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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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積もってますよー。 雪。ふう。やっぱ降ったか・・。
ゴメンネ、みんな。あたちにチカラがないばっかりに(意味不明)。
ホーム開幕戦に、吹雪いちゃったり。は、ありとしよう。
マズイのは、今頃かるく積もっちゃったりとかして、
セイローでの練習がおぼつかなくなることでして。 あと、ケガだよねー。
今日も、午後練が中止になった。 ここまできたら、ソレを気にやむよりは、午前中の
練習をしっかり集中してやったほうがよい。
開幕まで、あと3日。 明日も雪が降るらしい。 朝起きて、積もっててアセらないようにね。
自宅組のミナサマ♪

今、Jスポーツ1で 川崎-鹿島戦を再放送してまして。
ほかのTVがつまんない。という理由で流しているのですが。
川崎のホームゲーム。鹿島のミナサマは、アウェイのゲームなわけです。
それで、アウェイユニ着てる。
カシマのアウェイユニは、グレーが基調。

なんかさー。地味だよね、アウェイユニって。ホームで着るやつと、あまり関連性もない。
ひたすら目立たぬよう。“すみません、ちょっとだけおじゃまいたします。うふ。”
みたいなカンジ。なんでだろ。
例外的に、アウェイでもホームゲーム用のユニを着たりするよね。なんでだろ。
それにしても、地味だ。カシマさんのアウェイユニ。
よそサマのアウェイユニって、ぱっと思い浮かばない。
んで、カシマのホームゲーム用ってなんとなく思い浮かぶけど、
川崎のアウェイユニって、全然わからね。
ウチのアウェイユニって、やっぱかわいいかも。
白ベース。襟付き。ブルーのライン。ポイントにオレンジ。
書いてみただけで、かわいい。大分戦でも、フカイさんとか千代たんとか、よく似合っていた。
だけど、おおむね不評。
それもみな、アウェイでの戦績がアレなために、ユニまでもが
「なんか弱そう。」 「襟の呪い」 などなど、八つ当たり的な標的にされている気がする。
デザインは、昨年ベースだけど、新しく作ったカンジはするよね。
名前入りだし。あんなにダボダボじゃないし。あ、でも着るヒトの好みか。

というワケで、今年はアウェイにもなるべく行きたい。と思っているわが家。
中断期間前までに、柏と清水と千葉。コレは参戦決定。
ついこないだ、FC東京も追加されました。アイカタの気が変わらんウチにローソン行ってこよ。
なので、アウェイユニを見る機会もたくさんだ。
ウレシー♪ 楽しみだぜい。

*寒くなったので、さっそく食べました。 サクラモチ。。


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昨日は、どうでもいいや。といったお天気ですが。
よくないです、やっぱり。
現在、アイカタのクルマは車検中につき、代車で帰ってきましたが、
この代車が、スタッフ・アサノタダノブ似の私物なんである。
しかも、エンジンを載せ替えてレース仕様にする計画らしく、エアコン、パワステなし。
それドコロか、DEFもない。今日みたいに雪混じりだと、前がなにも見えないらしい。
・・・来週、ワタクシの番ですが。 アサノタダノブ車は、イヤです(涙)。
ホームゲームに向けて、着々と寒くなっていってるようだが。
寒がりの、ウッチーとフカイさんはだいじょぶか?

えーと。あれですよ。エジくん。
3月11日の、ホーム浦和戦と、3月18日のアウェイ名古屋戦、出られません。

去年くらいから、目に見えていらいらすることが多くなったエジ。
いま、なにを考えていますか?

2004年。アルビレックス新潟が、J1に昇格した年。22歳で、日本国、ニイガタへ。
前年、J2で優勝したチームはそのオフに、連続で得点王だったFWの選手を
戦力外にしている。人気者だった、マルクス。という選手に、ワタクシは残念ながら
思い入れがない。大好きだった方には申し訳ないが、
ファビやアンデルソンさんは大好きだったけれど。こればっかりはしかたない。理由などない。
得点王=マルクスと入れ替わるようにやってきた、エジミウソン。
2003年の途中からアルビを好きになり始めたワタクシには、
まっさらのままやってきたエジは、その成長を見守るという楽しみもあり、
思い入れのある選手になった。

2004年、4月3日。記念すべきJ1での初勝利。寒い雨の日。青い手袋をしていた。
ぬかるんだピッチに転がり込んだエジ。
ボールはゆっくりとゴールマウスの中へ。涙が出た。
この年、気を抜いた相手DFの隙をつくようなゴールがとても多かった。
いつも、貪欲にゴールを狙っていた。
当時の監督だった反町さんに、ビデオを見せられ、「いじけてしまうほど」ダメ出しされた。
2005年、完全移籍。晴れて、ウチのコになったエジ。
うれしかった。たしか、古巣に戻るっていうガセネタが一瞬流れたんだっけ。
この年の、Week !の記事が、残っている。印象的だったから、取って置いた。

エジは、新人だった前年に比べて格段にマークがきつくなったことについて、
「それは仕方のないことだし、乗り越えてゴールに向かわなければならない。
僕にマークが集中しているというのは、ほかの選手へのマークが薄くなっているということ。
その状況をうまく使えるようになれば、チームは調子をあげていく。」と言っている。

がしかし、こんな何年も前に言ったことをあげつらって、
「アナタこの時こう言ったぢゃない。」みたいな、未練たっぷりのオンナみたいな
ことを言いたいわけではないのである。
印象的だ。といったのは、エジが来日したばかりのときに
慣れない日本での生活環境や、なかなか思うようにプレイが出来なくて悩んだ時期、
ファビーニョと、アンデルソンさん(初代)が、励ましてくれた。というエピソードだ。
「この時期を超えれば、必ずいいことがある。だからガンバレ、自信を持ってプレイしろ。
すごく救われた。だから今でも苦しいときは自分自身に『ガンバレ』と言い聞かせるんだ。」

コレを読んだ時、素直に感動した。なんていい言葉だろうと、思った。
ファビと、アンデルソンさんのやさしさを思った。
そして、それを信じて、頑張り続けたエジ。思い出してほしい。
ファビもアンデルソンも、もういない。 
今度は、ブラジルからやって来る、新しい誰かをエジが元気づけてあげる番だ。

2006年、ケガで長期離脱に苦しんだ。思うように勝てないチーム。
復帰してからは、自分が何とかしてやる。という気持ちばかりが先走っているように見えた。
「エ~ジ~↓↓」というボヤキが悔しくて、「エジ、ガンバレ!!」と、言い続けた。

もういちど、思い出せ。あの頃のキモチを。
ガンバレ。自信を持って、プレイしよう。



出勤時のバイパスで、気温を表示してるところがあるんだけど。
15℃だって。 おかしんぢゃない。明日は冬になるらしい。もう、なんでもイイや。

この時期、厳密にはもう少しまえ。2月の終わりくらいかな。
決まって食べたくなるものが、あります。
えーとね、桜餅。サクラモチです♪ ワタクシは、はっぱも食べるぞ。
あんこはサクラモチに限っていえば、こしあんですね。やはり。
山崎ぱん製のカジュアルなやつでもオッケー、時には金巻屋さんのフォーマルなやつ。
などなど、楽しみにしてるんですが、今年はなんか、あったかいせいか食べてません。

今日の夕方、ローカルのニュースで
隊長が3日の試合について語っていまして。
「開幕、アウェイということで、(引き分けという結果を)評価してくださる方も
いらっしゃるかと思いますが、あれは、勝たなければいけない試合でした。」
きっぱり。 ホレそうぢゃ。(ひとりごと)

あらためて映像を見る。再三繰り返される、シュートシーン。
バーを直撃。大きく宇宙開発。1対1をキーパーに当てる。
時間を置いて見ると、確かに。勝ちを逃した試合では、あった。
シュートの時。選手は何を考えるんだろう。ここ一番で、チカラが入ってしまう。
練習では出来ても、プレッシャーを受けると、はずしてしまう。のかな。
アレは決めなきゃ。とか、カンタンに言うだけは言えますケド。

今日は、そういうプレッシャーでなくて、別のおハナシでつ。
3月2日発売の、 “アルビレックス新潟オフィシャルガイドブック2007”を、購入された方は
ご覧になったかと思いますが。
ジュンスズキ監督が、とてもいい表情で笑っていたり、
代表仕様のキショーさんがえらくカッコよかったりしていますが、
ワタクシが気になったのは、コレだった。

クローズアッププレイヤー  田中亜土夢 インタビュー。
「プレッシャー。確かにあります。」  生まれて初めて、口にする言葉。とある。

ワタクシが総力をあげて(笑)オフに取り組んだ、ファイルを活用してさがす。
去年の終わり頃。えなりんぐと一緒に受けていたインタビューで、
“アジアユースを終えて日本に戻ってきて、広島戦に出場しましたが、
柏木陽介選手@広島のことは、意識しましたか?”と聞かれて、
「メチャクチャしました。」 と答えていて、この時(へー。。)と思ったのだったが。
(上のはJ's GOAL の対談でした。)
なんでかというと、アトムたんというコは、強化指定選手になりニイガタで
大連戦に出場したり、名古屋戦でJ1デビューしたりもしているんだが、
サッカーの試合で緊張したことは1回もない。と言い放つような、
いい意味で自分だけしか見てないようなトコがあって、それがプラスに作用してた時期が
あったのだと思う。
去年の1月、カタール国際ユース大会に初召集され、
この時ケガで欠場した柏木陽介の代役をミゴトに果たす。
それまで、このカテゴリーの中心メンバーだったカシワギくんは
「基本的に、自分はネガティブ。」というように、インタビューなどでも、
「自分は、アトムに負けたという前提で、もう一度出直す。」とはっきり言っている。
他にも「自分はアトムとポジションがかぶるけど」と名指しで言っているコがいたりして、
このとき、(へえ、アトムってもしかして、スゴイ?)という認識を持ったんである。

それでも、5月半ばのエルゴラッソのインタビューで、
“チーム外も含めて、ライバルはいますか?”という問いに
「特にいないですね。あまり周りは気にしません。」と、どこ吹く風なのである。
とにかく自分に出来ることをやるだけで精一杯だったというのが当たりと思われ。
この後、夏場から秋にかけて、自身かつてないほどのスランプに陥るが、
それさえ対自分で解決してしまう。
誰か他の選手を意識するあまり、自分のペースをくるわせてしまうということは
見受けられない。
甲府戦、FC東京戦で、完全にスランプを払拭したアトムたんは、
アジアユースに出場し、中心メンバーとしてえなりんぐと共に活躍するが、
ココで大ブレイクしたのは梅崎司ではなく、柏木陽介だった。
アトムに“負けて”再出発した彼の活躍っぷりは記憶にも鮮やかだ。
帰国して対戦した試合で、インタビューがホントなら、初めて他人を意識した瞬間。
同じ年代でムキになれる存在は、あったほうがいい。

今年で2年目。 
前述のオフィシャルブックでは、言ってることがやはりびみょーに変化している。
去年は、とにかく「1日でも早く試合に出たい。」と言っていた。
自分のいいところを出して、試合に勝ちたいと。
今年は、「選ばれてピッチに立つことの責任」を口にしている。
チームでは、みんなが年上、みんながセンパイ。
ポジション争いがあって、自分がピッチに立つなら、やらなければならない。
結果を出す、というプレッシャー。
シーズンは、始まったばかり。
でも、ひとつ試合は終わった。プレッシャーというチカラを、必ず生かせるように。

・・・とりあえず気になるのは、
とてもしっかりした、オトナびた事を語っておるのですが。
あのしゃべり方で、しゃべったのかなー。ヤッパリ。



J1にあがってから、ウチったら開幕戦勝ったコトないの。3連敗よ3連敗。

あら。ウチなんて4連敗よっ。。あなたもう1回くらい負けなさいよ。(不幸ジマンはじまる)

あーら。ウチなんか開幕戦と最終戦ダブルで3連敗なのよっっウチのが上よ。(鼻息)。
いじょ。ゴアイサツ。


3月3日。土曜日。アウェイのゲーム。14:00開始。
大分トリニータ 1-1 アルビレックス新潟
得点者  53分 矢野貴章   83分 深谷友其
警告者  89分高松大樹   79分 内田潤   88分エジミウソン(退場)

なんとライブ映像でお届けされちゃった、記念すべき開幕戦。
大分は、陽射しが強い。 暑そうだ。
横一列に並ぶ、ウチのコたち。わくわくと見る。
エジ、アタマをキレイに剃ってますー。キレー。去年は、伸び始めると調子がイマイチ
だった気がしていたことを思い出す。いいよいいよエジくん。
フカイさん、やっぱちいせー。いいかげん慣れろ自分。
GK北野さんは、黄色のGKユニだ。
むこうのスタメンを見る。 マツハシがサブか(ひとりごと)。

ピッチに円陣を組み、ダッシュで散るウチのコたち。ああ、いつも通りだ。。

以下、前半の見てた感じです。
右から左へ。草津戦同様に、攻めがさえるニイガタ。
開始して3分くらい、隊長→キショー→フカイさんがドリブルで切り込んでゆく。
シュートまでは行けなかったけど、相手のゴール前でのキケンなプレイに、わくわく。
いいよフカイさん、今日もキュートだ♪
しばらくは、フカイさんワールドをお楽しみください。
相手がボールを持つと2人できちんと囲んでボールを奪う。
下がってきていたフカイさんがもらって前へ。あんなに前にいたのに。。わくわく。
さらに、相手DFの裏に出たボール。前線のキショーがGKと1対1に。
キショーさん、GKにアテル。こぼれダマをフカイさんひろう。わくわく。
まあ、とにかく運動量は今日も健在。
エジも今日はアタマ剃ったダケあって、キレキレだ♪
運動量でいえば、テラも。相変わらず、守備の部分で地味に利いてます。
たまーに、振り切られたりしても、大分さんのミスや連係不足に助けられ、
キケンな場面はほとんどなし。
あっでも、左のネモト→セルジーニョがトラップ・シュート→バー直撃つーのがあった。
前半の後半になって、なにやら引き気味になってきたが、0-0 で終了。

後半の見た感じ。
左から右へ。
なんかねー。前半いまいち風だったシルさまの存在感がアップ。
ボールを持って、あちこちへ供給する場面を目にし始める。
そうすると、隊長が、左サイドを駆け上がる場面が激増。なんだか素敵な展開に♪
隊長のクロス→キショー外す(お約束)パターンが、何度となく繰り返される。
そして、ついにやって来た。後半9分くらい。
爆走してきた隊長がクロスをあげる。反対側を走っていたキショー。
位置としては、ゴールマウスよりも外側。
しかも、マイナスでえらいムリな体勢で打ったシュート。GKがはじいた方向が、マウスの中。
というように見えたじょ。 やった先制♪
決めたぜキショー。今年は2ケタ得点だ。
エジもいい。ボールが吸い付くようだ。去年は持ちすぎだなんだと言われてもいたようですが。
守備も献身的。セットプレーでは、アタマでクリアもしたじょ。
わるい時は、さっさと淡白になってしまうけど、今日は違う。(あったかかったせいか?)
そんなこんなで、20分過ぎ。突然 の交替。 ナガタミツル out    ナカノヒロシ in。
脚がつったらしい>ナガタミツル。頑張った。顔をしかめていたから、一瞬焦ったが。
スライディングでブロックもしたしな。(ミツルに甘いワタクシ)
次は、フルで出られるようにしようね。ビッグスワンだしね。
大分さまも交替。 21分 セルジーニョ out    マツハシ in。

ええ~~。。ヤダなーマツハシ。確か去年もさー。やられまくったような覚えがありますが。
28分。 慎吾さん out  ワンちゃん in。 おつかれ慎吾さん。あのシュートは惜しかった。
交替、と言われて、「替わりたくね。」というカオを、ちょっとしてた。
さらに29分。大分さま 宮沢 out  金崎 in。
34分。 ウッチー、金崎にファウル、イエローげっと。 もう、コドモ相手にオトナゲナイ。
頻繁に映る大分ベンチ。
シャムスカ様ご一同着用のウインドブレーカー。
背中の文字が、「けん玉」 と読める。 けん玉・・・?・・・ アトム?・・・(違)
なんか大分のセットプレーが増えて喜多。
それってさ、攻め込まれてるということだよね。マツハシ。やだやだ。
何度目かのセットプレー。高松だったかが、向かって右側から斜めに打ったシュートは
左のポストを直撃した。対高松のポジションを取っていた北野さん。
こぼれたボールは、まっすぐ前に転がった。
そこにいやがったフカヤ@DFスキンヘッドが、カラダを低くしてヘッドで押しこんじゃいました。
あら同点。
直後に速攻で攻め上がり、シュートまで持っていったフカイさんはエラカッタ。
ドリブルも、とても粘り強い。相手に取られた、と思っても、まだ持ってる。
カラダを返して、キープできる。(ココであのお砂場プレイを思い出すワタクシ。)
やっぱりダレかそばにいてやってくれ。
ココにきてウチのコたちは、ボールを奪っても、速さがでない。
隊長のマッチアップの高橋大輔ですか、いい選手ですね。(棒読み)
オトナゲナイといえば、エジ。ダメぢゃぞ肘は。44分、退場。
ロスタイム4分。 (えええええ。)
疲労の色が出始めたニイガタ、残り4分を10人で闘います。
千代たん、倒れる。ウチの千代たんになにすんだ。(千代たんに甘いワタクシ)
最後のチャンス。攻めるニイガタ。
「アウェイですし、引き分け狙いでもいいでしょうね。」と実況アナ。
「選手は、勝ちたいでしょうけどね。」 と解説のミシェルさん。
タイムアップ。

見ていて思ったことには。
DF & 中盤のビルドアップから、パスをつないでシュートまで持っていくのと、
DFからのロングパス→DF裏へ一本通してシュートまで。っていうのと、
あるいは前掛かりになった相手からボールを奪取して速攻。というのと。
コレって、全部ありだよね。全部、アグレッシブなサッカーですよね。
状況を見て、選択して。その時、みんなの意思が統一されているのが、大事だよね。

難しいけど。出来たらすごい。個人技も大切だが、みんなのイメージの共有で
点が取れたらすごいと思う。
今日のゲームは、面白かった。みなさま、キャラが立っていた。
シルさまのコンディションがもうひとつみたいだけど。
これからが、楽しみな試合だったです。
それと。今日はアウェイユニだったのだが。
今年は、このユニが弱そうに見えない。ナゼかわからんが、みんなよく似合っていたです。

*本日のアトムたん*
出番なし。 おつかれでした。U-20 合宿、いってらっさい。 頑張ってきてね。





開幕前夜。

ワタクシたちの愛するチーム、アルビレックス新潟は今年も開幕戦をアウェイの地で迎える。
これが、ホームでの開幕となると、もっとワクワクと高揚感が段違いなのだろうが、
ともかくも今日は、静かな期待感がひたひた。と押し寄せる感じ。

ゲームが始まってしまうと、もう後はきっとやれ勝ったの負けたのと 大騒ぎするだろうから。
今日は、どうしてもこれ。

タイトルは、 「イチロー262のメッセージ」。
ぴあ。 278ページ。 1,000yen

まず、装丁がいい。 白を背景に、中央、上に、サングラスをキャップの上にのせて
ニッと笑う、イチローの写真。 文字は、グリーン。 とてもシンプルだ。
副題は、 「夢をつかむ」 とある。

中を開くと、ページ中央に、縦書きで、タイトルのような、“イチロー語録”が記され、
同じページの左下に、小さな字で
その言葉が、いつどんな状況で発せられたかの説明が書かれている。
言葉そのものは、1行、長くても4行程度。
イチローがインタビューなどで話した言葉が文章として載っているのだが、
例えば、漢字ではなくてひらがな表記したり、改行のセンスなどがとても好きだ。

タイトルの言葉を初めて見たのは、2006年の夏を過ぎた頃。
たしか、「サポティスタ」で紹介されていたんだった。と憶えている。

中断期間明け。 チームは、ホームで浦和に勝利する。
J1昇格後、浦和から初めて手にしたリーグ戦での勝ち点3。
エジの復帰戦でもあり、 この後、エースも戻ったことだし、中断前のあの好調さに
エジが加わったら、とわくわくしていたのもつかのま。
ホームでは、健闘するも勝ちきれず、アウェイではぐだぐだ。
点差ほど、ひどいゲームじゃないのに、後一歩何かがかみ合わない。もどかしさ。
何かが、かみ合えば。でも、何かってナンダ。
そして、川崎フロンターレに勝利。ここから、いけるかも知れない。 けれど。

8月終わり。浦和と大分とガンバに3点ずつ取られ、
9月アタマには、磐田に7-0 で敗退。続く名古屋にまた3点。
チームは、若さと、未熟さを露呈し続けた。
マイチームが、苦しんでいる。 ばかみたいだけど、自分もツライ。
まさに、自分のことのように。という表現がぴったり。

タイトルの言葉が、まっすぐに入ってきた。

ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。
これは2004年10月、イチローが258本安打を達成した直後の会見で。とある。

「ちいさいことをかさねる。」 いま、まさにウチのチームがやっていることじゃなかろうか。
ちいさすぎて、ホントにかさねられているのかどうかも、わからない。
もしかして、無駄なんじゃないか。  
でも、そのひとつひとつが、いつかとんでもないところへ、チームとワタクシたちを導く。
(トンデモナイトコロ。というのが、ある意味コワカッタがな。)
これは、選手ひとりひとりの成長にも言えることだし、またチームの成長にもあてはまる。
イチロー。なんて奥が深いんだ。
紀伊国屋で、購入。 あっというまに読破。 ま。前述の通り、文字は少ないのだが。
字数のモンダイでは、なかった。
例えば。

「苦しいことの先に、あたらしいなにかが見つかると信じています。」

「モチベーションは、野球が好きだということです。」

「チームの負けがこんでいるときこそ、しっかりしなければいけません。
それでモチベーションをさげる人は、いいわけを求めて逃げているのだと思います。」
・・・ミミガイタイ。
イチローのインタビューはTVなどで直接耳にする機会も多い。
あのよどみない声と、整理された言葉たち。
目で読んでいるのに、まるでイチローの声を直接耳で聴いているような、不思議な感覚。

イチローのつむぐ言葉は、シンプルだ。けれど重みがある。それは、そのひとつひとつが
すべてイチローというフィルター(経験といってもよい)を通して発せられたものだから。
抽象的なのではなく、普遍的。

そしてなにより励まされたのが、前書きにも書いてあることなのだが、
イチローという選手が、どれだけ「特別なチカラを得るよりも、
持っている能力を出し切ること」を重視し、悪戦苦闘をかさね、ムダなことも経験している。
といったところ。

「自分が変わろうとすることは、なにもありません。
いまある能力を、しっかり出せる状態を常に作っておくことが、
これからも、ずっと目標になると思います。」

「やれることはすべてやったし、手を抜いたことは一度もありません。
常にやれることをやろうとした自分がいたこと、
それに対して準備ができた自分がいたことを、誇りに思っています。」

ワタクシは、ただ見ているダケのニンゲンだけど、
選手の皆様におかれましては、どうかいま持てるチカラの全てを、
90分通じて、存分に発揮するコトが出来ますように。
そして、そこに地力を蓄えるのは、日々の練習でしか蓄えることは出来ない。

ホームゲームの甲府戦から。とにかく、90分を丁寧に戦ってクレ。と毎回思いながら
試合を観るようになった。

きのうのモバアルで、ジュンスズキ監督もおっしゃっている。
「持っているものを出すこと。持っているものに自信を持つこと」。

明日、14時。
レフェリーによって笛が吹かれ、サッカーの神様から、平等に90分を与えられる。
「ベストを、尽くすよーに。」と言われて。
90分間を、どうか丁寧に、いとおしむようにプレイしてください。
試合の前には、いつもこのことを思いながら、応援いたします。


最後の最後に♪
イチローのメッセージの中で、どうしてもウチのコたちに、いつか言ってほしいコトバ。

(どうぞ、お好きな選手の声でお読みくださいな。)

「ついてこれるものなら、ついてきてみろ。」

2004年1月、ファンを前にして語った言葉。
「みなさんには覚悟を持って、ついてくるならついてきてもらいたいと思います。」

え? ワタクシ? そりゃモチロン、カントクっすよ♪


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