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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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  *気がつけばもうクリスマス・イブ。。


12月12日 土曜日。

天皇杯準々決勝。
延長戦の前に アウェイ側のベンチ前に大きな円陣が出来ました。
ユニフォームを来た選手、
ビブスを身につけたサブメンバー。
それからコーチ・スタッフのブルーのウェア。
スーツ姿もありました。
その場所にいた チーム・アルビレックスの
すべてのメンバーがひとつになったカタチ。
シーズンが始まってからいつもみんなで戦ってきたここまでを思いました。
あの光景は忘れません。
記憶のなかにずっと残っていく 大切なシーンです。

90分の中、早い時間に退場者が出てしまって
戦い方を修正しなければならなくなったのは残念でしたが
それは特別なことじゃない。
変わっていく状況のなか、
それを受け入れ みんなでカバーしあって
最後の最後まであきらめずに戦い抜いたチームが
とても誇らしくて。 ありがたくて、勝ってほしくて。
悔しかった。
本当に国立へ行きたかった。
最後になったゲームは 
120分の中に今年のチームが積み重ねてきた
すべてが詰まっていたと思います。
みんなが持てるチカラを出しきって 
淳さんと作ってきたサッカーを表現出来たことは素晴らしかった。
勝敗を決めたのも 
チャンスに決め切る事が出来ないリーグ戦からの課題が
そのまま出た事は 悔しいは悔しいけれど
訪れた結果は 公平で妥当だったと今は思います。

今年は
どうしても勝てなかった開幕戦に初めて勝って
シーズンをスタートさせることが出来ました。
たくさん点を取れていても、同じだけ取られたり 
最後に追いつかれたり。
攻撃のバリエーションが増えてわくわくしましたが
チームとしてはまだ不安定でした。
あのまま4-3-3でシーズンを戦っていたら、
また違う結果になっていたと思いますが
チームが真価を発揮したのは というより
ワタクシが今年のチームをより好きになったのは
後半になってからでした。
ペドロがいなくなった後の
長野パルセイロとのTRGを見たとき
どうしようもなく不安な気持ちになったことは 
今でもよく憶えています。
たどたどしくて 頼りない感じ。
手さぐりしながら 何かのきっかけでよくも悪くも爆発しそうでした。
千葉にはギリギリにところで勝って、
ホイッスルが鳴るまで 足が震えていたこと。
大分には勝ち切れず。
不安を追い出せないまま向かったビッグアーチ。
チームが見せてくれた新しい可能性は、
それまで培ってきたベースの確かさを証明してくれました。
しっかり守って 攻撃へとつなげて行く戦いは
広島という攻撃型のチームに一歩も引けを取りませんでした。
後半に見せてくれたDF部の気迫。
この試合は、ワタクシにとって
今シーズンを象徴する印象的なゲームのひとつです。
初めて行ったビッグアーチは、暑かった。。
スカスカだったアウェイスタンドでのバンザイは格別でした!
勝てなかった万博やカシスタで勝てた事も、うれしかった。

淳さんの退任が発表されてすぐの磐田戦では
気合の入りまくった選手のみなさまの表情が印象的でした。
出来る事なら 
あのメンバーで残る試合を戦ってほしかったと
リーグ戦までは思っていたけれど。
天皇杯での戦いを見たら、そんな心残りはきれいに消えていました。
リシャたんがいないと どこか自信なさげだった
弱気な姿はどこにもない。
自分たちのサッカーを表現することだけに専念するマイチームは
とても頼もしかった。。。


元旦 国立にいる望みは果たせなかったけれど
使うことのなかった2010.1.1のチケットは大切に取っておきます。
そうして
いつかやって来るその日に、一緒に連れて行く。
チームが、それからワタクシが
本気で国立を目指したことは ずっと憶えておこうと思います。
『元旦国立』を 現実の事として見据える事が出来たのは
このチームが初めてでした。
なんでも ひと飛びには行かないものだよね。
忘れてはいけないことは、
国立はなくならない。逃げもしない。

今年のチームで出来た事、出来なかった事は
新しいチームで受け継いで、克服して行ってほしいと思います。



悔しい思いを、いっぱいしたシーズンでした。
上位で戦ってみて、初めてわかる種類の悔しさ。
ここにいなければ、わからなかった。
それ以上に楽しくて、
わくわくが止まらないシーズンでした。
千代たんのJ1リーグ100試合出場をお祝い出来たのもウレシカッタ^-^
今年のチームは頼もしくて
終盤思うような戦いが出来なくて 
みんなが苦しんでいた時は、とてもいとおしかった。


来年 
チームの顔ぶれがどうなっているのか 
ワタクシにはわかりません。
選手のみなさまにとって 
淳さんの存在はとても大きかったから。
正直なところ 
ニイガタに残りたいと思ってもらえるだけの理由を
見つけられずにいます。
“何かタイトルを。”とシーズンをスタートさせて
優勝もACLも まだ十分に狙える位置にいながら
監督に対して来年をお願いできないなら
何故タイトルなんて口にするんだろう。
淳さんの退任が発表された時 
そう思わずにはいられませんでした。
クラブは選手のみなさまには 
誠意を持ってきちんと説明をしてほしいと思います。






ああ ようやく書けたぞい♪ \(・◇・)/


天皇杯を終えてしばらくは 
日本平のあの場所から帰ってこれなかったワタクシ。
延長後半から ずっと上がりっぱなしだった千代たんや
足が攣って どうにもならなくなっても
まだ走っていたジウたんや
ピッチに座り込んでいた北野さんの残像が 
いまもやすやすとよみがえる。
千代たんの泣き顔も。やーね。

書いたことで ようやく引きだしに仕舞います。



2009年シーズンを闘いぬいた
チーム・アルビレックスのみなさま。
ビッグスワンで アウェイでお会いしたみなさま。
ありがとうございました。
それから たくさんお世話になりました。
そうして もともとテンポがゆるかったのが
さらにペースダウンしてしまった 
つたないブログにもかかわらず 
読みにきていただいたみなさまに たくさん感謝いたします。^-^

また、来年。





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