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アルビレックス新潟と 飼い猫と アイカタと。
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今日は、1月3日。

お正月休みは、今日までなんですが。

ワタクシは、去年29日から休み。アイカタは30日から休みで、ヤツは明日まで休み。
最初は、掃除したりとかいろいろやることもあったけど。
大晦日にウチの実家へ。元旦は、初詣。2日にアイカタの実家へ。

後はウチで文字通りゴロゴロ。んで、ウチにいる間はずっとプーちゃんといたんだけど。
ずーっと、寝てるんですわ。 コイツ。ずーっと。。 (生きてんのか?)と思うくらい。
時々ゴハン食べて。水飲んで。歩き回って。あとはずーっと。
普段は、帰ってくるとうれしいのか「寒かったよう。」とか、「水飲みたい。」とか、
「アタマなでて(はあと)。」とか、アピールもあるんだけど。
ヒトがいすぎて、うっとうしそうだ。

忙しい時なんか、「変わってくれよう」とか言っちゃったりするけど、
正直、飽きちゃうよねえ・・・。 これを、モンクも言わずに年中優雅(←ココ重要)
にこなしてるネコってスゴい。

明日からシゴト。10:00~16:00 までの、お気楽なオシゴトだけど、
ニンゲン、働かなきゃダメだね~。
宝くじ当たったらとりあえずシゴト辞める。
なんてワタクシにはできない。
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どうも何だか様子調子がオカシイ。
25日に告別式を終えて、ようやく日常が戻ってきた。
ワルい知らせは、だいたいいつも突然にやって来る。
タイトルは、前に好きだった松任谷由実さんの歌詞。

「時は去るのではなく、永遠(とこしえ)にやって来る。」というもの。曲名は、ワスレタ。
それまで気にも止めなかったフレーズが、突然自分の中に「入って」来ることがある。
ちょっと前の「ほっかも」ブログで、
“本を読むときに、何度も読み返さなければ入ってこない言葉は、
その人にとって必要のない言葉だから、読み飛ばしていい”というような事が書いてあって、
うわすごいなほっかも。と思ったことがありましたが、
同じように考えたら突然に入り込んでくる言葉は、その人へのメッセージなのだわ。と思うのです。
上の言葉のメッセージは、
“時間は過ぎ去るのではなく、誰の上にも平等に、前から前から絶え間なくやって来る。
後ろを振り返るのではなく、前を向いて行こう” と、勝手に解釈していました。
時が前から訪れなくなった時が、みまかる時。

今年も終わろうとしていますが、今年のうちに書き残しておきたいことがあります。
ウチの飼い猫、プーちゃんのことです。
ワタクシのHNは、プーちゃんを呼ぶ時のおとだったりします。
ねこは嫌い。という方は、どうぞスルーしてください。


名前は、プー。1994年2月13日生まれの12歳。雌。雑種。 薄茶と、焦げ茶のしまねこです。
ねこは生まれて最初の1年でオトナになり、2年目からは1年に4つずつ年をとるらしいので
ニンゲンにすると 67歳くらい。
生後1週間でもらう事を決め、1ケ月後にもらいに行きました。
「みー」と鳴くこともできなかった仔猫のプーちゃんは、手のひらに余裕で乗っかるおチビでした。
今年受けに行った予防注射の時、センセイに、「歯がぐらぐらしていますね。」と言われました。
まだ元気なうちに、歯石を取った方がいい。このままいくと、ゴハンがたべられなくなるかも。
考えて、お願いすることに決めました。6月の初めのことです。
ニンゲンみたいに「あーん。」とかできるわけもなく、全身麻酔。
前日から絶食して、その日はお泊り。 イヤなヨカンがしました。
コイツときたら、知らないニンゲンと、よそのねこといぬが、からきしダメ。
ヨカンは的中し、迎えに行ったワタクシが見たものは、
ありとあらゆるもの(ヒト)に向かって威嚇しまくるプーちゃんの姿でした。
「様子を見るのに、ゲージに近づいただけで怒った」そうで、顔中目ヤニだらけ。
スタッフの皆様にあやまり倒してドアを閉めるまで、ずっとうなり通しでした。
バスケットを助手席において、覗き込む。
「プーちゃん。頑張ったね。」というと、かすれた声で「な~」と鳴いた。
それでも悪い歯は抜歯したし、後はよくなるだけと思っていたのに。
プーちゃんを預けた日の新聞に載っていた、「猫の死因の第一位は、慢性腎不全」の記事。
何故だか、気になってとっておいた。
麻酔をかける前にやった血液検査の結果を、教えてもらった。
「プーちゃん、腎臓が悪くなっていますね。」
「慢性腎不全」。カラダの外に排出されなければいけない成分が、血液中に残っている。
いちどかかると、治らないとも。「腎臓というのは7割ダメでも、
3割機能していたら大丈夫な臓器です。数値に表れたという事は、3割以下と思ってください。」

センセイの言葉が、自分の外側を滑り落ちてゆく。
ちゃんと聞かなくちゃと思いながら、上の空だった。2日ぶりにわが家へ戻ったプーちゃんは、
少しニオイを嗅ぎまわると、じゅうたんの上に、ごろんと横になった。
知らないヒトと、大キライないぬやねこ達の中で過ごしたことがかなり辛かったらしく
わずかの間にげっそりと痩せていた。
好きだったカンヅメも、もう食べれない。訳もわからず、(カンヅメちょうだい。)と鳴いた。
あの夏のころ。
もう今にもプーちゃんとさよならしなくてはいけない気がしてしばらくは辛かったけれど。
もし毎年お医者に行っていなかったら、病気にも気がつかずにいた。
そして死んじゃったりしても、ただ年をとったからと、きっと思ってた。
そうして、あの時 散歩に行ってあげてたらなあ。と後悔したと思う。
いつだって、大切なものは失ってから気がつくのだから。

なによりプーちゃんは、今きっちりと生きている。腎不全用のゴハンにも慣れて
あの時のオレの涙を返せ。というくらいに元気に生きている。
ただ、彼女の砂時計は確実に残り少ない。

12年も一緒にいて、この先もずっと一緒にいるもんだと、思っていた。
最近、雑になっていた。朝の忙しい時間に煩くされると、「ウルサイよー。」と邪険にしてた。
「外に出たいよう。」と鳴いていても、後回しにしたりしてた。
だから、もう一度ちゃんと向き合おう。と思った今年。ごめんね。
リビングのソファの背もたれの上。エアコンの温風が当たる。冬のプーちゃんの定位置だ。
今も。アタマを投げ出して、眠る。

ニンゲンの上にも、眠るねこの上にも平等に、これからも時は前から前からやってくる。

 

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