忍者ブログ
アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


昨日(9月7日)のひと雨で すっかり涼しくなったニイガタ。
前日までの焦げこげな日々が嘘のようです。
現金なもので 涼しくなってみると
それがどんなにキツかったかなど もう遠い彼方のような気がしますが
天皇杯の2回戦が行われた5日は、まだまだ暑さの真っただ中でした。

アルビレックス新潟  3 - 0  ツェーゲン金沢

得点者 ) 53分リシャたん 86分ダイスケ 90+2分リシャたん(全部ニイガタ)
選手交代) 63分おーしまさんout ケンゴたんin  71分よしゆきさんout みかたんin
        88分アトムたんout マサルくんin

いじょ。

天皇杯はコワイ。 トーナメントの一発勝負。
一度負けたら終わるのに
実質ほとんどわからないチームと対戦するところから始まっていく。
んで
マイチームの現在地はJ1。
相手チームは、カテゴリでいうとJFL。
金沢、フツーに強かった。
マイチームはと言えば
ゴートクがU-19、ヨンチョルは韓国代表
そして あくまでもなりゆきとしてはアクシデント的に
マイチームが誇るセンターバック・ナガタミツルが
にほんだいひょの招集を受けて
レギュラークラス3人を欠いたメンバーで
元旦コクリツ目指して最初の1歩を踏み出したのでした。


9月5日 日曜日。
キックオフは18:00。
9月に入ったというのに 相変わらず32℃とか33℃とか言ってるニイガタ。
アイカタは、試験本番を迎えていて
終わったら即チャリで駆けつける予定になっていました。
わたくしはと言えば 
遅いお昼を14:00過ぎに食べておナカも空かず
録画したまま放置していた「HACHI」をやっと見て号泣(T_T)
ギリギリくらいにウチを出ました。
この日 唯一準備した応援グッズはタオマフ@23番。
歩いているうちに、スターティングメンバーのお知らせが届く。
アトムは、FWでスタメンでした。
おーしまさんと2トップだ。
ヨカッタ。
アトム頑張れ。頑張れアトム。
スタジアムに着いたのは17:00を回っていました。
川崎戦の時に気になったビッグスワンのピッチの荒れは
さらに広がって、荒れ方もひどくなっていたようでした。


この日の布陣。


         アトム     おーしまさん

 ミシェウさん(*便宜上)          リシャたん

       イサオ       よしゆきさん

ウッチー   千葉ちゃん   ダイスケ    ニシダイゴ

              黒河さん

サブ:渡辺くん・ナカノヒロシ・みかたん・マサルくん・明堂くん・ケンゴたん
いじょ。

FWが キショーとミシェウさんだったのが
マリノス戦からのおーしまさんと、アイカタにアトム。
バックラインは2人が変わって、
左SBにウッチー、CBの右側にダイスケ。
いつもは右の千葉ちゃんが左に入りました。
ボランチの2人と前目の2人は変わらないことに気づいて
心強く思う自分がいる。

ツェーゲンの方は。
何と言ってもアヤト。
選手紹介で拍手が起こります。
入場直前の様子がオーロラビジョンに映し出されると
鼻のつけ根あたりにバンソコを貼っつけたアヤトが
かつてのチームメイトと一緒になって笑っているのが見えました。

試合は。
キックオフ直後からツェーゲンがいきなりカタチを作ってきた。
ボールを持つと同時にゴールに向かって走り出す久保さん(らしかった)。
併走してもう1人。
そこへパスが通って一気になだれ込んできます。
同じようなカタチで攻め込まれること数回。
早い。
ウチのコたちは、相手をどこで抑えるのか決めかねているようで
どうもピリッとしない感じでした。
攻撃の方も、やろうとしている事はわかったけれど うまくかみ合わず。。
ちょこまかと動くアトムと、
(たぶん)いつもよりたくさん動いていたおーしまさんの位置が遠い。
あと少しのところでずれてしまって。
その度に大きくなる
「あ゛あ゛ーーー」 の声。
ミシェウさんやリシャたんは2,3人掛かりで囲まれる。
ツェーゲンは、絶好調。
気を抜いているわけじゃない。
それでも、間の悪い時ってある。
間違って事故点とか入っちゃうとヤだなー(ーー゛)。。
先制されようものなら、よけいな焦りが出るのはコッチの方。
まずは点をやらないように。やらないように。
相手のシツコイマークにニシダイゴが焦れる。
ブレイクすると、相手選手の胸を手で押し返した。
うわー。なーに。落ち着けダイゴ。
(このシーン。Youtubeでアップされているのを見ましたが
 間に入る岡田主審とニシダイゴの真ん中で、
 うれしそうにニコニコしているよしゆきさんに笑いました)
ダイゴのイライラ感が、
チーム全体のもどかしさを体現すると同時に
集中力が散漫になってる気配が空気を伝ってくる。
隙をついた相手の早いリスタートに対応出来ず、守りが後手に回る。
事なきを得たけれども、
あの辺り ヘタしたらチームがバラけてしまいかねないキケンなニオイがありました。
何がコワイって、自分たちから壊れていくのがいちばんコワイ。
それから、
上手く行っていない状態を
サポーターから先にガマン出来なくなってゲームを壊しにかかること。
よしゆきさんのニコニコ笑いが功を奏したのか
事故点を入れられることもなく 0-0で前半終了。
ロッカールームへ引き上げる選手のみなさまに
いつものようにかけられるアルビレックスコールに混じって
しょぼくはあったけれども ブーイングが聞こえたときには心底あっきれた。
また おんなじことを繰り返す気なのかちら。

後半。
選手がピッチへ戻ってくる。
実は内心ドキドキしていました。
わずかなところで、攻撃がつながらなかったマイチーム。
大きくなる「ああー(ーー゛)」の声の素みたいになっていたアトム。
もしもハーフタイムで代えられちゃったら。
だから
前半でアヤトと接触して、アタマにバンテージを巻いたアトムの姿が見えた時は
ホントにほっとした。
誰ひとり、交替はなかった。
(アトム。意地見せろ。)祈るように手を握りしめる。
斜めまえで、アトムの名前を呼ぶ声がする。
「アトムーーーーー!!」
頑張れ。
先制点はボールと関係のないところでアトムが倒されたのが発端でした。
ボールは右サイドで動いていたけれど
アトムが走りだそうとしていたのか、
止めに入ったのを目の前で見ていたオカダさん。
絶好の位置でFKの場面を迎えます。
前半も何回か打っていたリシャたん。
キーパーが弾きだしたり、
壁に当たったりでしのいでいたツェーゲンなみなさまでしたが。
5600何人かのうちのアルビサポほぼ全員が、
『ココは入る。』という確信とともに、その時を待つ。
来た。
ここはもう、仕方がないのよごめんねごめんね。
アルビレックス新潟苦しみながら先制。
ゴールには、それまでがどんなに苦しくても、暑さで消耗していても
全てを忘れさせてくれる万能の魔力がある。
完全に生き返るマイチーム。
最初の交代は おーしまさん。
うむ。でもおーしまさんが下がっちゃうと、背の高いヒトが減っちゃうよ。
入ったのはケンゴたん。
うーわー。すごくマトモっぽい交代だぞい(何が)。
ガンバレケンゴ。
公式戦デビュー後 最長の27分間をプレーしたケンゴは
いろんな事が出来るようになっていた。
ゴールこそなかったけれど
スペースに出されたボールに向かって走りこんでパスを中継したり
ワンタッチではたいたり。
圧巻は アトムの打ったシュートのこぼれダマに反応して
打ったシュート。
アトムがバーに当ててから、ケンゴが打つまであっというまだった。
まあ、ケンゴのシュートもバーに当たってしまったのでしたが。
あれ、どっちか入ってたらなー。
わたくし発狂ものでしたなー。
アトムもね。
やっていることは、前半と変わらなかったと思う。
ただ、いる位置がよくなったからか
時間を追うごとにうまくボールを捌けるようになって 
「ああ~。。」という声は聞こえなくなって行った。
斜め前からの、「アトム頑張れー!!」は、
アトムが交代して下がるまで止むことはなかった。
気がつけば、マイチームがボールを持っている時間が長くなっている。
CKから決めたダイスケの、後ろから走り込んできた動きは素晴らしかったし
時折受けるカウンターにもしっかりとクロカワさんが反応していた。

ロスタイムにもリシャたんがダメ押しを決めて終わってみれば3-0。
いーじゃんいーじゃん。
前半押し込まれたマイチームだったけれど
サッカーは90分あって成立する。
悪い展開になってもガマンして持ち堪えて失点しないことが大事。
ナガタミツルがいなくてもゴートクがいなくても。
あきらめずにしかけ続けて行くことが大事。
キショーがいなくてもヨンチョルくんがお留守でも。
90分後に、相手よりたくさん点を取っていればいい。
欲を言えば、無失点で。
ハーフタイムでブーイングした人たちは
この試合に何を期待して来たのだろう。
カテゴリーが違うというだけで
前半から圧倒的な点差で勝つものとでも思ってきたのかな。
ツェーゲンがしっかりしたチームで寄せも半端なく早く
個人技でも秀でた選手がいることは試合を見ていてわかったはず。
マイチームの選手がチカラを出せずにいるのを 
思っていた展開(または期待)と違うからと
さっさと敵に回るのはもうやめにして。
2007年のあの間違いは、まじで2度とゴメンざます。




*ひとつ終わって*
代表戦が近かったことで 3人も代表に選ばれてくれたことで
新しい顔ぶれがチームに入って戦うことが出来ました。
試合の前に 目についたのは
若手に対する期待。
と言うよりも、類型的な感じの上から目線。と言ったほうが近い感じ。
“若手は自分の置かれている状況にもっと危機感を持って”的な。
置かれている状況は、周りの気楽な指摘より 
当のサブメンバーな彼らがいちばんよくわかっているだろうと思う。
チャンスは待つものではなく、掴み取るもの。
それでも、マイチームでレギュラーを張っている選手たちは
ホントにスゴいでしょ。
イサオだって、いまでこそ不動のボランチだけど。
いい働きをしても、次の試合にはたとえば桑原アニキとかが戻ってきて
また試合から遠ざかる。
掴んだはずの感触を確かめる機会は、すぐにはやってきてくれなかった。
その繰り返しでここまできた。
千葉ちゃんだって、いい時はいいけれど、
悪い時はホントに悪くてハラハラした試合もあった。
みんな、そこを闘っている真っ最中。
現状に満足している選手は、きっとひとりもいないだろう。
『もっともっと若い選手がレギュラー陣を脅かしてほしい。』
と言う言葉は、現場のイサオが言うから重みがある。

期待の裏返しだから。と思った方がいいんだろうけど
右へならえ的に判で押したような物言いに 
ちょっとうんざりしている今日この頃。なんである。


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[636]  [635]  [634]  [633]  [632]  [631]  [630]  [629]  [628]  [627]  [626
忍者ブログ [PR]