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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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90分の間をずっと主導権を取り続けて、
攻守ともに、文句なしに完璧に圧勝。なんてゲームはそうそうない。
同じように どこを取ってもダメダメなゲームもまた
簡単にはお目にかかれない。90分の中には、いい時間もあったから。
次は必ず。

そう思い続けて5年。
最初のゲームを、勝ってみてわかったことは。
次は必ず。から、次もきっと。

それでは、まずは結果からね。


FC東京  1 - 4  アルビレックス新潟

得点者 ) 44分ジウ(新潟) 51分コンドー(東京) 53分ペドたん(新潟)
       68分オーシたん(新潟) 72分ペドたん(新潟)
選手交代) 81分オーシたんout ヨンチョルくんin 87分ワンちゃんout 千葉ちゃんin
        89分リシャたんout ゴートクin   *うちのコのみ
いじょ。

今年こそは、開幕戦に勝ちたい。
リーグ戦と天皇杯、昨シーズンとうとう1度も勝てなかったFC東京に。
そう思っていましたが。
4点取るとは思わんかったわー。
いやまじで。
そして、このゲームで 
それまでまったく闘うマイチーム@2009を観ていなかったワタクシは
ジウトンという新種のイキモノに初めて遭遇するのでありました。


3月7日 土曜日。
日付が変わっていくらも経たない午前2時20分 わが家を出発。
ドコ行くねん。東京に。
キックオフは13:00だ。
“大荒れ”だった天気予報は、しかし雨も止んでいて風もなし。
歩き慣れた駅までの道のりを、またたどります。
そんな時間の方が、下手に睡眠を取ったりしないので
遅刻するヒトもなし。定刻通り、バスは旅立つ♪
9:00をまわって味スタ到着。
バスとしては、いちばん乗り。
そりゃそうだよw
3:00に出たのに 先にいられた日にゃ~次は何時に出りゃええねん。
それでも地元&先乗り隊にはかなわず、
待機列にはすでにけっこうな列が出来ていました。
こないだ来たのは。と考える。
2008年11月30日。
あの日の味スタは快晴で暑いくらいだった。
3月のきのうは、晴れてはいたけど風が冷たかった。
少しでも暖を取ろうと、日向にシートを敷いて、日向ぼっこを。
風の冷たさが勝っていて、うまくいかない。
そうしている間にも、たくさんのヒトたちがスタジアムに集まってきます。
11時の開門を迎えることには、待機列は幾重にも折れ曲がり、
さらには区切られて、離れたところで列の続きが作られていました。
ニイガタから駆けつけたバスは、40台。
いよいよ開幕です。


スタジアムの中に入ってからが 実はタイヘンだったんである。
味スタには、去年も一昨年も行ったけど
あんなに大混雑だったのは、今年がはぢめてだーっ。
開門前に、大きな荷物(太鼓とかね)の前搬入がありまして。
千代たんダンマクを先にいれた時に、スタッフのお兄さんに聞きましたら
“1階のスペースがなくなったらば、2階にも貼っていいよ。”
という事でしたがこの人数だ。
どう考えても下はムリ。
なので最初っから2階狙いと決めていました。
なのでスタジアムに入った時点で、ワタクシは座席の確保
アイカタはダンマク持ってスペース確保と役割分担♪
場所も決まってコンコースに出ると、
アイカタとこちらのおねいさんが立っています。
聞けば、2階を解放していただけるハナシが他のスタッフさまに通ってない。
またかよ。困ったわー。
たしか去年、ここんちのファイナルゲームん時もそうだったのよねー。
おんなじこと2度やっちゃダメよねーーーー。
ダンマク持って突っ立ってる この時間がもったひなひ。
ともかくも2階に貼ることが出来まして
1階へ戻ろうと上から下を見下ろす。
げ。
ナンダこの売店の行列www
入ったばっかの時は、ヨユウだった売店が、何が何やらぐっちゃぐちゃだ。
手をつけてないミネラルウォーターは、バスの中に置いてきた。
食べ物は、もしかしたらなくても平気だけど水分はどうしても必要。
覚悟を決めて、ケンタの列に並びます。
なげーよ。行きつけんかちら。
前に並んでいた人から、“まわしてちょー。”と紙がまわる。
見ると、どうやら新しいチャントのようです。2曲。
ペドたんと、オーシたん。ほほう。
この時点で12:00。 キックオフまであと1時間。
もう20分もすれば、キーパーがピッチに入ってくる。
間に合うのか。戻れるのか。たぶん無理。ごったがえすコンコース。
すると どうやら太鼓さんとコルリダさんが
太鼓持参でコンコースに出張ってきたモヨウ。
スタジアムよりも、コンコースの方がヒトが大勢だったかも。
ケンタの列がなかなか進まないこともあって、
ここで練習出来たのは気も紛れて助かりました。
どうにかこうにか、自分の番がやってきて、
ウーロン茶とせっかく並んだんだからとチキンカツサンドを購入。
席へ着くと、もうキーパー練習は始まっていました。
北野さんのチャントを歌えなかった↓↓↓
普段大きな声を出す機会などそうはない。
この曲でノドを開ける事はとても大切なアップなのですが。
ううむ。
一抹の不安を残しつつ、アップするみなさまを見守ります。

この日の布陣は、こうだ。


            オオシたん

ペドたん                     キショー

    ワンちゃん         リシャたん
 
            イサオ

ジウたん  ナガタミツル  千代たん  ウッチー

            北野さん


サブ:黒河さん・ナカノヒロシ・千葉ちゃん・デビ純たん・ゴートク・アトム・ヨンチョルくん

いじょ。

おおー。黒河さん、初のベンチか。
キンチョーしてるかなーーー♪と目を凝らすものの
ピッチが遠いのと、ヒト(サポーターね)があまりにも前にびっちりいるので
黒河さんがドコにいたのかわからずじまい(涙。。
最初っていうのは一回だけぢゃん。見たかったなー。残念。
初めてといえばもう1人ゴートク。
天皇杯では堂々としてたけど、リーグ戦 それも開幕は特別な雰囲気だ。
みんなと一緒にボールを追う姿からは、
キンチョーしてるふうには見えなかったけど。
すごいなー誕生日がまだだから17歳。
セブンティーンですってよ。ウチもやるもんだわー(意味不明。
満を持して選手のみなさまを迎えることが出来ず、
(ワタクシが)わさわさしたまま選手入場。
ついに来た。
ついにここまで来てしまった。
なぜだか昨シーズンのナクスタを思い出す。
シーズン開幕を告げるアウェイのゲームを現場で観たのは あれが初めてだった。
あの時も、開幕をヒトゴトのように実感できないまま
前の晩までかかって仕上げた千代たんゲーフラを上げたんだった。



試合は。
もういろいろなところでたくさん書かれているので
それに細かいところまで憶えていないので(インパクトキョーレツだったしな)
流れを追って書くことは出来ないのですが。
始まってすぐに オーシたんのすごさをまざまざと。
だってトラップ。そうトラップだ。
カラダに当てたボールは、跳ね返ることなくピタリとカラダに沿って足元へ。
スゲー。
だってウチのコたちのトラップって以下自粛
まずそこから律儀に感嘆しするワタクシもどうかと思いますが
キックオフ直後からしばらくのあいだの
ウチの時間帯-キショーやペドたんの仕掛けは、素晴らしくて
早い時間に点が入るのは、簡単なことのように思えました。
そんな中、1人異彩を放ったのは
マイチームの左SB・ジウトン(以後ジウたん)ののびのび爆裂ドリブル。
なんの迷いもなくドカドカと駆け上がる姿にざわめくスタンド。

コレかーーーーーーっ↑ ↑ ↑ 

なんか知らんがピッチのみなさまもただ見てるだけ。
TRGを見たある方の、
“フツーにサッカーやってるのに、ナゼか笑いが出るのよねえ。”
という言葉がよみがえる。
ところが時間の経過とともに、“フツーではない部分”が
徐々にあきらかに。
ジウたん、上がったまま帰ろうとしません。
というか、あんなに高速で上がったのが嘘のように
戻る時はお散歩する風情。
しかも守備をする場面では以下自粛

こ れ か~~ ↓ ↓ ↓

あんなにあっさりかわされたり
抜かれたりするヒトってあんまり見たコトない鴨。
あまりにも守備がアレなのがあからさまなので
ジウたんを初見なワタクシたちは驚いておりましたが
長い長いキャンプを共に過ごしたマイチームのみなさまは百も承知。
彼がピッチにいることで起こりうる
すべての現象は織り込み済みとばかり みごとなカバーリングを見せます。
なんですが、自分のこともちゃんとして
ジウたんのお世話もカンペキにやろうとすると
当然他のヒトたちも引っ張られてしまい、
その分思うように攻撃に時間がかけられなくなってきます。
あんなに輝いていたオーシたんが目立たなくなってる(涙)
つか、ジウたんに目が釘づけだ。
左サイドのライン際で、千代たんが必死でマイボールにしようと粘る。
すぐ近くで、息を飲んで見守るジウたん。
“オマエがサポートするんぢゃ~~!!挟みに行けーーーっっ”
ぜえぜえ。

前半の苦しかった時間帯、
ジウたんが見る見る自信を失っていくのが 手に取るようにわかった。
『なにやってんだよ。』の声が、混ざり始める。
このまま下を向いちゃったら、
キャンプで積み重ねてきたことが無意味になってしまう。
ピッチに立っている間は、自分で何とかしなくちゃならん。
ガンバレ。ジウたん。オマエのゲームだ。
時間が、過ぎてゆく。
前半をなんとかこのまま 無失点で終わりたい。
そう思い始めたロスタイムは1分。
しょんぼりしていたはずのジウたんが、
何か思い出したようにボールを持って駆け上がっていくのが見えた。
この試合、初めてのCK。
キッカーはワンちゃんだ。
あっち側のゴール前、ボールが向かって左隅のネットへ向かって
吸い込まれてゆくのが見えた。
やった!! 入った!!ダレ?誰が入れた??
誰なのかがわからない。
“ジウたん(笑)ナイナイ。”と笑ったワタクシに
差しだされたケータイには ジ ウ ト ン の4文字。

\(・◇・)/\(・◇・)/\(・◇・)/\(・◇・)/

こういうのを起死回生というのかちら。

さんざっぱらやらかしといて最後の最後でコレでつか。
これで 前半のエトセトラを帳消しにしたとか思わないでよねー。
と言ってはみたものの帳消しにしている自分がいる。
記念すべきチームの初ゴールを
かっさらっていったのはこんなヤツ***
ローカルニュースで見たら、ピッチにダイブしてヨロコビを表現。
うれしかったんだねー。でもユニとか脱いじゃ、ダメだからな。
FC東京のみなさまだけでなくワタクシたちも、やられた感満載で前半終了。


はー。。
このあと後半は、ご存じのとおり。
自らのアタマで借りを返したジウたんは、すっかり息を吹き返し
自信たっぷりに何度もサイドを駆け上がったし
ペドたんは、追加点がほしいところできっちり決めてくれた。
オーシたんの落ち着きはらったステップは、ダメ押しを確信させてくれました。
そうして
試合を思い出す時、
ワタクシはゴールラッシュのわくわくよりも
ジウたんというアンビバレンツな才能のカタマリに遭遇したどきどきな方を
よりたくさん思い出してしまうのです。
だって 試合がまったく逆の展開になっていた可能性だって
かなりの確率であったと思うから。
そこをひっくり返させなかったのは
前半、ジウたんのウィークポイントが露見し続けていた時間帯、
危なっかしくは見えても
あわてることなくしっかりとガマンして守ってくれた後ろのヒトたちがいたから。
ここらへんは、もうはっきりと
苦しみながら勝ちを手にしてきた昨シーズンの積み重ねが生きている。
途中何度もプリプリしていたナガタさん、おつでございましたん。



*キショー カッコイイ(はあと)*
後半。アウェイゴール裏に向かって攻めてくるマイチーム。
キショーが高速でゴールめがけて疾走するシーンを何度も見ました。
あのシュートが決まっていたら、あと2点は入ってたなー。
けれど 昨シーズンの途中から影を潜めてしまっていた
キショーの駆け上がりは、掛け値なしにわくわくしました。
彼のストライドの大きな走りは美しい、ということを再認識。
ジウたんの駆け上がりは、ツチケムリが見えるメージなんですが。
キショーには加速装置がついてる感じする。

*ウォームアップで*
名前をコールされ、応えてくださるセンシュのみなさま。
それぞれに特徴があるのですが
今までは、どちらかというとおざなりな感じで
へなっと手を上げていたナガタさん。
この日は 上げた右手をちゃんと空中でピタっと止めていた。
指の先までチカラがみなぎっていたのは
“今日は忙しくなるぞい。”という気合の表れと見てよろしいか。

*クラッシュスタート*
今日も今日とて当たられまくり、倒されまくりな千代たん。
ダレか倒れてると思ってみると、ほとんどがこのヒトなのはもはやお約束。
そのたびに
“こらあ、〇〇~!なにすんだーっ!!”と叫びながら
シーズンが始まったことを実感(そんなことで)。
今年もよろしくお願いしますーーー♪



わくわくもどきどきも、たくさんな方がいいに決まってる。
まだまだ 完成形には程遠いし
不安材料も山ほど(ええ、ええ(-"-))だけど、
勝ち試合はすべてを超越する。
勝てたのは、みんながみんな 持てるチカラを出したから。
でも、まだやれる。
もっとやれるだけのチカラを みんなが持っている。
次もきっと。



















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開幕戦勝利お(・∀・)め(・∀・)で(・∀・)と(・∀・)う!
こんばんは!
味スタ参戦お疲れ様でした!
開幕戦勝利が見れて、勝ち組になりましたね!

ジウたんは、インパクト強すぎです><
怖いけど、面白すぎです!
今週のサカダイで、今節のMVPに選ばれてるようです。
たぶん、サッカー誌の記者にも印象が強烈だったんでしょうね!
サカマガには、永田みっちゃんの記事があるようです。
勝った後は、サッカー誌を見るのも楽しみです!
おれんじ・ゆ~みん 2009/03/10(Tue)23:25 編集
祝☆開幕初勝利!!
puuchaさま、こんばんは。2009シーズンが始まりましたね。
開幕戦、東京遠征ご苦労さまでした。勝ち点3を持ち帰っていただきありがとうございます。

私は家でスカパー観戦でした。TV越しでもハラハラなジウトン選手。現地で見ていたら、心臓バクバクで倒れていたかもしれません(笑)。
前半に、ライン際で相手選手にボールを掻っ攫われると必死に戻って、取り返せないまでも何とかしようとしていたのが何回かあり、その追いつくスピード(フィジカル?)には驚きました。結局止められなかったんですけどね(苦笑)。

おれんじ・ゆ~みんさんも言われていますが、今週のサカダイの採点結果がすんごい事になってます。GK以外の全部門が…詳細は明日、確認してみてください。サポ歴の短い私には今まで見たことないような状態です(汗)。
ぽんす 2009/03/10(Tue)23:57 編集
なんですと~\(・◇・)/
おれんじ・ゆ~みんさん こんにちは♪

勝ちましたねえ。。。
味スタでホイッスルを聞いた時、
『勝った~。。。。』としばし感慨に。
初めては1度だけですから。
J1に上がって6年待とうとは、思いませんでしたが。
そのおかげで、ヨロコビの瞬間に立ち会うが出来ました。
MVP>
そーなんすか\(・◇・)/
ジウたんには、それまでのイロイロ(笑)や
他のコの素晴らしいプレーを一瞬にして消し去る
スゴいパワーを感じます。
サカダイ、サカマガ買わなくっちゃ。
puucha 2009/03/11(Wed)06:59 編集
じわじわとヨロコビが^‐^
ぽんすさん こんにちは♪

始まりましたねえ。。。
ジウたんを見ていると、桜木花道を思い出しますの(笑
身体能力はもう、なんというか常にMAXなんですが
こと『守備をする』という機能が組み込まれていないカンジが。
たくさんのピンチをも呼び寄せてしまいそうな
可能性も満載なジウたんなのですが
そこらへんもひっくるめて応援せずにはいられない、
圧倒的なポジティブオーラを持っていてそこがまた桜木花道。
個人的には
サカマガのナガタさんの記事がぜひ読みたいでふ^‐^
puucha 2009/03/11(Wed)07:08 編集
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