忍者ブログ
アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


猫プーちゃんを病院に預けて帰宅、晩ごはんの用意をしていると電話が鳴りました。

動物病院の先生からでした。
さっき診ていただいた若い先生ではなく、
巨大歯石を指でガッコンと取ってくれた先生の声でした。
『プーちゃんの状態がとても悪く、このまま亡くなってしまうかも知れません。』
と言われて、状況が飲み込めない。
“さっきの感じと違うじゃん”@アイカタ

今日(20日)は手術が長引いているから、みんなまだ残っているので
ぎりぎりまでここで点滴して、夜はおうちへ帰った方がいい。
と先生の声が聞こえます。
『明日は、わからないと言うことですか。』

いったん回復したとしても、ながくはない。
明日の朝が来たら、もう一度点滴しましょう。
今夜亡くなっても覚悟が出来ているということなら、このまま預かります。

一度電話を切って考える。
そんな。そんなに悪いのか。 なんで。
2人で考える。
“どうしたい?” どうしたいのか。


迎えに行きました。
日付が変わりそうな時間の病院は、違う場所のようでした。
以前、治療中に白衣のズボンにオシッコをかけた事のある先生が、
抱っこして連れてきてくれました。
“座ってられる?” いすの上へ下ろすと、ケージを用意する。
こちらの先生は、どの方もとても優しい。
“今日どうこうという事じゃないと思いますが
数値そのものと言うより、循環の状態がとても悪いんですね。”
おなかを触りながら 説明してくれました。
“オシッコが出来ているから、とりあえずは大丈夫”
“おやすみなさい。また明日。”

ニンゲンでも、点滴すると、ぼわんとするけれど(しませんか?)
点滴をしてもらってか プーちゃんはふわふわとしていました。
いつも寝床にしている座布団へ寝かせる。
おなかがちゃんと上下しています。
カーペットを覆うようにシートを敷きつめ(注:水爆弾防止)
リビングの照明をいちばん小さくして
掛け布団を持って来て寝る準備です。
早出シフトのアイカタは、3時半起きなのですでに就寝中。
目覚ましは置いてきたけど、起きられるよね。
頭を撫でる。一緒にいるよ。
目をこらしておなかを見る。
ゆっくりなペースで上下しているのが見える。
最初は寝床のすぐ近く、床の丸座布団の上に寝ていたけれど
身体が痛くなってきてソファに移動した。

小さな音に気づいて寝床を見ると、空っぽでした。
目を凝らすと、歩いていました。
小さな音の正体は、床に爪が当たる、ミチミチという音でした。
プーちゃんがゆっくりと歩いて行く。
しっかりとした足取りで。
途中で止まると、けっこうな量のオシッコをする(*_*)
そのまま先へ歩いて、ごはんと水の置いてあるトレイへ向かっていくようでした。
オシッコの上にシートをかぶせてから、
“プーちゃん、おいで。”
水の入ったボウルを、鼻先へと差し出す。
“ほら。水だよ。水飲もう。”
すると、わずかですが自分で水を飲んだのです。
“もう少し。” また飲みました。
買ったばかりの、高カロリーペーストを指につけて
においを嗅がせてみましたが、これは駄目でした。
それからまた、しっかりとした足取りで、寝床へと戻っていくのを見て
床を掃除。

後ろ足の筋力が弱くなって、
前足は伏せが出来ても後ろは横座りになってしまっていたプーちゃん。
少しでもよくなるように、後ろ足のマッサージをしていましたが
この時の歩き方は、そんなことさえ忘れてしまうほど立派でした。

水木金と、仕事は午後からなので
このあと心おきなく二度寝が出来る。
二度目に起きてプーちゃんを見たとき、
おなかはやっぱり上下していました。
顔を覗き込んだら、穏やかに爆睡していて、ほっとしました。
お天気のよい朝でした。

 *点滴を終えて帰ってきました。



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[659]  [658]  [657]  [656]  [655]  [654]  [653]  [652]  [651]  [650]  [649
忍者ブログ [PR]