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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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ぐっちいさんのblogで、ファビの乗る新幹線の発車時間を知る。
午前中は、タイヤ交換をする予定でいたのを、時間を繰り上げて新潟駅へ。
駅に着いたのは、11:30過ぎ。入場券を買う。

「まだ早いんじゃない。」というアイカタ。「もう行ってた方がいいって。」と改札を通ると物凄いことになっていた。
人が、かたまっている。どこまでいるのか、わからない。
はじっこに、「FABINHO」のダンマク。 その主を 大勢が待っている。警察まで出ている。
「200人くらい。」と連絡を取り合う声が聞こえる。 
11:50をまわって、大勢の人の間から、ファビの姿を見る。なかなか、進めない。スーツを着たファビは小さく見えた。エスカレーターをこちら向きに、手を振りながら上がっていく。やっぱり、ホームまで行こう。

アイカタとはぐれながら、ホームを歩く。 偶然、エスカレーターを上がって来て車両を確認するようにこちらを向いているほっかも(たらちゃんと呼んでください)の姿を見つける。
少し離れたところで、何度もファビーニョコールが起こる。どこにいるのかわからないほどの人の数。
駅員さんが、「線の中に、絶対に入らないでくださいね。」と言いながら歩く。
もう、本当にこれで。 9番のタオマフを持ってきていたのを思い出して取り出す。
アイカタと広げようと思っていたけれど、1人なのでお隣にいた女性の方を誘う。「一緒に、コレ持ちませんか?」

そうして、ゆっくりとMax324号 東京行きは動き出した。ゆっくりと。
瞬きをしないように、ファビの姿を探す。左から右へ。 新幹線は加速し始める。
その時、確かに見えた。窓の形に切り取られた四角いフレームの中。
親指でまぶたをこすりながら、一生懸命に窓の外を見ようとするファビの泣き顔。
1枚の写真のように、心に焼き付いて離れない。

ファビのことを思うとき、あの柔らかい笑顔と、今日の泣き顔をきっと思い出すだろう。

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