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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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天皇杯の初戦を勝ち抜くのは、むずかしい。

そのことは 去年痛みを伴って思い知ったのに。
あの頃のチームは ケガ人も戻っていたし
今よりも上向きなムードだったと思います。
それだから J2という格下のチーム相手だし
クチでは何だかんだ言いながら 
まあ勝てるんじゃない?みたいなムードは隠せなかった。

ことし。
チームの現状は あの頃よりも厳しいと思う。
だって 点が取れていない。1点も。
去年も いまごろはなかなか勝てなかったけれど
それでも点は取っていた。
だから この試合で、キショーやアレたんが
何とか得点してくれたら。そう思っていました。
1点取れば きっと。
この試合がきっかけになってくれますように。

チームとしての闘い方を確認するための試合。
相手がどこでも やることは変わらない。
だから、ベストメンバー。
この日の布陣は こうだ。


         キショー     アレたん

カワハラ                       リシャたん

         イサオ      千葉ちゃん

ナカノヒロシ ナガタミツル   千代たん   ウッチー

             北野さん

サブ:ノザ・マイケル・アヤト・ゴートク・テラ・アトム・ケンゴ

いじょ。
有給明けのリシャたんが戻ってきました。
日程が混んでいない時期の2試合は、ホントに長い。。
故障中のワンちゃんのところに カワハラが入ってスタートです。
前回に続いてマイケルがベンチ入り。
そして まだユースに籍を置く、ゴートクくんが晴れてベンチ入りだ。

相手は横浜FCさま。
昨シーズンは リーグ戦で対戦した。
もう ずいぶん遠いことのようです。
選手紹介では 三浦カズ選手へリスペクトの拍手^-^**
どうしても リーグ戦の雰囲気にはならない。
2階を解放しなかったこともあってか、N1はぎちぎち。
それでも どこかゆるい空気が蔓延するなか キックオフ。
試合後の選手コメントを読むと 
前半は上手くいっていたというコがいたけれど
ワタクシが受けた印象は なんか違う。
ほわわんとした感じ。
やりたいことは、ボールを奪ったら早く攻撃する。
なんですが 横浜FCがガツガツ来ないこともあってか
テンポよく攻められない。
自分たちのペースで行けないのを見るもどかしさでムズムズする。
お付き合いなんてしてると 
ガーっと速攻来られて点取られちゃうよー。
何と言ってもウチは 点が取れていないんだから。。
1人気を揉むワタクシ。ピリっとしないマイチームがもどかしい。
ピリピリとした空気を作り出せない 周囲の空気も。

これといって危ない場面は見当たらない。
雨のせいで芝が滑るのか、
ウチのセンシュが足を取られるのが気にかかるけれど
時折打ってくるシュートも DF部がきちんとコースを切っている。
前半 ウチの攻撃陣が、
どんな攻め方をしたのか思い出せないけれど
ウッチーが とにかくシュートを打っていたのを憶えています。
ちょっとミドル気味の距離から 前が開いたと見ればすぐに。
キショーもアレたんも 最前線からのプレスを怠らない。
早く 点がほしい。

先制点は あっけなくラッキーな形でやってきました。
向って右サイドよりからPA内にウッチーがボールを持って切れ込むと
後ろから倒されるのが見えた。
後ろから といってもウッチーはこちらを向いていたから
マイナス気味に侵入したのか。
審判は あっさりPKを指示。
うわww やった。
点を取ってチョウダイという状況のなか
キッカーは当然アレたん。
前の2試合で いけどもいけどもネットを揺らすことが叶わなかったアレたんは
すっかり具合が悪くなってしまい(具合が悪い。という表現がピッタリなんだもにょ)
点の取り方を忘れてしまったかのよう。
どんなカタチであれ ゴールを決められたらなんか思い出してくれるかも。
祈るような気持ちで 座席に腰を降ろしてその時を待つ。
PKを蹴る時のアレたんは キーパーの真正面、
その頭の上を狙って打っていたのを思い出す。
けれど ボールはネットの右隅を目指す。
伸ばしたキーパーの手の先へと 転がるボール。
やった。久しぶりの得点。久しぶりのゴールだ。 
座席からジャンプしてガッツポーズをするわれら。
それでも アレたんの喜び方は控えめでした。

その後 ゴール前に走り込んでいったウッチーが
足を投げ出すようにして触ったボールは(カワハラへのクロスだったらしい)
誰にも触らずにゴールマウスに吸い込まれた。
追加点は 相手DFの陣形をキレイに崩しての得点でした。
流れの中からの得点。
こういうのが、見たかったよ(涙
ウッチーの(結果的に)シュートは、カッコよくもなんともなかったけれど
絶対に自分が触るんだという気概が 遠くからでもはっきり見えた。
前半はロスタイムもほとんどなく そのまま2-0で折り返します。

後半。
どうしても欲しかった先制点を奪うことができた。
守備は相変わらず 落ち着いてみていられます。
そしたら 今度はすこしでも余裕を持って
ウチのペースで やりたい攻撃を実現してほしい。そう思いました。
点を取るべきセンシュが取る。 そんな場面が見たいと思っていました。
けれど ボールは持てるのに 
せまいスペースの中 ボールはキレイに回るのに
リシャたんが 決めダマを送るけれど それを感じることが出来ないアレたん。
ゴール前 すんでのところで息が合わない。
そんな場面を何度も見ました。
もうちょっと。 あとちょっと。
と思ううちに 時間が過ぎて行き 
35分を過ぎるとマイチームの動きが悪くなり始めます。
相手にボールを回されたり シュートを打たれる場面も。
それでも CBの2人を中心にした守りはほころぶことはなく
しっかりとカラダを張って跳ね返しつづけてくれたので
あとは なんとか追加点を。
チャンスは作るものの 中を固めた横浜FCのDFを崩すまでにはいたらず。
アレたんに代えてアトム、その後カワハラに代えてテラ。
アトムは解き放たれたワンコばりに動きまわりますが
動きまわり過ぎてしまったらしい \(・◇・)/
ピッチに入る前に あーしてこーして。とかないのかちら。
再三のセットプレーも 追加点を取ることが出来ずにタイムアップ。

勝った。
勝ったのに、ビミョーな空気。
たぶん センシュもおなじ気持だったと思います。
勝ったことはヨカッタけれど。という歯切れの悪さ。
ヒーローインタビューは ウッチー。
アップになった表情は 硬い。
いちばん最後、たったひとりでスタジアムを1周する。
Sスタンドに立ったウッチーは 待っていたお客さんの前で
バンザイを始めました。
勝ち試合の時は いつからかやるようになった
センシュとサポの コミュニケーション。
先に手を伸ばしてくれたのは、ウッチーからでした。
ざわざわとしていたスタンドが やわらぐ。
ウッチーはバクスタで立ち止まって 両手を上げているところでした。

アゲアゲポーズを初めて見たのは
昨シーズンのホームの横浜FC戦でした。
へにょって倒れたキショーのあとを受けて決めたシュート。
そのまま至近距離のスタンドへ走ったウッチーは
そこがアウェイサポのポイントであることに気づくと
あわてて 場所をずれた。
それからアウェイ千葉戦。
ループシュートを決めたあと、うれしそうに。
ロスタイムではこぼれおちそうに膨れ上がったサポを煽るように
もっと応援してくれよ。と両手を上げた。
「残りの試合全部 魂こめて 丁寧に闘います。」
浦和戦を落とした26日 ウッチーはコメントにそう残しました。
選手はどの試合でも 勝利のために全力で闘っている。
けれど どうしてもうまくいかない試合もある。
そう言ったのはシルビーニョだった。

試合後の選手のみなさまのコメントや
翌日の朝刊にも載ったウッチーのコメントを読んで
ワタクシが思っていた以上に
去年の天皇杯の初戦に負けてしまったことを
気に病んでいたことに驚いた。
負けたことで サポーターに悔しい思いをさせてしまったと。
ワタクシは 負けたことそのものよりも
それをきっかけにして起こった一連の出来事を
天皇杯というとまず思い出す。
傲慢な思い上がりの末に選手に危害を加えようとしたサポーターと
選手の身の安全をまず第一に考えられなかったクラブを。

頑張っているだけではダメだという人がいる。
結果がすべてだと。
それなら 結果を出してみせてくれた選手が目の前にいるのに
よくやったと喜んであげられないなら 選手はどうしたらいい?

こんなふうに書きながらも
まだこの試合について どう収めたらいいのか
正直わからなかったりしているのですが。
ひとつ確かなことは ワタクシは
ワタクシたちは 鳥取まで応援に行ける。
シーズンが終わるまで ひとつでもたくさんの試合が出来るように。
すこしでも長く 今のチームが頑張るところを見ていたい。

勝てたことはよかったけれど このままじゃダメ。
そのことは 選手がいちばんよくわかっている。
勝利のために オフ明けの今日からまた 自分を追い込んでいく。
ガンバレというからには ワタクシもガンバルよ。
天皇杯では 楽しみにしていたデリコンのもつ煮が出ていなくて
食べられませんでした。
鹿島のもつ煮で、リベンジだにゃ♪♪

















ゴル裏までやってきたウッチー。
共にバンザイをしようと リードをとる太鼓の面々。

バクスタやメインでの ウッチーをみていると
あれだけの多人数で、しかもバラバラなヒトの集まりを
まとめるのがとてもウマい。
両手を高く差し上げて 注意をひきつけておいて
一気にバンザイのアクションへと持って行く。
スバラシイ。
たまにはゴル裏のみなさまも ウッチーのリードに任せて
こころゆくまで バンザイそのものを楽しんだらいいじゃないかな。
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たしかに
微妙な空気でしたな。
みんなが、サッカーを観ちゃってる、なんか、そんな感じ。

>ヒーローインタビューは ウッチー。
アップになった表情は 硬い。

ホント、勝ったのはよかったけれど。
・・という雰囲気でしたね。
ウッチーは、サポの笑顔が見れてよかった、というけれど、
私は、選手みんなが本当の笑顔になるような試合が見たいな。
前回も言いましたが、あのポスターのような笑顔が見たいね、ホント。
chae URL 2008/11/06(Thu)23:50 編集
ね~(・ω ・)
chaeさん オハヨーゴザイーマース♪

“勝ってよかった。”とは思ったけれど
“勝ったんだからいいぢゃん。”
とは誰も思ってなかったよね。 特にセンシュ。

ウッチーが“ゴアイサツ”してくれたおかげで
もはもはした空気がゆっくり消えて行った感じがありました。

あの試合で たとえば神戸みたいにバカバカ点取るとか
あるいは ここまで攻撃がそれなりにうまくいっていてのあの試合なら
あの空気はなかったのかなあ。
と思ってみても それはまた別なハナシ。

ただね~。
勝ったのに 不満の方が先に出ちゃうのを見ると
今年の初勝利を収めた京都戦とか 思い出しちゃってヤダなー。
と思うわけですよ。

みんなのココロからの笑顔が見たい。
そのためには 一方通行じゃダメなんだと思う。
puucha 2008/11/07(Fri)08:40 編集
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