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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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中越沖地震から5日が経ちました。
いろいろな報道がTVや新聞を通して流れてきます。

つい最近、「へええ。」と思ったのは 
ぺしゃんこになった古いお宅のがれきの山の上を走り回る、ミニチュアダックスの姿でした。
ロングヘアーというヤツなのか、耳がたてロールになった いかにもペット然としたそのコが
災害救助犬と聞いてビックリ。
もともとは狭い横穴のなかの獲物を獲るための猟犬として改良されたこの犬は、
ちいさなカラダを生かして、大きな犬が入っていけない、狭い場所へもラクに侵入できるから、
適性があるんだ。ということでした。
もし、真っ暗ななかいろんなものの間で動けなくなっていて。
ちいさなイヌがそば近くまで来てくれたら、どんなにかほっとするだろう。

9.11のテロの時、災害救助犬の存在がクローズアップされていましたが
「生きているヒト」を救助するように訓練されている彼らは
一生懸命に探してもみな生体反応がなく、
ストレスでノイローゼみたいな症状が出たコもいた。という記事を読んだ時、
なんともいえない気持ちになったことを憶えています。

埋まっている地雷を探し出すように、訓練された「地雷犬」。
『地雷探知機を使うよりも安全で、コストがかからないから』という理由で
開発された彼らのごほうびは、仕事の後の、ボール遊び。
仔犬の頃に、ニンゲンにボール遊びをしてもらった楽しさを憶えていて、
ボール遊びしてもらいたい一心で、仕事をするんだ。という説明に
ものすごいハラが立ったことも。

なんも、できなくていい。
一緒に暮らして、時々しかったり、おもしろいことしてくれて笑ったり。
そうして、先にさようならをいって、いってくれたら。


2004年の、7.13水害の時。

2階の窓の際まで水が上がって、ボートで避難するお年寄りが大事そうに抱えていた、
スーパーのビニール袋の中には。
フクロのカタチなりに、くるんと丸くなったネコが入っていました。
他には、なにも持っていない。
だいじなんだな。 わらいがこみあげてきて、うれしくなった。


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