忍者ブログ
アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


きのう、正式に発表されるまで待とう。 と思っていたニュース。

地震があって、docomoが全然使えない。メールももちろん送れない。
ちょっと落ち着いた頃に相次いで届いた2通のモバアルメール。

【ディビットソン 純 マーカス選手 ヴィッセル神戸へ期限付移籍のお知らせ】

【鈴木慎吾選手 大分トリニータへ移籍のお知らせ】

内容についてはもう時間が経っているので割愛いたしますが。
むしろ驚いたのはマーカスの方で、昨日の練習の時もいないな。と思っていたのですが。

7月1日に見たサテの時も、見ていてつらい感じがして。
ボランチのはずなのに、DFに吸収されまくり。ボールにさわれていませんでした。
ニイガタのサッカーにフィットするのに、もう少し時間がかかるのかな。と思っていました。
神戸さんに望まれ、自分でも出場の機会を求めていく、ということなら。
なにより本人が希望するのなら、何も言うことはありません。
トップチームでプレイを観るのは、もう少し後の楽しみにとっておくことにします。

慎吾さんは、もう少し複雑な気持ちがします。
このヒトを観たのは、2004年からでした。

2003年の後半から、アルビレックスのゲームを観に行くようになって、
最終節のあった11月にはズブズブ。シーズンが終わり、2004年。
今年はシーズンパス勝って、思う存分ハマるぞ。と思った矢先に病気が見つかりました。
「手術しましょ♪」 コトもなげに言われ。
で、日程がいつまでも決まらなくて、ホームゲームのチケットが買えなくて。
ようやく入院。明日は手術。というその日。
病院の売店で、アルビレックスの季刊号を買いました。
「百花繚乱」というサブタイトルがついていました。
病気そのものは、驚くようなものでもなかったのですが、一応は外科手術。
ちっちゃい時に、ヘントー腺を切ったくらいで大病もしていないワタクシはびびった。
手術が終わったら、すぐに歩けるようになって、ビッグスワンへ行くんだ。
その時の表紙が、慎吾さんでした。
その年のニイガタ花火は、打ち上げの場所が変更になって病室のマドからとてもよく見えた。
部屋のみんなと、お見舞いにきたアイカタと、ぼーっと眺めたのを思い出す。
退院して9月。行きたかったけれど、まだダメ。と言われて、
TVで観た、ホーム広島戦。J1昇格後、ビッグスワンでの初勝利はこの日。
慎吾さんと、ファビーニョの感動的なゴールでした。

シーズンの終わりには、いつもどこかへ移籍するんじゃないかと
最後まではらはらさせてくれた慎吾さんですが。
昨年の終わりころには、少し変わってきた気がして。
ブログを読んでも、まず、自分が上手くなること。
それがチームのチカラになる。というスタンスだったのが、
『チームのために。』という言葉が聞かれるようになりました。
サカモト隊長、ウッチー、慎吾さん。みな、同じ年。
「おとなしい。」と言われるチームにサカモトさんがやってきて、
少しずつ触発されてきたような感じも見えた。
ジュンスズキ監督の目指すサッカーがじわじわと浸透し始め、
センシュのみなさま1人1人のカラーが、時間を追うごとにはっきりしてきて
試合を観に行くのが楽しみでした。
その歩調になかなか合っていかない今年の慎吾さんが、気になっていたのは確か。

前に、他サポさんと何とはなしにした会話を、思い出す。
「たとえばね、今までバリバリにやってきたセンシュがゆるやか~に
下降線の状態に入ってきて、そこへ、新しいコがもうイキオイでぐーん。と伸びてきて、
それがこう、重なる時期ってあるよねえ。。。」
そういったワタクシに、その方は
「あー、そういう時はねえ。コッチ(下降線を作って)の方のヒトがカシコクなんないと。
むずかしいのよ。」

下降線という表現はきっと慎吾さんにはあてはまらないと思います。
けれど、チームの中で役割を求められ、あるいは自らが生き残るために、
自らのプレイをみごとにシフトチェンジしたプレーヤーをマイチームの中でも知っています。
最初から試合に出られなくても、途中で代えられても、
ピッチで目一杯のプレイをしたあのセンシュのことも憶えています。
変わろう。と決めた時に、彼らがどんな覚悟をしたかどうかはわからないけれど。

チームに所属していても、選手1人1人は、個人事業主で。
自分の名前の看板で勝負し、すべてのことに、自分で責任をとっていく。

「悔いを残したくないから。」という理由で、自らの意思で移籍する慎吾さんもまた
覚悟を決めたのですから。
もう、頑張れ。というより他はありません。
悲しくはない。ないが、さびしいかな。でも仕方ないね。

とにもかくにも。
「少数精鋭」でやっている上に、2人も外に出してしまって。
このさき誰かケガしないとも限らない。
誰かがまた代表に呼ばれないとも限らない。紅白戦もままならないようでは、どうしましょ?


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[229]  [228]  [227]  [226]  [225]  [224]  [223]  [222]  [221]  [220]  [219
忍者ブログ [PR]