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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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1週間まえに見た練習試合。
相手は 地域リーグの長野パルセイロ。
聞くところによりますと 
シーズンはひと通り終了して
JFLへの挑戦権を手に入れたところに いまチームは立っている。
その頃のチームって、もう出来上がってるでしょー。
戦い方とか、呼吸とか。

対してウチのチームは
攻撃に関しては まるで半熟タマゴみたいでした。
半熟も 最初のほうの。
ミスが多くて 組み立てられない。
前半のうちに おーしがアタマを切って イサオが削られて負傷退場。
この試合で チームは試したかったこと、
確認したかったことがどこまで出来たのか。
見ていたワタクシたちにしたら タメイキしか出ない。
“どうやって 点取るのかちら?”
おーしたんは大事を取ったとして、イサオは間に合うのか??
不安ばかりが、募りました。

1週間後。
半熟タマゴは どこまで熱が入ったのか。
トレーニングを積んで、どう変わったのか。
期待4割(オマケしたぞい)、 不安6割5分(合わないよー)で向かったフクアリ。
どう変わったか。
確かに変わった部分もあったけれど
それよりも 変わらないもの。
システムが変わっても、メンバーが入れ替わっても変わらないもの。
マイチームは、フクアリで見せてくれました。


それでは いまさらですが結果からね。

ジェフユナイテッド千葉  0 - 1  アルビレックス新潟

得点者 ) 20分キショー(新潟)
選手交代) 66分ワンちゃんout ゴートクin  80分千葉ちゃんout エヴェたんin
        85分おーしたんout マーカスin   *ウチのコのみ。

いじょ。

勝った。
よかった。
ホントによかった。
フクアリに着くまでの不安な時間、
考えても仕方ないのに勝手に次々とわいてくる
想像(たとえば失点シーンとか)たちのオンパレードは
長い長い時間の末 鳴り響いたホイッスルで全部消えました。


9月12日 土曜日。
練習試合の残像と戦いながら クルマの中で考えた。
『よし。PKで点を獲ろう。』
半熟がガンガンに頑張ったとして
目の覚めるような攻撃力を手に入れるには やっぱりまだ無理がある。
攻めに攻めて CKをたくさんとって
それで千代たんやおーしのヘッドで1点、2点。ジウたんでも可。
最後の手段として PAで仕掛けてPKだ。
まず1点ぢゃ。1点ほしいんぢゃ。
ここまで来て、ハタ。と行き詰まる。

『・・・ダレが 蹴るん?』
『・・・ う゛。 :::』     \(・◇・)/
ペドロさんはもうよそのヒト。
キショーは天皇杯@2006の、
リシャたんはナビ予選@2007の呪縛が(-"-)
じゃあ、おーしたん。
ビミョーだろ。の声。
えー そうなん?
じゃあ千葉ちゃん。 じゃあ。。
背番号を1番から言っていきながら 適任者を探す。
結局 確実に決めてくれそうなのは、アトムとゴートク。
という結論が出た頃フクアリ到着(嘘)。
とにかく点を取らなきゃ勝てない。
新しい監督になってからいまだ勝ちのない千葉というチームに
勝ちをプレゼントするなんてまっぴらざます。

今年からダンマクの事前掲出が可能になり
いままで貼ったことのないマラソンゲートに千代たんダンマクを貼って
定番のソーセージを分けていただき ランチにケバブ。
準備万端で マイチームの選手を待つ。
この日の布陣は、こうだ。


          おーしたん       キショー

 ワンちゃん                      リシャたん

       千葉ちゃん         イサオ

ジウたん                          ウッチー

         ナガタミツル       千代たん 

                 北野さん

サブ:黒河さん・ナカノヒロシ・ゴートク・マーカス・ミカド・エヴェたん・アトム
いじょ。
長野との練習試合とほぼ同じスタメンを持ってきました。
ベンチに、みかたん。
気がつけばここ最近、コンスタントにベンチ入りしています。


フクアリのアウェイ自由席のチケットは
試合日の直前まで余裕があったように思います。
“チケットあります。”のメッセージを 何度も見ました。
余裕があったはずのスタンドは
時間の経過とともにみるみるヒトで溢れかえる。
『間もなく こちらは満席になります。 どうか席を詰めて・・』
トラメガを持った千葉のスタッフさんが
階段を上がりながらアナウンスするころには
パンパンに膨れ上がっていたアウェイゴル裏。
すぐ後ろの席には ご年配のグループが。
『ここはずいぶんと急だねえ。通路の幅が狭くて、危ないなあ。』
その通りです。
お願い 落ちてこないでね(祈
初めて来たというその方ばかりではなく、
大勢の人で溢れかえるスタジアムは、
わくわくとした雰囲気に浮き立つようでした。


ピッチにゴールキーパーズが入ってきた時。
フィールドプレイヤーが姿を現した時。
それぞれが作り出す明るい雑多な空気が変わったように思えました。
思いを重ねる対象を得て ここに来た目的を思い出す。
向い側には ど真ん中に『一部死守』の横断幕。
まっきっきに染まった千葉ゴル裏は
選手入場前から“WIN BY ALL!”の大合唱。
思えばこの時がいちばん声大きかったかも@千葉ゴル裏
負けるもんか。
目の前のゴールマウスに北野さんが入って、キックオフ。
試合が始まりました。


1週間の積み重ねの成果でしょうか
試合が始まってしばらくは 攻撃がうまくいっていたように見えた。
これには、“思っていたより”という但し書きがつきまふ。
おーしのところで、ボールがおさまる。
3トップの真ん中から2トップの片方へ役割が変わったからなのか
単に千葉がアレだったのか ワタクシにはわからない。
それでも 前に前に入られたり、挟み込まれたりして
アップアップしていたのが嘘のように 
ボールを捕らえて前に落としてくれるおーし。
周りが動く。みんなで動く。
これよ。こういうのが、見たかったのよ。。。
ボランチは、千葉ちゃんとイサオのコンビ。
練習試合で ばったり倒れ、担架に乗って退場したイサオ。
出場が危ぶまれて泣きそうになりましたが(ワタクシが
みごとに間に合わせて参りました。
名古屋戦と違って見えたのは、
このゲームでは
千葉ちゃんが前目に位置を取って、どっちかというと攻撃重視 
イサオがCBスの前にポジションを取って
ボールを拾いまくっては供給。というバランス。
ヨカッタイサオ~~。。
安心して見ていられます♪
ずいぶんよくなって見えた攻撃陣は、
時間の経過とともにミスも増えていく事になるのですが
イサオがどれだけ働いたか。
千葉ちゃんの果敢な攻撃参加も、
きっとイサオのフォローがあったから。

半熟タマゴは、いきなり成熟しないけれど
連敗していた頃と大きく変わって見えたのは
ミスするのはミスしても
みんなでカバーするために 必死で走り続けたこと。
千葉というチームは、このゲームに当たって
“相手がボールを持ったら、すぐにプレッシャーをかけること”
“リスタートは、間髪いれずに仕掛けること”
この2つだけを言われて、ひたすらそれを遂行していたように見えました。
ボールを奪って、すぐに失くして。
それでも 奪い返しに、みんなが動いていた。
これよ。
こういうプレーが、見たかったんだ。
リスタートでの、千葉のせせこましさと
いいかげん気まわせよと思うくらいに
スローモーなマイチームの対応にハラハラしながらも
辛抱して戦い続けるマイチームを見守りながら、声を出す。

得点シーンは、おーしがもらったファウルから始まった。
PKぢゃなくて残念ですが(笑
ワンちゃんの蹴った最高のボールは 
向こう側のゴールマウスへと向かっていく。
こっちからだと、遠くてわかりにくいww
ゴール前では何人ものウチのコたちと 
阻止しようとする千葉の選手が一斉にあちこちでせめぎ合う。
アウェイゴル裏からは、向かって右端にいたデカい選手(ニイガタ)が
触ったか 触らないか。 
ボールがネットに飛び込んだのだけがはっきり見えた。
やたーーーーーーーーっっ \(~o~)/\(~o~)/\(~o~)/
ハイッターーーーーーー\(~o~)/\(~o~)/\(~o~)/\(~o~)/

キショーみたい。キショーがやったよ(涙*****
狂喜と乱舞と。 乱舞と狂喜と。
だってゴールなんて久しぶりすぎて倒れそう(@_@。

取ったあとは、取られやすい時間帯。
いつまでもオメキメレキショーとか歌ってる場合ぢゃないから。
フカイさんコワイ。
千葉ちゃんが真ん中より後ろでスルーしたボールをかっさらわれて
まんまと北野さんと1対1になりかかる。
ひえーーーー。。。
ハラの中で叫ぶ。
千代たんの足がするっと伸びた。気がして、フカイさん未遂に終わる。
両手を広げて 審判にアピールするフカイさん。
ないない(必死)。。。
なくてヨカッタ(@_@。 
前半終了間際の、
ギリギリ間に合わなかった千葉の攻撃も紙一重。
とにかく千葉はフカイさん。
この人は、どこのチームにいてもおなじに頑張る。

ホームチームの選手紹介で
フカイさんの名前がアナウンスされると
別枠扱いで思いっきり拍手したワタクシ。
こめた思いは、
フカイさん 大好きーー。。。
2007年、ウチのコだった時から変わらない思い。
どこのユニフォームを着ていても、
フカイさんはフカイさんなのですよ。
千葉というチームは別にして、フカイさんガンバレ。
というアンビバレンツも、ワタクシの中では棲み分け完了。
だが この試合に関しては“ガンバレ”はなし。
フカイさんへの万雷のハクシュは、坂本ってヒトへのあてこすりだ。
というハナシもあとから聞きましたが
そんなメンドくさいことやってられるか。
拍手は、拍手でしかない。ワタクシにとっては。


ハナシが思いっきりそれましたが
ハーフタイム中は もうこわくてコワくて。
千葉の攻撃は最後のところで詰めがアマイ、というか
マイチームがしっかり対応してくれているから
ことなきを得ていたけれど
とにかく中盤での寄せが速い。
あんなんじゃ 後半バテるだろうにゃーイヤばててくれい。
と思っておりましたが それに負けまいと応戦する形になっていた
ウチのコたちの疲労度も気になる。
後半に入ると、それは的中する。
守りに関しましては 
中盤でのプレスがとっても甘くなってしまい
ガーっと最終ラインまでぐんぐんと迫る千葉の選手たち。
真ん中で自由にさせてしまってそのまま侵入を許して、失点。
数々のリプレイがアタマん中で再現される。
ガンバレ。いまガンバレ。
ずっとそんな時間が続く。
いま 何分。 あと、何分?
フクアリというスタジアムは、
アウェイ側のスタンドからはホームゴル裏スタンドしか見ることが出来ない。
時計も 何もかもも後ろに背負うカタチ。
掲示板は、振り向いて見える位置にない。
何より 目をそらしたらその瞬間に 悪いコトが起こりそうだった。
『・・いま、何分かなあ?』
目は前を向いたまま、ガマン出来ずに お隣につぶやく。
『35分くらい。・・たぶん。』
気が遠くなる。
マイチームのゴールマウスは、はるか遠かった。
ガンバレ。頑張ってくれ。
ひたすら祈り続けた時間でしたが
ピッチで闘う選手たちやベンチでは 手をこまねいていたわけではなく
疲弊しきっていたワンちゃんに替えて、ゴートクin。
ワンちゃんの後に入るところから始めたゴートクは
その後の選手交代に合わせてポジションを変えていくのですが
いま入ったばっかりなのでトーゼン元気。
元気なだけじゃなく、しっかりフィット。
攻撃にも顔を出し、危ない場面ではゴール前でカラダを張ってくれました。
この試合でのシュート数は13本。
ゴール前までボールを回してはいても 
なかなかシュートまで行けなかった今までを踏まえて
みんながシュートを打つ意識を最後まで持っていたことは
見ていてもよくわかりました。
特に千葉ちゃん。
後半 カウンターのチャンスでボールを持っていたのはリシャたん。
右を走るキショーに出すかと思っていたら(カオはそっち見てた)
中を走っていた千葉ちゃんへ。
うわ。スゲーやリシャたん、よく見てるわー。
千葉ちゃん、真ん中でどフリー。
タノム!!(>_<)
枠に、飛ばなかった。。
このあと、がっくりと肩を落とした千葉ちゃん。
3本打ったシュートは、ネットを揺らすことはなかったけれど。
スタメンから外れていた間のチームの課題を
自分のこととして受け止めていたから
前へ進む意識を試合を通して見せてくれたんだと思います。
次は、きっと決まるよ^-^



ココでハタと考える。
シュート数13本。 CKの数は、たったの1本*** **
GKが15本だったことを考えると
これって えーと
相手にとっての危ないシーンが少なかったということかちら(*_*)
打ったシュートははっきり枠外。とかそーゆー。。。
攻め込んで、相手がすんでのところでクリアして とか
そーゆー場面がなかったってことでしょうか。。
リシャたんやおーしのシュート。
・・・そういえば あっちの4番、ジャマだったなーーー(ーー゛)


マイチームの唯一のCK(あれ、スローインだったっけ?思い出せない)
ウッチーが そばにいたジェルソンに何か話しかける。
水の入ったボトルを渡すジェルソン。
もうヘロヘロだった。 
アフレコするなら『み、みず・・・・・』しかない。
ガンバレ。ココしかない。
後半も残りわずか(たぶん・時計見えない)
やってきたチャンスに 勝負どころはココ。と
誰もが共有した感覚に ゴル裏の声量はMAXに。
勝つんだ。
フクアリの屋根に反響するカタマリに、セイゴローの魔物が見え隠れする。
結果として 得点には結びつかなかったけれど
他のことは何も考えない、ただ成功を一心に祈って、信じた瞬間。
ただ デカイ声を出せばいい。
というものでは、ないのだとあらためて思う。
勝ちたいと思う選手と
勝てると思うサポーターの思いがシンクロした時にだけ
ぐぐっと沸き起こるパワー。
一体感がないとダメってことね。


終わりを告げるホイッスル、長く長く響いた。

後半途中から 足の震えを止めるのに
コールしながら足踏みをした。
選手は、こんなに頑張っている。
勝たなきゃ嘘だ。と思ったら、勝手にこみあげてくる。
いまは、そんな場合ぢゃないだろ。
とヒトリ突っ込みを入れながら過ぎた時間は、長かった。
時間がわからないって ホントカラダに悪いわー。。



戦いから解放されて 選手が戻ってくる。
極上の笑顔たちが 歩いてくる。
やった。
ヨカッタ。

そればっかり。

勝つって、スバラシイ。
忘れていたのを 思い出す。
ゴールを目指して、みんなで動く。
ミスしたら、みんなでカバーする。
この試合が、これからのベースになりますように。












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9試合ぶりの勝利、千葉戦!
こんばんは!フクアリ参戦お疲れ様でした!
そして、応援ありがとうございました!
やっとトンネルを抜けたのかな?
システムを変えて、勝てたというのは、よかったです!
変えても勝てなかったら、絶望的です...
お互いに、ミスが多くて、最後まで不安でしたね。
それでも、これで勝ち方を思い出してくれれば、
と、思いました。
PJが、いなくなったんですから、
4-3-3の、ワクワクした攻撃性はなく、残念ですが
堅守で、セットプレーで得点と言う形でもいいです、
大分戦も勝って今度こそ、ホームでバンザイしたいですね!
おれんじ・ゆ~みん 2009/09/18(Fri)23:53 編集
おひさしぶりです(@_@。
おれんじ・ゆ~みんさん コンバンハー♪

ご無沙汰いたしておりましたm(__)m
気づいたら大分戦も終わって
もう明日は広島戦ですYO(@_@;)

ミスが多くて、なかなかボールを運ぶことが出来なかった千葉戦。
それでも ひとつのチャンスをリシャたんが決めて勝ち。
集中を切らすことなく、チャンスもたくさん作れたのに
ネットを揺らすことが出来ずに引き分けた大分戦。

大分の時よりも、今のマイチームはもっと熟成出来ているはず。
今度こそ、ゴールネットを揺らしてほしいです。
あいかわらずバタバタしておりますが(今年はもう仕方ない)
今夜遅く 広島に向けて出発いたします。

puucha 2009/09/25(Fri)19:57 編集
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