブ側（神田センセイ）とダヴィたん代理人が接触。
協議の末　登録抹消に合意した。
んで、スタッフを含むチームには7日の練習直前に知らされ
ダヴィたんはすでに練習に参加しなかった。

うーん。
ダヴィたんがやってきて、チームが動きだして
ここまで　いろいろ難しい状況が続いてきましたねえ。
難しいコトばっかりだったと　言ってもいいかもしれません。

「日本でのプレーは難しいという思いと、
まだパフォーマンスを出し切っていないという思いがあった。」
神田強化部長のコメントが、すべてを物語る。
『助っ人』ととしてやってくる外国人選手は、
日本人の若手を育てるような
長いスパンで見てあげることが出来ません。
登録抹消にいたるまでの間、
レンタル元のクラブからは　何回か復帰要請があったというから
そちらとしても　切実だったのかも。

クラブと、ダヴィの決断はもう決まったことだから
それにどうこうもないのですが
みんなで頑張ってきてようやく　いい方へまわり始めて
チームは　今季初めて会心のゲームが出来た。
これから、ってなってた時期に。

いちばん苦しかった時期を　ともに過ごしたダヴィたん。
みんなとは、ちゃんと話せたかな。
ともに乗り切ってきた仲間が　いちばん後に聞かされるなんて
ちょっと切ない、と思うワタクシはあまいのか。



こういう風にセンシュがサヨナラするとき
ピッチの外側のワタクシたちは　いつもサヨナラさえ言えない。

んで、スポニチだが。

後ろアタマゴルを決めた千代たんですが

あの時の彼のミッションは、　
“ニアで引っかからないようにブロックする”
誰かが決めるためのサポートに回るはずだったそうで。
それが、
『いいボールが来たんで』　と本能で反応（笑

そういえば　
唯一この目で見た千代たんゴルは
アウェイ大宮戦＠2007。
あの時も　至近距離にいたナガタミツルさんをブロック（というか押しやって）して
決めてましたな。
さすが　試合中は ばりカッコイイ。