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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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何年かかけて マイチームを応援してきて
どうしても 勝てないスタジアムというものが存在することも
知っていました。
相手が強い。
相性が悪い。
今度こそ。と乗り込んでも チームの調子が上がらないときだったり
あるいは 好調なはずなのに。なぜ。
ヒトはそれを 鬼門 と呼ぶ。
ニイガタにとっての鬼門。
埼スタ。カシスタ。
それから ビッグアーチ。

それでは (いまさらだけど)結果からね。


サンフレッチェ広島  1 - 2  アルビレックス新潟

得点者 ) 20分キショー 37分ジウたん(ニイガタ)  51分アオヤマ(広島)
選手交代) 77分おーしたんout エヴェたんin  87分ワンちゃんout ゴートクin
        89分リシャたんout 松尾さんin    *ウチのコのみ

いじょ。

昨シーズンは 広島はJ2を闘っていたから 憶えているのは2007年。
緊迫したいいゲームは、スコアレスドローだった。
それよりも前。
5-2で負けた試合は、
TVカメラを通して激しい雨が叩きつけていた。
雨のビッグアーチ。
その印象が強い。
引き分けても、勝てない。
それが、J2の頃からだった事を知ったのは、ホイッスルが鳴ったあと。


9月25日 金曜日。
23:15にニイガタを出発したツアーバスは
1時間くらい遅れて翌日の13:00過ぎに ビッグアーチに到着。
暑い。。。
この日はニイガタも夏日だったらしいけれど
広島の日差しはハンパなく暑かった。
19:00キックオフでヨカッタ。と心から思う。
時間がありあまってそうだけど、開門は列整理は16:00でした。
どこかへ出かけるよりも じっとして体力温存を選択。
だいたい エンジンの振動でちゃんと寝られてないんだもにょ(涙
高速を走っているあいだも
ずっと山の中を走ってきたけれど
ビッスアーチも山の中にありました。
公園の中に、サッカー場。
ホームチームのサポーターたちはみな
デカいクーラーボックスを何人かで運びながら、坂を上ってくる。
あの中、何が入っているんだろう?
飲み物かな。ここで買ってもいいんじゃね。
もしかしてBBQでもするのかちら?
それを確認するまでもなく ベンチはたくさんあるけれどみんな日向ww
暑い(*_*)
フードコートでソース焼きそばを買って列へ戻る。
待機列用に仕切られたロープは、4列。
埋まっているのは、2列。
チケットは300枚売れていると聞いたけれど
もしかしてコレだけだったら どうしよう。。。
不安になりつつ 開門。
ビッグアーチは 広かった。

順調に千代たんダンマクも貼って、焼きそばを食べる。
(おたふく?)ソースが別に添えられた焼きそばは、
箸ではソースがちゃんと混ざらない。
イマイチww たこ焼きにすればヨカッタ。と思いつつキックオフを待ち望む。
選手バスから 選手がスタジアムへと入ってきました。
この日の布陣は、こうだ@今さら。


         おーしたん     キショー

  ワンちゃん                      リシャたん

          イサオ          みかたん    

 ジウたん                         ウッチー

        ナガタミツル       千代たん 

                北野さん

サブ:黒河さん・ナカノヒロシ・松尾さん・マーカス・ゴートク・エヴェたん・ケンゴ
いじょ。

大分戦は元気に出場した千葉ちゃんが まさかの足首痛(涙
あとを任されたのが、みかたん。
大物大卒ルーキー、ついにデビュー戦を迎えます。
つか、マジですか。
思わず半熟タマゴと呼んだくらい、
攻撃に関しては未知数なマイチーム@4-4-2。
前節の大分戦では、ミスこそ減ったものの あと1歩で合わなかったり。
可能性はてんこ盛りに感じさせてくれたものの、いまだ結果でず。
そこへもってきて 相手は屈指の攻撃力を誇りまくる広島。
鹿島が調子が上がらない今、
機動力と破壊力はおそらくJ1で一番手。
迎え撃つべく 中盤を任されたみかたんガンバレ。
アイカタはイサオ。 
勝ちたい。
勝って帰りたい。
アップを見ている間じゅう、 ずっと思っていました。

暑かった日中も キックオフの頃になると風も出てきて
ずいぶんとましになる。
でも ピッチレベルではわからない。
照明に灯が入って、ビッグアーチを覆うように囲んだ山たちが
黒々とシルエットで浮かび上がって、美しかった。
広島のチームカラーは、紫。
大勢のサポーターが 
スタジアムを埋めているらしいのだけれど
沈んでしまってよく見えない。
夜の闇に、飲み込まれているようでした。
対して オレンジのこっちは、浮き立つようですが
いかんせん人数が。
それでも 太鼓マスターの事前のリクルートが功を奏したか
キックオフの頃には お子さん連れのファミリーまでもが
密集の声に応えて 身を寄せるように近づいてくる。
ワタクシも頑張る。すっげ頑張る。
だからみんなで 勝って帰ろう。


試合は。
試合開始から集中を研ぎ澄ませて入ったマイチーム。
ストヤノフとカシワギヨースケがいない広島ですが
サトーヒサトのスピードは脅威。
裏を取られては 一転大ピンチに陥ります。
こういうチビッコスピードマスターを
不得意としてしまっている千代たんガンバレ。
何よりコイツがゴールを決めた時にチョーシこいてやる
あのパフォーマンスを見るのがすごくイヤ。
自分ちでなんかやられた日にゃ たまったもんぢゃないざます。
あぶない場面は 何度かありました。
お互いの中盤が激しく、ハイペースでせめぎ合うなか
パスを受けて飛び出したサトーヒサト。
真ん中を強引に突破してゴール目がけて突っ込んでくる。
ヤバい(@_@。
ヒサトの 速いけどちっこいカラダと 北野さんとの間に
デカいカラダを挟み込んでシュートを阻止する千代たん。
やった!!
ホームではぶっこ抜かれた思ひ出が(涙
いいぞ。ガンバレ。
みんなガンバレ。

先制シーンは 後から見たら
それこそ何人もが絡んでボールを運んだ素晴らしいゴール。
大分戦でいきなりベールを脱いだイサオの
通称“中条ルーレット”はこの時の伏線か。
と思わせるほど 相手のつぶしをかいくぐってさらにセンターへパス。
つんのめって突っ込んできたジウたんが
ともあれ結果としてスルー。
加速装置全開で ド派手に登場してきたジウたんに
そりゃあつられる広島DF陣。
ボールは右側に詰めていたキショーへ。
満を持してキショー。
満を持したキショーほど ドキドキするものはない。
あのシュート、よくフカさなかったよなー。と今も思うワタクシですが
実際にビッグアーチで遠くから見たゴールシーンは
左にいたイサオから真ん中へ。
真ん中からさらにボールが右へ出て
右端のネットが揺れ、『入った』のがわかる。
オフサイドのフラッグが上がっていないことを確認してバンザイ。
誰? 誰が決めたのかわかんない。
キショー?!

やったーーーーー\(・◇・)/\(・◇・)/\(・◇・)/\(・◇・)/

なにしろ 名古屋で負けて
4-4-2にして千葉。
点は取ったがFKからの 言うたら個人技。
流れのなかから しかも何人もが絡んでのゴールは
本当にひさしぶり(涙(((
行ける。やれるぞ。
チカラが入る。
点が入ることで、相手に1歩先んじる事はまさに勇気100倍効果。
中盤での攻防はさらに激しさを増してくるのですが
ボールのある場面で
オレンジの14番ユニを目にするシーンが増えてきます。
みかたん、絶賛大健闘ちゅう。
どこへでも行って、まるでバスケのディフェンスみたく
“腰を落とせ。足を止めるな。相手の目を見ろ”@流川楓
をそのまま励行。
いいじゃんみかたん。その調子♪
そしてジウたんの追加点が訪れる。
これも 実際に観ていた分には
なんか真ん中でゴチャンゴチャンと団子になってたら
ボールがゆっくりポン ポン ポーーン。
とネットの中に転がっていって
やった?
というなんとも ぼよよんなカンジ。
ジウたんえらい。最後まであきらめない姿勢。
とか書くとカッコイイけれど 
ジウたんワールドに引きずり込まれた広島GK&DFおつ。


かくして あろうことか前半に2点もいただいちゃったマイチーム。
当然のごとく目が覚めた広島は
アクセル全開&パワーチャージフルスロットル(意味不明)で
いきなりトップスピードで後半スタート。

試合の立ちあがりだったり、入りばなだったり(おんなじやがな)が
フワフワとしがちな事もあったマイチーム。
何度か苦い思いもしてきた。
それを思い出したのかはわからないけれど
しっかりと集中をして後半も臨みます。
それでも広島の本気度がチガウ。
もしも近くにいたらきっと目がイッちゃってるくらいヤバイ感じ。
とはいえ、ドキドキはしたけれど
後半まるごと全部をひたすら耐えしのんでいたわけではなくて
この日もキレキレだったイサオが攻め込んでくる広島の
攻め気を削ぐように フワっとボールを奪っては攻め上がり、
キショーがサイドをえぐる場面も何度かあって
その度に“来いーーーっ!コッチだコッチーーーーー!!!”と叫ぶものの
得点にはいたりません。
何人が集まったのかわからないニイガタサポ、
必死で声を枯らす。
自分の声が聞こえない。
ロスタイムの4分に入ると、ボールを持てる時間は少なくなり
クリアしてしのぐ展開にはっきりとなっていました。
相手の陣内で ボールを回したりキープ出来れば楽なんだろうけど
最後のホイッスルが鳴るまでの
ウチにとっては長くて途方もない時間は 広島のものでした。
最後の最後まで ゴールに向かうことを止めなかった広島。
ゴール前でカラダを張り続けた、マイチームのすべての選手。
最後のところで跳ね返し続けた、北野さん。
鳴らないんじゃないかとさえ思えた、試合終了を告げるホイッスル。
ちゃんと、聞こえましたか?


勝った。
勝てなかったビッグアーチで。
ワタクシは初めて来たので、
ずっと通い続けた方よりも感慨はきっと薄い。
それでも、ナビ予選で5-1で敗れ
どんな戦いだったのかもわからずに
ベンチで試合を見守るしかなかった千代たんの
“次は見てろよ。”のコメントに、
次は絶対に行こうと決めていたビッグアーチ。
勝ったのは、選手が頑張ったからに他ならない。
よかったね。 ホントによかった。。


着た行程をなぞって ニイガタへ帰ります。
13時間は長い。
でも勝ったから、いいや。
帰ってみたら、ニイガタも暑かった。
国体が始まっていて、ビッグスワンの周辺はにぎやかだった。
9月最後の試合。
勝ち-引き分け-勝ちで終われた9月。
あとは、勝つだけ。





*デビュー戦*
 リーグ戦デビューを果たした ルーキーのみかたん。
 ここにくるまでに 少し時間がかかってしまいましたが
 ガマンの時間がちゃんと実のあるものだったことを
 ガチ勝負の大一番でみごとに証明。
 あとさき考えない(笑) 捨て身の運動量と献身的な守備は
 完全にウチ向き♪♪ ミドルも撃ったりと、
 ここと見たら自分で行く積極性。いいよいいよー。
 ダブルボランチのアイカタ、イサオが絶妙のバランスで
 淡々とボールを拾いまくり、カバーしまくりだったのも大きかったね。


*デビュー戦@千代たんダンマク*
 ビッグアーチ広い。 ニイガタサポ少ない。
 ダンマクは貼り放題でした。 
 とりあえず 本人に見てもらえたらOK。
 観客で埋まらなそうな座席の上のフェンスにばーん。と貼って作業終了。
 アウェイで貼れると ほっとする。
 貼ったダンマクのそばで休憩しておりますと
 その前で記念撮影してくださるご夫婦発見。
 すぐ近くに自分がいたこともあって、声をかけるワタクシ♪
 『福岡から来ました。』
 というそのご夫婦は、ずっと千代たんを応援されているそうでした。
 福岡から広島。
 ニイガタから広島よりは近いんだろうけど
 袖を通すユニフォームが変わっても
 気にかけて試合を観にくるひとがいる千代たん。
 いい試合が出来て ホントによかったね。














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