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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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どこが、よかったのだろう。
今までだって 選手は必死になって勝とうとしてきた。
最後まであきらめずに 足を止めずに走り続けた。
けれど勝利の女神は きまって最後にはそっぽを向いた。
これがホントに、最後の最後。
するりとカラダをかわし続けたサッカーの神様は
ビッグスワンで ついに微笑んだ。
 
それでは まずは結果からね。
 
アルビレックス新潟  3 - 2  ガンバ大阪
 
得点者 ) 10分イサオ31分ワンちゃん(新潟)32分テラダ(大阪)
      61分ルーカス 89分ウッチー(新潟)
選手交代) 77分 千代たんout 慶治サマin
 
いじょ。
ずいぶんと時間が経ってしまいました。
最終節の あの悪天候のなか カサなしで(壊れたんw)
雨雪をかぶりながら歩いたために、めっきり体調を崩しました。
翌日は1日寝て過ごし、月曜も21:00就寝。
それでもまだ 背すじからオカンが離れてくれませーん。
でもいいや。勝ったから。
勝ったんだ。マイチームは。
 
12月6日、土曜日。
前日からひどいお天気だったニイガタ。
ザザ降りの大風。雨嵐。
明日の予報は“暴風雪”。(-"-)
せめて 雪ならまだいーや。雨だとばちゃばちゃになるからさ。
雪なら、払えばサラサラだしね。
ささやかな願いは すでにドッカへ消えていました。
防寒対策はしっかりとして、今年最後のスワンへ向かう。
最後にするんだ。絶対に。
いつもどおりにウチを出たはずなのに
抽選の待機列は いつもの何倍にも膨れ上がり
カナールの真ん中あたりにある橋のあたりにいるはずが
向こう側の売店の裏あたりまで伸びていた。
あらら。
まー。こんな天気が悪いのに みんな出足が早いのねー。
つか ふだんからこれくらい来てくれたらいいのにね。
抽選を終えてからプレビュー本を購入、雨だらけで展示室へ。
ここもヒトでごったがえしています。
トイレも超混雑。やっと戻ると、
すでにアイカタ&カオルたんの姿なし。
ダンマク張りに行ったらしい。
あわてて集合場所まで急ぎます。なんかあわただしい。
と思う間もなく 
360度から風が吹いてきて 顔をあげていられない。
ベンチコートのフードをしっかり押さえて、
風をやり過ごそうとするけれど
前にも後ろにも動けず、立ち尽くす。
ナンダコレー(・◇・)
遭難しそうな風はしばらく続いた。
ニイガタで冬にサッカーやるってことは 
こういう風が四六時中吹く中 
移動しなくちゃいけないってことです。
山の中でも 海のそばでもない、ふつうの市街地です。
周りに建物がないと(あったら余計)いきなり突風が吹きつける。
TV観戦だったらしいエライ人は、
1回でも来てみればいいのだ。
風にさえ当たらずに 秋冬開催を唱える資格なぞ ないのだよ。
ダンマク張りにたどり着いたら、もう全部終わってました。
最後だったのにー。
自分で張れなかったことが、ちょっと心残りだったりする。
 
押せ押せで開門。
オナカが空いた。N2へ上がって、
今年最後のいいのままん手作りお弁当をいただく。
いつもありがとうございますm(__)m。
今日もおいしいおにぎりさんでした。
来年もまた ヨロシクお願いいたします(殴
この日は 風がまわってしまい 
N2の座席のほとんどが雨浸しだったので
四角に空いたスペースにもぐっていただきました。
コンクリの床は冷たかったけれど、風がよけられた。
来年からは、あそこだな(ひとりごと)。
13:45。
ビッグフラッグお広げの集合時間です。
寒さと雨と強風に不安を感じつつ、集合場所へ向かう。
すでに何人かが集まっていて、
あとからあとから大勢の人がなおも集まっています。
今までとくらべてあきらかに、多い。気がするー。。
すごい。こんな日なのに。
それは、バクスタに行くと確信に変わる。
お天気さえ良ければ、風が吹いていなければ、
バクスタで支えてくださる方が埋まっていれば
フルに広がるくらいの人数が集まってくださいました。
やった(涙((
安全を考えて、ビッグフラッグとビッグジャージ(表)1枚。
計2枚を広げることに決定。
スタンばる。
ピッチでは 今年最後のアップが始まっていました。
 
この日の布陣は、こうだ。
 
        キショー    アレたん
 
ワンちゃん                 リシャたん
 
       テラ         イサオ
 
松尾さん   ナガタミツル   千代たん   ウッチー
 
           北野さん
 
サブ:ノザ・慶治サマ・ナカノヒロシ・コグレ・アトム・カワハラ・ケンゴ
いじょ。
 
前節でカードを4枚集めてしまった千葉ちゃんのあとに、テラが入ります。
試合終了直後、
自らチームメイトに 来年はもう 自分はいないのだと告げたテラ。
この日の彼の働きは 素晴らしかった。
 
細かくて冷たい雨が ピッチの上に同じ強さで降りそそぐ。
チアリーダーズが演技を終えて 
やがてエルビスが降り注ぐなか 
正面からマイチームのセンシュたちが入ってくる。
張りつめた空気が手に取るように伝わってきて 
最終節は始まりました。
 
 
試合は。
この日のゲームを振り返ると、
90分に渡って 今シーズンマイチームが闘ってきたことのすべてが
凝縮されたような試合だったと思います。
得点シーンは、まさにずっとずっとやりたかったことだった。
1点目を決めたのは、イサオ。
あの位置に、イサオがいたこと。
あの位置から、迷わずに打ったこと。
素晴らしかった。開始10分。
あんなにまで 遠かった1点。
この日は いつにもましてみんながみんな前へ出る気概が伝わってきました。
キショーも、アレも。
目一杯プレスに行く。
そうすることで、後ろは準備ができる。
骨身を惜しまずに足を動かすプレーが流れを作ってゆく。
2点目は、ワンちゃんがあげたクロスが、
クロスバーにあたって入ったゴールでした。
今まで、あれが何度はじかれたことか・・・。
ありえへん。。と絶句したことも、1度や2度ではなくて。
けれど 入るときは入る。
入らなかった今までを思えば、なんでやねんと思いますが。
入るときは、入る。
2-0。あれほどに焦がれ続けた、ゴールシーン。
もうこの時点で涙腺がヤバイ。
トーゼン 勝ったとかは思ってない。
思ってないが、
あれほどまでに焦がれ続けたマイチームの得点シーンを
2度までも見られたことのシアワセ。
よく考えると 非常にツツマシイけれど、
ワタクシたちも待っていたんだYO。
でもまだだ。
90分が終わってからでないと 息もついてはならないのだ。
2点目を獲った直後、サイドから攻め込まれて 失点。う。
あっさりと失点してしまうのもまた、今年の特徴だった。
そんなこんな中での
ワタクシの 前半のハイライトは、
中盤でファウルをくれてしまって、エンドーのFK。
この時のスコアは覚えていませんが、相手はエンドーだ。
(だいたいがしてコイツったら、やたらイヤらしい動きをして
ウチのDFに絡んでくるのよねー。
PK狙いが見え見えですわん。その手にのるものかまったく。)
そうそう、ともかく エンドーFK。
ゴルマウス向って右側。 カベを作るセンシュたち。
北野さんから見えているのか?
息を飲む。
蹴る。
見るからに重たそうなボール。
無回転で落ちてくる弾道が、はっきりと見てとれた。
マウスの右の端すれすれ。
思い切り跳んで伸ばし出した北野さんの両手の掌。
弾き出した。
悲鳴。
斜め上だよ!!
スゲーや、北野さん(号泣
すかさずのCK。向って右のコーナーにエンドーが立つ。
ここだ。
FC東京戦では、大ピンチをしのいだ直後のセットプレーでやられたんだ。
集中を。握った手に、力をこめる。
しのいだ。
FC東京戦での悔しかった思いが、消えた瞬間。
ザマー見やがれ(誰にだ)。
そのあとも 何度となく続いたCKのピンチを粘り強く、
粘り強くしのいでゆくマイチーム。
セットプレーから あっけなく失点してしまう時期があった。
そんなシーンがよみがえる。
2-1で前半終了。

後半に入ってからの失点シーンもまた、象徴的でした。
中盤でボールを失うと 
プレスがかからずにガーっとこられてパス出され
ノープレッシャーでズドン。後追いしてしまうDF部。
とられる時は、あっさりいかれちゃう。
ついに、2-2。
相手はガンバ大阪ですから。
後半に入るとパスを回されて走らされる場面が増える。
スタミナは、だいじょうぶか?マイチーム。
走れないなんて、言わせない。だってこれが最後。
時間が過ぎてゆく。
32分。千代たんが突然倒れこむ。
(・・流血?)とまず思ってしまうのはお約束w
遠くてよくわからない。
どんなに倒れこんで動けなくなっていても
必ず起き上がってきていた千代たんに、交代が告げられます。
(;;) (;;) (;;) 
代わって入った慶治さんが しっかりと守るなか
まさに一進一退。
40分を回る。足は、止まらない。
ガンバレ。
 
決勝点の鮮やかさは。
思い出すのは、去年のホーム大宮戦。
どうしても勝ちたかった、大事な試合。
1点が取れなくて ロスタイムもあとわずかと思ったあの時。
あーいう時ってさ。
なんでか相手DFが、シュートをよけてるように見えるんだよね。
 
最後まで攻撃を止めないキショーが
仕掛けてもらったセットプレー。
一度 ゴール前でクリアされたボールは 
一見絡んでいない風にみえたウッチーの前に転がる。
トラップして 手なずけて。
一直線にゴールネットまで飛びこんで行ったボール。
もう、なにがなんだか。

あとは もう憶えていられなかった。

ゴールシーンは とても似ているけれど
あの時とはっきりと違ったのは、
去年 エジがシュートを打った時
ゴール前を固めた相手DFに、
(きっとまた、弾かれる。)と思った自分がいた。
今年は、勝ちを信じて疑わない自分が、そこにいられた。


*タイトルは
 大宮戦の前日に 千代たんにサインをお願いした時に
 「何かヒトコト入れてください。」のリクエストに
 「ん゛~~~・・・」
 と 悩んだ揚げ句に入れてくださった言葉です。
 
 その通りに、なりましたね。
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演出しすぎです!最終戦。
こんにちは!具合はいかがですか?
一年間、サポートお疲れ様でした!
秋春制に賛成したガンバさんに、
冬開催の厳しさを実感していただくのにぴったりな天候でしたね。
犬飼さんにも来ていただきたかったです!

それにしても、サッカーの神様って、いるんですね!
本当に、演出しすぎです!
ゲームキャプテンのいーくん、今年大活躍のわんちゃんが決め、
そして、ロスタイムに貴章くんに当たってクリアされたボールが
選手会長のウッチーのところに行くなんて!
誰が、こんな演出を考えたんでしょう!
こんな試合があるから、サポは、辞められません!
オマケに、淳さんも大喜びでしたし、みんなもうれし涙でしたね!

来年も、どこまでも共に行きましょう!
おれんじ・ゆ~みん 2008/12/10(Wed)15:33 編集
おつかれさまでした。。
おれんじ・ゆ~みんさん コンバンハー^-^

全部終わったとたんに イキナリ体調不良ですの^^ゞ
胃が痛いなんて なったコトないのにー。。

“演出しすぎでしたねー。”と言ったのは、
“最後にホームで出来たのはデカかった。”
と言ってくれたナガタミツルでしたね。
あの試合に演出があったとしたら、
“サッカーの神様”&“セイゴローのマモノ”
に ちがいない。

全部が全部 どこをとっても大切なゲームでしたね。
試合に出られた人も、出られなかった人も。
みんなの想いが結実した90分だったと思います。

どこまでも共に闘う。
と書いたサポーターの気持ちに、嘘はないから。

とはいえ、ホントにつかれましたねー。
選手のみなさまも スタッフさまもサポも
ゆっくりやすんで、また来年です。

おれんじ・ゆ~みんさんも 
このような自分目線なブログにいつもコメントをくださり
ありがとうございます^-^
これからも なにとぞ ヨロシクお願いいたしますー♪♪
puucha 2008/12/10(Wed)19:01 編集
流れ出たよ、コンタクトが。(苦笑)
こぼれ球が、うっちぃのとこに来た時、
私の頭の中では、

『自分たちを信じて欲しい』

と言った、うっちぃの言葉が、シンクロしていました。
ゴール確認後、ぶわ~と涙が。
一通り落着いたら、なんか、ピッチの見え方が変。
片目ずつつむってみたら・・・左目のコンタクトが流れ出たようでした・・・
いつかの千代タンみたいに、スペアのコンタクトをその場で入れようとしても、うまくいかず、結局、トイレの鏡の前で入れ直しました。
選手たちの挨拶には、十分間に合ってよかったよ。
chae URL 2008/12/10(Wed)22:00 編集
コンタクトって、流れ出るんだ(笑
chaeさん コンバンハー(^-^)

流れ出るんだ、コンタクトって*****
泣いたねえ~~~。。。
アタシも泣いたよ。

『自分たちを信じて欲しい』
TVで見たウッチーの表情が、忘れられません。
最終節は土曜日の開催だったけれど
大宮戦、FC東京戦と日曜だったじゃん。
前日に行くわけですよ、セイローへ。
そうすると、もうセンシュのみなさまの表情がね
みんな悟りを啓いたかのように穏やかで(涙
人事を尽くした人間の顔でした。

ドッカのお金持ちクラブみたいに
内側からほどけていかない空気をまとっていたのは
ひとえに淳サマのチカラでしょう。

課題は依然としてあるけれど
ここまでまとまることが出来たチームが
もう終わりなんて、淋しいねー。
puucha 2008/12/10(Wed)23:12 編集
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