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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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先代のねこ プーちゃんが亡くなってから 3ヶ月が過ぎました。

プーちゃんがいなくなってすぐに整理したのがトイレ。
トイレで自分で用を足せなくなってから
亡くなるまで 少し時間があった。
でも 生きている間は、だからと言ってしまえなかった。
だって片づけるのはいつでも出来るし
もしかしたら また。とどこかでまだ思っていた。

しばらく片づけられなかったのが キャリーケース。
プーちゃんが生まれて1ヶ月で、もらい受けに行く時に買ったちいさなケース。
ワクチンを打ちに。手術をしに。膀胱炎の治療に。
点滴に。お医者に行くのに使わなかったのは、最期の日だけだった。
きれいに洗って、扉をあけたまましばらく2階の洗濯部屋に置いていた。

生きていた時の気配がそこにあったから。
次のコを考えるようになってからも しばらくそこに置いていた。
いたんではいなかったから、そのまま使うことも出来たけれど 
新しいものは ただ新しいだけではなく 
使い勝手も改善されているのである。
しかも可愛いデザインがたくさん。
シュウがウチに来ることになって、新しいグッズを
選ぶのもまた久しぶりで楽しい時間だった。

キャリーケースよりももっと棄てられなかったものは リネンのクッションだった。
大きめの長方形のそれは、ワンコ向けのグッズのお店で見つけたもので
やたらファンシーに過ぎるネコグッズとは一線を画していて
リビングに置いても悪目立ちせず 
何よりプーちゃんのお気に入りのスペースだった。



最期はこの上で、息を引き取ったプーちゃん。
現物は、プーちゃんと一緒に火葬してもらったので、
これはもうひとつ 洗い替え用のものだった。
夏はこのまま 冬はブランケットとホットカーペットを敷いて
状態が悪くなってからは、トイレ用のシートが欠かせなかった。

プーちゃんがいなくなってから
テーブルのそばに置いていたこのクッションはずっとここにあった。
もういないのに 帰宅すると変わらずそこにいるような気がしていた。

いつ片づけたのか 正確な日にちは憶えていない。
きりがないから と、思い切ったことは憶えている。

シュウが来る前に 
同じお店から 同じクッションを買った。
まだ子猫だから ひとまわり小さなサイズにした。
洗い替え用と2つ。カバーも2つ。

ちいさなクッションを、元あった場所に置いた。
すぐにでも 座ってくれると、あらかじめ決まっていたように思っていた。

元気いっぱいのシュウは クッションには目もくれなかった。
目が覚めているあいだは ずっと走りまわり
疲れるとその辺の床の上にぱったり横になり
眠くなると ニンゲンたちのそばで寝た。
走り回るのにジャマになってたように思えたので
クッションはそこから撤去された。


新しいうちの中に馴染んで 
把握してくるにつれて
うちの中から見える外の風景を 観察するようになったシュウ。
前の庭から聞こえてくる たくさんの鳥の鳴き声に耳を傾ける。
風が植木の葉を揺らすのに目を凝らす。
撤去していたクッションは 再び戻され
きのう ついに。

 

おお。
感動。。

シュウに、プーちゃんがしていたようにしてほしいと思っていたのはなぜなんだろう。
シュウはシュウなのに。

それでも プーちゃんが大好きだったクッションを
シュウも使ってくれたことがうれしかった。
昼間は陽が当たって、窓を開けると気持ちがいい場所。気づいてくれたんだね。
よかったなあ。

プーちゃんのために上げてあるお水をわざわざシュウが飲むのは
まあ 大目に見てあげる。水は水だもんね。
プーちゃんのために飾るお花をかじるのには困ったもんだ。
毒になるお花もあるから、もう飾らないよ。
プーちゃんは変わらずに大事だけど
生きてるシュウはもっと大切だからね。




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