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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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だんだん、タイトルがワケわからんくなってまいりました。 (あ。前からですね。)

朝の穏やかな天気は、しかし時間とともに風をともない、やがて冷たい雨を呼びます。
寒い中 始まった5連戦を締めくくる最後のゲーム。

それでは、まずは結果からね。

G大阪 1-2 アルビレックス新潟

得点者 ) 43分 遠藤保仁(G大阪) 44分 シルビーニョ(新潟) 82分 矢野貴章(新潟)
選手交代) 70分 ヤスダout バンドin   85分 バレーout テラダin    *G大阪のみ

開門を待つ間、時々は日が差して、まだ暖かったのですが。
雲が重たく降りてきて、気温がどんどん下がり始めるビッグスワン周辺。
とにかく、風が強くて。中に入っても、風が強い。表の売店はみかづきのみ。
テントすら出せないほど。いま思えば、3月の鹿島戦の方が、よっぽど暖かかったなあ。

N2の、今日はよりゴールマウスの真裏に近いところを確保。
売店に並ぶ。今日は、外がダメだったせいもあってか混雑ぐあいがキツい。
並びながら、メニューを眺める。
う~ん。今日は、あったかい汁モノがいいなあ。豚汁はないし。
あっおでんがあるじょ。寒いし、おでんにしよう。 と一度は決めたワタクシ。
ところが混雑している為、ヘンに考える時間がありまして。
( ・ ・ ・ ・ ・ ) つらつらと考える。
でもさ。 たれかつ丼あるよね。 今まで、ずっと食べてたよね。
きっと、カンケイないけど、ホームでは負けなしだ。
カンケイないんだけど。今日、たまたまおでんにしてさ。
そんで、たまたま。とか言ったら、気分ワルイぢゃん。
自分の番がきて、「えーと、たれかつ丼。」と言っていたワタクシを、どうぞ笑ってくれい。
そんなもんだ^^;  
席についてかつ丼タイム。ええ。このまま食べ続けますとも。
・・・ただ、強風に、うっすいたくあんが飛んでいったのには笑いました。
拾って確保しましたよ。モチロン、食べませんでしたけど。

おひろげに集合。待っている間、レディースや、アルビレックスBBのミナサマを見る。
強風で懸念されましたが、協議の末、表ジャージ1枚のみを広げることに決定。
選手入場。
エルビスに合わせて、サンクスデイで配られた亀田製菓サマ謹製の「闘え新潟」手ぬぐいが
タオマフに代わって掲げられます。
この時、ビッグスワンに薄日が差す。ひるがえる手ぬぐい。響き渡るエルビス。
B1から見えた光景は、美しかった。じん、としましたよ。4万人で埋め尽くせたら。
選手には、どれだけ励みになっただろう。


この日のスタメン。日報と、Week!と、スポニチで割れた。どこが割れたかというと
左サイドハーフが、慎吾さんか、アトムたんか。
フタを開けてみたら、アトムだった。しんごさんは、ベンチにもいませんでした。
右に、リシャたん。
FW の2トップは、キショー-エジ。
ボランチは、勲-シルビーニョ。 4バックスは、左から隊長-ナガタミツル-千代たん-ウッチー
GKは、北野さん。
このメンバーは、ある意味ワタクシの中での理想形のヒトツ。
これをベースにマイナーチェンジは多々ありますが、うれしくてうはうは。。
前日の情報で、千代たんがネンザというのを聞いて不安でしたが、
スポニチの記事通り、強行出場。 もっとも、おひさるに出てなかったから、
軽症というのは、ホントなんでしょう。さすが、「激しく、強く。」ですわん。
サブのメンバーは、ノザ・ナカノヒロシ・千葉ちゃん・テラ・ワンちゃん・カワハラ・フカイさん。いじょ。

前半。
なにか時間の経過が早くて。FC東京戦とは大違いだ。
印象としては、ウチの方はやはり守備に重点を置いている感じでした。
G大阪サイドのコートでゲームが展開される場面もありましたが、
SBは上がりを押えていたような。CBは、この日もとても落ち着いていた。
向こうのFWは、マグノマグマグと、バレー。という核弾頭さんたちでしたが、
ウラを取られる場面ほとんどなし。
バレーたんよりか、マグノマグマグのくねっとした動きが数段コワかった。
ただ、あちらのセットプレーが多くて。なんど遠藤ガチャピンさんがボールの前に立ち、
N1の方々のブーを聞いたことかw

対して、マイチーム。前半のシュート数は、なんと1本のみだったそうで。
途中から、コレは1点勝負のゲームかな。というヨカン。
このまま0-0で折り返すかと思われた前半43分。
日本代表加地サンのクロスから、ガチャピン遠藤がシュート。
これを、北野さんが一度は止めます。上から見下ろす。
ボールを抱えるようにして、丸くなる北野さんの背中。
封じたように、見えた。次の瞬間、動きの止まった北野さんの足の間から、
スロー再生のようにボールが後ろへ転がる。
ゆっくりと、ゴールラインを割ったのが見えた。
G大阪、先制。イヤな時間だった。うーん。

けれど、花嵐のようなこの日、これでは終わらない。
すぐにやって来るチャンスは、向こう側のマウスのそば。
向かって右側から、エジが真ん中よりにいたリシャたんへボールを送ります。
G大阪は、エジがボールを持つと必ず2人で囲み、リシャたんも徹底マーク。
この2人からの攻撃は、相当キツいと思われましたが。
エジからパスを受けたリシャたん。独特の動きで、後ろから倒されながらもボールは失わない。
そのままカラダの前に落とすと、それを捉えたシルビーニョがシュート。
これが、前半放った唯一のシュート。
相手GKは、北野さんと同じように、一度は止めますが、
そのスピードと威力に止めきれず弾いてしまい。
そのままマウス内へと吸い込まれて同点。
取られてすぐの、同点弾。いいよいいよ~♪ さあ、後半だ。

後半。
先頭切ってやって来るのはもはや仕様の隊長。
その後やってくるコは、日によって違うのですが、隊長は常に先頭。
円陣を組んで、ダッシュで散るのも、もはや伝統。美しい。
後半に入ると、徐々にですがウチのコたちの攻撃シーンが増え始める。
モチロン相手はG大阪さんなので、そうそうチャンスはない。
ないが、前半はほとんどなかったアトムたんのスペースを見つけて飛び込む動きが
功を奏すというのか、前節に比べて動きがはっきりとよくなっています。
隊長が攻め上がって、フリーでシュートを撃つ場面も見られましたし、
キショーが外すお約束もモチロン。詳しいシーンは忘れたがな。
そうこうするうち、向こうにもチャンスが生まれ始めたようで、何度か北野さんがマウスから
飛び出し、逆側へシュートを撃たれるも、外す。というシーン続出。
あちらのシュートミスにも助けられ、DF陣は粘り強く守り。
ああでも、やって来てしまうお約束のお時間。ウチのコたち、一瞬のフリーズ。
来た?足、止まった?時計を見る。後半24分経過。ヤバい。
でもガンバレ。ガンバルのだ。今頑張らんで、いつ頑張る。

そうこうするうち、あまりの膠着状態に業を煮やしたかニシノ監督交代のカードを切ります。
70分。ヤスダに代わってバンド。出たーーー!!
いがぐり3兄弟(だせーーー。。)喜多ーーー!!! (ガンバカラーで)
G大阪さまが誇る、魅惑の3トップ。バレー・マグノ・バンドさんの揃い踏みだす~。。
もしかして、ケッコウ必死でしたか? >ガンバさま。
だがしかし、対抗する魅惑のDF陣(当社)踏ん張る。
やがて、どういう流れなのかまったく憶えていませんが(またかよw)
ゴル裏、こちらサイドでコトが運びはじめる。
向かって左サイドで惜しいシーンが繰り広げられ、
マウスの横でアトムたんが大の字になる。アレは何だったのだろう。まあいいや。
時間にして82分。アルビレックス新潟は、何回目かのCKを迎えます。
少し前から、スタジアムには一種異様な空気が満ち溢れ始めて。

「ここだ。」と、何者かが告げる。それを、
たぶんほとんど同時に感じ取った ピッチ上にいる選手たちと、観客席のサポーター。
鳴り響く “get's goal !let’s go go !”の大きな塊。
スワンの屋根に共鳴し、反響し、繰り返す。巨大な言霊。
N2から見て、向かって右側。CKでリシャたんから、アトムへのショートコーナー。
受けたアトムがキープして、クロスを上げる。
上から、見つめる。山なりのクロスは、孤を描いてマウスを超え、左サイドへ。
そこからヘディングで折り返されたボールを、
真ん中で待ち構えていたキショーが、ヘディングで決める。
嗚呼。なんて美しい・・・。。声の、大洪水。
感動しながら、ピッチ上を眺めるワタクシ。
キショーさんのヘッドがネットを揺らすのを確認するや
リシャたんに向かって飛びつくアトムたん。混ざるキショー。
向かって右サイドで繰り拡げられるきゃっきゃきゃっきゃ。
まあ、カワイイ。と和んでいるや、あら?
対照的に、左サイドで仰向けに倒れたままのダレか。うん?
ダレ? 上にエジが乗っかってきゃっきゃきゃっきゃ。
・・もしかして、キショーの前にヘディングしたヒト?
去年の慶治サマ張りに倒れてる。(@名古屋戦in ビッグスワン)
後で確認したら、千代たん。やったーー!千代たん!すごいよ千代たん(涙)。

85分。G大阪さん、2枚目の交代カードを切る。
バレーたんに代えて、テラダ。いがぐり3兄弟、解散。乙。
対して、マイチーム。交代なし。5連戦の最後のゲーム。交代は、なかった。
「キミタチだけで、勝ち切っておいで。」というジュンスズキ監督のメッセージ。
ロスタイム2分。 ボールキープするエジ。タイムアップ。

勝った。 対ガンバ戦でたぶん初めて、普通に試合して、がっぷり組んで、勝ったゲーム。
先制され、追いついて、逆転。
みんなが、みんな頑張った。よい試合だった。

ウチに帰ってから、ミナサマのコメントを読む。
試合内容もよかったせいか、ミナサマのコメントも出色の出来だ。
文字のみで語られるそれは、けれど血が通っている。

2点目の得点シーンで。
千代たん。 「最初自分で打とうとしたけれど、身体が伸び切っていて
        GKとDFが見えたので折り返した。」

キショー   「アトムからボールが上がった時に自分の頭を越えたので
         折り返しが来ると狙っていた。準備をしていたので決めることが出来た。
         サイドからいいボールが来るので、信じて待っているだけ。」

折り返せば、決めてくれる。
必ず、いいボールが返ってくるから、という信頼関係。

DF陣のコメント。
ウッチー   「終盤に相手が3トップで来たときは、出来るだけ同数で守らないようにした。
         勲が気を遣って戻ってきてくれたので数的優位を作れた。」

ナガタミツル 「後半3トップにされた時は脅威を感じた。最終ラインの4人で見ていたけれど
         SBが上がる局面では3対3になることも。勲さんが効いていた。」

本間勲    「危ないシーンも多かったと思うが、そこで後ろの選手たちがよく守ってくれた。
         最後は、相手が3枚にしてきたので残ってスペースを埋める事を心がけた。」

次々に変わる局面の中、自分たちで考えて打開しようとしていたのがよくわかります。
G大阪が点を獲るために選択した策で、チームはまた成長したような。。

*本日のアトムたん*
前節に比べて、動きがよくなっているのがわかりました。
今季お初のフル出場。 特に後半は、攻撃によく絡んでおりましたし、
守備にも貢献できていました。ボールをはたいて渡す時に時々やらかすパスミスっぽい
ヤツは、ご愛嬌か?アレが減ったらさらにヨシでしょうか。
フルに90分、動き続けられたことは大きいでしょう。もっとガンバレ♪
どうでもヨイが、スローイングの時、目一杯カラダを伸ばして
バックスイングを取る姿がカワイすぎて笑ったのはナイショだ。。

*ひさびさに現われた、ミエナイチカラ*
2005年の、リマ以来と思う。セイゴローを包み込む、あのパワー。
声が音のカタマリになって、スワンからまっすぐに昇華する、あのパワーは何なのだろう。
「勝たせたい。」と念じるパワー。「勝ちたい。」と欲する強いキモチ。
シンクロ出来た時にだけ、発動するミエナイチカラ。
久しぶりに、その場に立ち会った。
あの空気を共有できるシアワセは、立ち会ったヒトにしかわからない。

帰り道。スポーツ公園の中に連なる桜並木。
花がひらいたばかりなのか、あれだけの風のなか。花は枝から落ちていない。
吹かれるままにしなる枝のその先。

タイトルの有名な詩。 「さよならだけが人生だ。」と続きます。

*本日の、アリガトウ*
最近めっきりお世話になりっぱなしの いいのさん。
今日もお世話になりましたん。^‐^
待っている間のお話、楽しかったでございます。
またしてもいただいたおにぎりとごまプリン**スワンでいただくおいしさ。
いつも、ありがとうございます***





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無題
“get'goal~”のコールをビミョウに間違って叫びまくってるような気がしてきました。
前にイヤーブックかなんかで確認したつもりだったんだけど。
周りの声に耳を澄ましても、これまたビミョウ。
最近の本に載ってたかにゃ?
puucha 2007/04/15(Sun)13:41 編集
桜咲いてましたね。
“get'goal~”はあれのことだな、と判るくらいまでになって参りました。
以前から気になってたのですが、一曲ユニコーンの曲ありますよね。

昨日は素晴らしい試合でした。
貴章選手のゴールの時はまた立場を忘れて・・・。
貴章選手のヘディングはもちろん、チヨ充選手のヘディングアシストがおっとこまえでしたね。
あの頭の振りがパンチ効いてました。(アホっぽい表現しか出来なくて恐縮です。)
でも、後から押し寄せる悔しさ。
腐っているヒマはない。
例え、短い時間でもゴールを決めるスキルとハートを身につけろ。勝負なんやろ。

代表:貴章選手のついでに篤人もよろしゅう。
さるい 2007/04/15(Sun)23:16 編集
もしかして。。
うふ。教えてもらったじょ。
やっぱりワタクシ嘘を歌い続けておりましたん。
“Let's go!get's goal oh!”がホントウ。ひゃあああ~(汗)。。とりあえず、声を出すのが大事ってコトで・・・教えていただいて、サンクスです♪

>さるいさん^‐^
14日は、TV観戦でしたか?
そちらも勝たれた由、おめでとうございます。
野沢さんが復調されたそうで、ヨカッタですね。ケガしてるコが戻ってくると、ほっとしますね。

ウチのコールを覚えておしまいになるとは**
ユニコーンの歌は、「I'm a Loser」ですね。これは、「アイシテルニイガタ」という、新潟サポにとっては永遠のラブソングと言ってもよいスタンダードでございます。
この日、本当に久しぶりに歌いました。
いえもう。立場を忘れていただいて、うれしゅうございます。
千代たんのオトコマエぶりに気づいていただけただけで、
「千代たんカッコいいキャンペーン」を張ったかいがあったというもの。

この日は、交代のタイミングがありませんでしたね。
彼にとっては、歯がゆい時が続きますが。
それでも、日曜の練習試合でも、ものすご前向きです。誰より前を向いて頑張っていますよ。
気が揉めることですが、だいじょうぶ。必ず、やってくれますよ。うん。

>ウチダアツト!来ましたね~!!
19歳ながら、レギュラー張ってるから。スゴイな~。ウチの末っ子たちも頑張ってほしいものなり。
なげーよ。
puucha 2007/04/16(Mon)18:17 編集
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