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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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すとん と食べなくなった。

先週の金曜日。
仕事から帰ると、カラカラになっているはずのお皿に
昼に出したごはんが残っていた。

いつもなら飛んできて、大きな声でごはんの催促をするのに
寝床にしている座布団に横になったまま。
新しいのを出して、お皿の前に連れてきても
ちょっと見ただけで 寝床の方へと向きを変えた。
どうしたんだろ。
目のちからのない感じ。よたよたとした後ろ足。
カリカリのごはんを食べられなくなった時に見た覚えのある症状が
また表れて不安になる。


かたいカリカリから今の缶詰に変えて以来 
ボケも手伝ってか旺盛な食欲で
夜中や早朝に 必ず1回はごはんの催促に階段を上がって
寝室まで起こしに来るのが日課だったのが
金曜の夜は ずっと静かなままだった。
猫ドアが開く小さな音がしてすぐに聞こえる張りのある鳴き声を
少なくとも1年以上 毎晩聞いてきた。
爆睡して気づかない日ももちろんあったけど
早朝はともかく 3時くらいだったりすると結構つらくて
これいつまで続くんだろ と
勢いよく食べる猫プーちゃんを見ながら
小さい灯りの中でタメイキついたりしていたのに
起こされないのはとても物足りなくて
目覚ましで起きてから 下へ降りて行くわずかな間が不安でいやで
座布団の上で横になっている背やわき腹が動いているのを見て安心するのだった。


土曜日は試合があったり
日曜は町内の雑用があったり
なんやかやしながら 眠る猫を見ていた。

急に起きたと思ったら、じっと見てきたので写真を撮る。
  


夕方も過ぎてくると、“食べなくなった” ショックもひと段落してきて
じっくり観察モードに入るくらいになってきた。

確かに食べている量は落ちてはいる。
いるけども、食べようと言う意欲はどうもあるようだ。
たくさんは無理みたいだけど
食べる気はむしろ満々のような。

で、咀嚼しているところを観察していると
とても食べにくそうにしている事に気がついたのだった。


『この歯、グラグラしていますね。』

いつかの予防接種に お医者さんに行った時に言われた言葉。
『痛いだろうから、抜いてしまいましょう。』
全身麻酔の上、片方の犬歯を抜歯。
その時の血液検査で、腎不全が見つかるのですが
グラグラの歯を抜いたおかげで 
もりもりと健康的な食生活を今日まで維持してきたわけで
もしかしたら 今回もそのパターンな気がすごくする。
だって 食べる気満々だもの。


月曜日。
仕事の帰りにお医者さんへ寄ってあらましを話し
水曜の朝、お医者さんへ同伴。
予め話をしてあるので 手順も早い。
診察をして下さったのは、以前『抜いてしまいましょう。』と言った先生だった。
猫プーちゃんのカルテには、“きつい” と注意書きが書いてある。
『今日は触らせてくれるかな。ちょっとおクチ見せてねー。』
全盛期には 抱っこなぞとんでもなかった猫プーちゃん。
びっくりするほどおとなしかった。


初見によると、ウチの猫のくちの中はとてもキレイだそうだ。
『口内炎も歯肉炎もないし、歯も問題ないですね。』
あら意外。自分のくちの中がキレイと言われたような、
コソバユイ気持がわいてくる。
『もうちょっと開けて、あーん。』
一緒に覗き込む。ホントだ。歯ぐきは腫れもなく、
歯磨きした事がないとは思えない出来映え。
うんうん。とうなずきながら診ていた先生、
角度を変えた途端 『あら。』
思わずつられて見る。なんだコレ。
上の向かって右の歯列に、1.5センチくらいのミルキーみたいな塊りが。
『巨大歯石が。』
え。
センセイひるまず指でガコン。
カランと診察台の上に転がる、まさに巨大な。
歯石かー。
こんなんが歯にピッタリくっついてたら、そりゃ食いづらいわー(*_*)
食べにくそうにしてたのは、このせいかも知れませんね。
このせいだったらいいなあ。
全身麻酔も抜歯もすることもなく、
腫れ止めと抗生物質の注射を1本打って診察終了。


お医者から帰ってきて2日たち、また金曜日がやってきた。
猫プーちゃんはというと
今までの分を取り返すイキオイで食べるんじゃないかと
ひそかに期待していたのに
そこまで劇的に食が回復するわけでもなくて
夜中に起こしににも来ない。
それでも 目のチカラは戻って来てるし
食べる量も少しずつだけど確実に増えている。

今回 プーちゃんはたぶん
またひとつゆるやかに階段を下りたのだろうけれど
(天国への階段なら、上がったと言うべきか)
むしろここから。
まだまだ終わらない。



真下に向かって爆睡ちう。




















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仕事用の腕時計の電池が切れました。
ひと目で時間が判るように、デジタルのタイプを使っていたのですが
朝見たら画面が真っ白で意表を突かれました(*_*)

電池交換をしてくれるお店を探して アピタ西へ。
10分から15分で出来ると聞いてビックリ。
便利だわー。
お店の人も感じよかったし。
以前アイカタの時計の時は、選んだお店のせいか
3日くらいかかって、しかもここより高かった。
ブーツの踵の張り替えもしてくれるそうなので、また来よう♪
『お待たせしました。』 と渡してくれた時計は、
実は3分遅れていたのを、ちゃんと調整してくれていました。

すぐに腕につけて、クルマのハンドルを握る。
ちゃんと3分進んでいる。
何故ならクルマについている時計と同じ数字だから。
スバラシイ。
仕事に行く時はたいていせかせかモードなので、
思えば3分のズレにもイラッとしていた気がする。
もう、それもなくなると思うと、スッキリしました。


腕時計をしなくても支障のない人も
世の中にはたくさんいらっしゃると思いますが
身につけていなくても 
身の周りには時刻を知らせるツールがあふれています。
テレビをつければ、画面の隅に。
携帯電話。 給湯器のパネル。 電子レンジ。 炊飯器。
寝室へ行けば、目覚まし時計。
で、あきらかに炊飯器が遅れているのを把握。
ついこないだまではおかしくなかったのが
5分くらい遅くなっていて、その分予約も遅れます。

直そうと試みましたが、直る気がないみたいで(怒)
じゃあその分早めに予約したらいいのですが
セットするときは忘れている。。

炊飯器だけじゃなく、テレビと携帯電話は合っているけれど
クルマは違う。という具合に時差が存在していたのが
腕時計の復帰とともに 今はそれそれが協調したらしく
確認したら足並みが揃っておりました。

3分くらいの違いって、
生活の中ではまったく支障ないけどねー。
と言いながら 掃除の時は必ず腕時計をします。
で、(あっもうこんな時間!!) と焦ったり。
この時ばかりは、1,2分の違いも気になるのです。

  *春はソラマメ。






夜中3時半に起きなきゃいけない日。
寝室に入ってきた猫プーちゃんが、騒がしく鳴いている。
寝る前にごはんをあげても、
朝起きるまでにおなかが空いたと 
必ず一度は起こしにくるようになって どのくらいになるだろう。
鳴き声に うすぼんやりと目が覚める。
ほどなく目覚ましが鳴って、すぐ止める。
真夜中の目覚ましは、隣に住んでいる人も起こしそう。
今日のプーちゃんは、タイミングがよかったな。
廊下に出て灯りを点けると シートの上にUNCHIハッケン。
UNCHIした後に かなりの確率でおしっこをするのは経験から明白なので
トイレに流しながら、おしっこさせなきゃ。と思うそばから
わたしの足にまとわるようにして歩いていたプーちゃんは
あと少しでシートの上に乗っかるというところで
歩くのをやめて放尿(@_@。
う。
何か言おうとして あまりにも気持よさそうな顔つきに思わず笑う。
お湯を沸かさないといけないから
床の上にシートをかけて 階下へ降りる。
上で後片付けをしている気配が聞こえてきた。
パンを焼く。
降りてきたアイカタも、粗相をしたプーちゃんを叱らなかった。
気持よさそうな顔をしていたのを思い出して、もう一度笑った。

まだ真っ暗な外へ出かけて行くアイカタを見送って もう一回寝る。
うとうとしていると 猫プーちゃんが鳴いたような気がしたけれど
身体が動かなかった。
鳴き声が続く。 ごはんかな。トイレかな。でも動けなかった。


プーちゃんと 曇りの街を歩いていた。

足元を歩くプーちゃんは、寄ってきたフレンチブルを怖がって
胸元に飛びついてきた。胸に抱えて歩きながらこれは夢だと思う。
もう何年もプーちゃんを外に連れ出していないし
散歩に行く時は必ずリードをつけていたし。
何より こんな街の中を歩いたりしないから。

どこか遠くへ行かなきゃいけないらしかったのに クルマで来ていなかったようだった。
胸に抱きかかえながら、夜寝る時にトイレに連れて行く時みたいだと思いながら歩く。
抱き上げると、前足を伸ばして頬に触ろうとする。
それを抑えて頬を寄せる。
プーちゃんのからだからは 陽に当たって乾いた草に似た匂いがしてきて
それを嗅ぎながら ゆっくりと階段を上がって行く時間が好き。
眠たさMAXのなか、トイレに連れていくのは自分の手間を減らしたいからで
日常のルーティーンに組み込まれている作業なのだけど
腕の中のプーちゃんは まあるくて柔らかくて温かく、確かに生きていて
その作業を特別なものにする。

目的の場所にはなかなかたどり着かない。
気がつくと胸の中のプーちゃんは ずっしりと重くなっていた。
自分のからだを支えられなくなっているような重さ。
小さいのに、この重さは。
胸から離して、向き合うようにして猫を見る。
腕だけで支えているせいで 重さが増す。重たいのに、頼りない。
何か変だ。どんどん不安がやってくる。
変化を把握出来ずにいると
長い息をふうーー とつくと 瞳が上へせりあがっていって
それから目を閉じた。
あ。この子はいま 死んで行くんだ。

夢だとわかっていて
まだその続きの中にいるとわかっていて
そこだけがリアルに息づいていた。
目が覚めると あんなに鳴いていた声の主は部屋からいなくなっていた。

廊下に出て階段を降りしなにすぐ横のトイレのなかを見ると
砂の一部が固まっていて、ちゃんと済ませた形跡があった。
シートの上だったり さっきみたいに床だったり
階段を上がってくる途中で間に合わなかったりと
そういう粗相が目につくようになってからの、砂のカタマリは誇らしげだった。


2012年の冬。 
チームが“奇蹟の残留”を果たしたシーズンオフに 
それまで食べていたカリカリを急に食べなくなった。
お皿のあるトレイまで歩いて行っても、また引き返すようになった。
ソファに乗ろうとして、乗れないところを見つけた時
もしかしたら もう終わりが近いのかと思った。
それから目に見えて衰えて行って
背骨がなぞれるくらい痩せて行って
ちょうど 知り合いのアルビサポの人がそっと撫でてくれながら
『そう、こうやって だんだん弱っていくんだよー』と言うのを
(やっぱりか。。) とうなずいてしまっていた。

食が落ちたのだと思っていたら
実はかたいカリカリが食べられなくなっただけで
柔らかい缶詰をあげてみたら 息せききって一気に食べた。
一気に食べて、ハレバレとした声で “やーー” と鳴いたのだった。

あれから3年。
腎不全が見つかって『このコの腎臓は、3割くらいしか機能していません。』と
お医者さんに言われてから9年。
そうして この13日で 21歳と1ヶ月を迎えた猫プーちゃん。
お医者さんからもらった年齢早見表は 21年で100歳。
表はそこで終わっている。

その先の書いていない時間を まだ猫プーちゃんは持っていて
きちんきちんと夜中にやってきて張りのある声で鳴いては
“ごはんちょうだい” や “おしっこしましたー” 
と主張して あとのほとんどは眠って 1日を生きている。
ゆるやかな下降に気づいて ちょっと構えていると
はぐらかすように跳躍して見せる。
歳が歳だから いつ死が来ても不思議はないと認識しながら
まだ だいじょうぶと思っている。
夢が見せたのは やけにリアルだったのは 慌てるなというメッセージか。

シーズンの開幕戦。鳥栖戦のために1泊2日留守にした。
必ずまた会えるようにと 心の中で唱えながら家を出る。
帰ってくると、トイレチェックと新しいごはんの催促に追われながら
ほっとする。
またシーズンが始まった。


 *猫プーちゃんが敷いている布。
  この冬買ったばかりでしたが、福岡から帰ってきた日に
  36時間の留守番が終わって気が緩んだのか いきなり粗相(*_*)
  今はもうありません。

 


     パンダぱん。

おひさしぶりです。
しばらくぶりです。
ご無沙汰してました。


どれくらいご無沙汰していたかというと 
最後に書いたのが2012年の夏で 今は2015年。

わりと最近 PCのスタート画面がグーグルに変わって
それに伴ってお気に入りに入れていたいろいろがぞっくり消えました。
それで少しずつ、ぼちぼち登録し直していたのですが
まっさらにしてしまうと、以前登録していたけど
最近はほとんど訪問しなくなっていたものもあるわけで(まさにご無沙汰)
そういうものは わざわざ持ってこなくても困らなくて
その困らないものの中に
自分のブログと その管理画面も入っていたという次第**

いざ書こうと思った時に
管理画面を見つけるのに四苦八苦(*_*)
はいれてよかった。


今まで放置していて なんで今なのかと言うと
書いておきたい事があったから と言うしかないのですが。
と書くと、何かあったふうだけど そこまでじゃなくて
唐突に書き始めてもいいんだろうけど
あまりにも ご無沙汰だったので それはまた次にしようと思います。

次はなるべく早くきます。

明日はホーム開幕戦。
939166e7.jpeg   











ようやく梅雨らしいお天気になってきましたニイガタ。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

いい仕事というのはこれ。
扇風機ではあたりまえ。
扇風機が乗っかってる、ちっこい椅子なんである。


もとはと言えば、アイカタの要望で サイドテーブルとしてわが家にやってきました。

ソファに寝っ転がったアイカタが、寝っ転がりながら発泡酒を飲む。
ずっと手に持ってるのは疲れるので、テーブルに置く。
ラクしたいから、テーブルを引き寄せる。
自然ソファとテーブルの間が近すぎて、ワタシは前に座れない。

で、おかまいなしにテーブルをぐいっと遠ざけて座り、PCを開いていたわけですが
缶が遠くなったアイカタは不満げ。
で、折衷案としてサイドテーブルを。という事に。
それからというもの ソファの傍らに置かれたこの椅子は、
立派にサイドテーブルとしての任を果たしておりました。
すべすべの手触りが心地よい、
思わず彫刻刀を探したくなるような美しい木肌の 職人さん手づくりの椅子。


扇風機を出したものの、なにせちっこいのよね。
最初はテーブルの端っこに置いてみたけど、コンセントまで届かない。
テレビの方からのテーブルタップにつなぐが、
線がごちゃごちゃして見た目もよろしくない。
引っかかったりしてもいやぢゃな。
んー なんか。
ナンカないかな。と思った視線の先に 『いた。』
高さちょうどよし。
コンセントもちゃんと空いてるところを使ってスッキリ♪

『オレのサイドテーブルは?(T_T)』

いやいや。
あれはもともとが椅子ですから。

 
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