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毎日の天気が気になるこの頃。
アルビの皆様の練習がはかどっているのかが激しく不安
雨。雪。大風。カミナリ。 お願いしますよ。
明日のお相手は、コンサドーレ札幌さま。
というと、J2の時になかなか勝たしてもらえなかった。というイメージが。
ただ はっきりと覚えているのが、2003年8月2日の土曜日。
この日、ビッグスワンでゲームがあったのだけれど、どうしても外せない用事でアイカタと東京へ。
「こっちで試合があればなあ。」と、当時アウェイに行ったこともなかったが
終始気にしながら、ニイガタへ。 駅南から笹出線を歩く。
ユニホームを着た人は、いない。 どうなったんだろうと思いながら、おなかがすいた。ので、
そのまま広来飯店へ。 混んでるw 案内された奥のテーブルに、アウェイユニを着たキャップルがお食事中。うずうず。負けたかな。何点差で、負けたかな(オマエな~)。。
おそるおそる、「あの。」 「今日の試合は、どうでしたか?」
(オレ?)というように顔を上げた、男の子の方が答えた。
「勝ちましたよ。」 えええええ~~っあの、コンサドーレに?!
「5-1で。」 えええええええ~~っ行けばヨカッタよおおお~~~(泣)
「すっげ盛り上がりましたよ♪」連れの女の子と顔を見合わせて、
うれしそうにしゃべっていた、あの子達は今も2人で 試合を観に行ってるかなー。。
明日は、ファビーニョがアルビレックスのユニホームを着る 最後の試合。
でも、あえてそれは考えずに 目の前の試合を勝ちに行こう。
悪い時間帯を耐えて、チャンスを嗅ぎ取る嗅覚を研ぎ澄ませ。
今季 17位で終戦、J2降格決定のC大阪サマ。
選手の皆様方が もぞもぞし始め、「え~と。移籍しよっかな~~。。」モーションになっているとか。
「デカモリシくれい!」とノーテンキに騒いでいたら、 アイカタが「このごうつくばり。」とひとこと。
「あ? ナンデー」というわたしに、
「もし ウチが降格したとして、
“アトムよこせ”って言われてるようなもんだろが」
ダメです。アトムはウチの大切な一人娘(ナンデ)。
C大阪さま ならびにC大阪サポさま すみませぬ。 (見てないだろうがな)
とか言ってたら エジリーがカワブチの人身御供に(涙)。。
う~む。。。 まあねー・・・
昨日のU-21の試合。観るともなく観てた。 こりゃ負けるわと思って観てたらやっぱぴ。
試合後のインタビューの男前サマ、顔がちっちゃくなってた。
顔の輪郭というのか、前は、こうアゴのラインが怪しかったりしてたのに、きゅーっと縮まってた。
なんか、嫌々だけど お貸しして(お貸しだぞ)差し上げてもいいかな。と思ったり。
モチロン、返してちょーだいよっっ。
* すこし修正しました *
サンクスフェスタから2日後の今日である。
あまりの寒さに、スタジアムで豚汁を買った。
売店はえらく混んでいて席に着いたら開始20分前だった。豚汁さんは結構な量。早く食べなきゃ始まっちゃう。あせって飲んだら、クチの中を火傷した。今でも、じんと感覚がにぶい。 なのでまだ少し引きずっている自分。
2004年のシーズンが終わった頃、反町前監督が雑誌のインタビューに答えていた。
「チームは過渡期に来ているし、自分は過渡期の監督というふうに認識している。チームの過渡期に頑張っていた選手達の事をサポーターが忘れないように、過渡期の監督として奮闘したい。」
不思議な気がした。2004年といえば、J1昇格元年の記念すべき年。 思ったより、やれるじゃん。
そんな高揚感。あれほど強かったホームでなかなか勝てない。ようやく初勝利。4連勝のあとの地震。
最終順位は 10位。 上出来と思った。 “過渡期”なんて・・ でも、この時男前は もっと先を見ていた。
上野優作。ファビーニョ。宮沢克行。鈴木健太郎。船越優蔵。喜多靖。梅山修。
さよならする選手の半分が「過渡期に頑張っていた選手達」。
もう、次の段階へ進んだということなのか。
悲しいニュースを聞くたびに、もやもやとしたままやり過ごしていたけれど。
言葉にすることで自分の中でカタをつけたい。
2005年。DF陣がまるで歯が欠けるように負傷で離脱して行く中、
喜多とウメちゃんは、もう移籍してしまったハギー(萩村滋則)と 懸命にゴール前でカラダを張り続けてくれた。みんながいてくれたから、今があるんだね。
けんたろ。 この場面、というのが思い浮かばない。ただ、いつも目に浮かぶのは “ドタドタ” って擬音が書かれていそうなドリブル(笑) 2003年の後半くらいかな、本当に頼もしかった。
優作さん。アルビの選手の中で、「この人、いいなあ。」と初めて思ったひと。
献身的なプレイ。とことん、あきらめが悪い。「もう、これまでなのか。。」と思うときに
鮮やかに局面を変えてみせるのは、いつもこの人だった。
岡山哲也。
新潟に来て2年。コンスタントに試合に出ていたわけではないけれど、出た時はいつもわくわくした。
河原くんが「目標にしたい。」といった時、この人が新潟にいてくれた僥倖は、これから表れるんだと思った。
海本幸治郎。青野大介。
幸治郎。今だから言いますが、このヒト、ワタクシの中で唯一の「キャアキャア枠」。後釜、未だ現れず。
期待されて、来てくれたよね。移籍が決まった時は、うれしかった。でも、ウチでは生かしきれなかったのかな。
あおのん。ケガにつきまとわれて、苦労して、ようやくウチの子に。去年は、パスセンスにわくわくした。
今年は、サテでも 何だか悩んでいたみたいに見えた。
この2人を思うとき、少し辛い。
中村幸聖。大谷昌司。酒井悠基。栗原明洋。
栗原くんは今年サテですごく頑張っていた。危機感を隠さなかった。殻を破りきれなかったのか。。酒井くんは、ケガがちだった。 みな、チャンスがなかった訳ではない。でも、生かしきれなかった。
ここまで書いてみて、気がついたことがある。
ミヤのこと、尾崎くんのこと、わたしには 語る言葉が見つからない。選手に対する思い入れは、
そのまま自分が、いつ位からどんな風に関わってきたかを写し取る。
シーズンが始まる時、いつも思う。このメンバーで戦えるのは、この1年だけ。
もしかしたら、それもかなわない。
みんながあれだけ愛した、ニイガタを愛してくれたファビーニョは、来季からはもういない。
けれども、今いる選手、これからやってくる選手を 同じように愛することはいくらでもできる。
ファビーニョと幸せな関係を築けたように、選手達を愛したい。
12月3日は暴風雨&カミナリ。 昨日4日は雪じゃった。。
最終節の夜はいろいろな事を考えてなかなか寝付けなかった。
梅ちゃんは、おされヒールパス@アウェイ甲府戦が鮮やかだったよなあ。
あっでも、04年の中越地震直後のアウェイ磐田戦での、オゼアスちゃんに上げた魂のクロスも圧巻だった・・
とかやってると、ホントにきりがなくて。
感傷に浸りまくりのアタマを、クラブが用意して下さったサンクスフェスタ仕様に切り替えねば。
昨日試合を終えたばかりの選手の皆様が、時間を作って来てくれるのだから。
今行かなければきっと直接に会う機会などない。
雪のビッグスワン。 Wゲートのみ開放。
去年のように、背番号順に選手が中央から入ってくる。
向かって右からほっかも、光、と続く。今年は、みんなが来てくれた。番号が飛んでしまうことはなかった。
入場してきた選手は、こちら向きに置かれた屋根付のベンチ(試合中にみんなが座るヤツね)の前に並ぶ。
1番のほっかもから、25番の栗原までで、仕切られる。次のちいさな仕切りには、
26番のヒロシ、27番の河原(えなりんぐ)、鈴木監督(この時点で空席)28番のフナゾーさん。
になるらしかった。のだけど、フナゾーさんたらエラい人の隣になるのがイヤだったらしく、えなりんぐを威嚇(笑)
予定と違うポジションに気づいたヒロシが、「こっちだよー。」風に手招きする。
「そっすよね」という感じで戻ろうとする えなりんぐ。 コートを引っ張るフナゾー(笑)。
しばらくの間、スキをみてはヒロシサイドへ行こうとする えなりんぐと、必死にコートを掴むフナゾーの攻防に
アテレコを楽しむアイカタとワタクシ。 コドモみたいだな。フナゾー。。
あと、自分のツボだった選手コメント集。
慶治サマ 「新潟に来て2年になりますが、いまだに弟の幸治郎と間違われる慶治です。」
あおのん 「来 て く れ て 、あ り が と う 。」(関西弁で)
ウッチー 「すでに 寒さに参っているウチダです。」
アトムたん「今年はスタジアムに足を運んでいただき、ありがとうございました。
来年は今年よりも もっといい成績を残せるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。」(だいたいこんな感じ)
リッパでしょー。。何 この老成ぶり。
なりゆきで、長州小力のものまねをしてしまう まっちゃん。「やってもーた」感満載で ベンチへ。
エジの履いていたシューズが、アルビくんがたまに履いてるアディダス仕様のヤツに似ていたり、
微妙にずれた目線から楽しませていただきました。
恒例の選手の皆様とのハイタッチは、今年は1番から4番までに選手に分かれていただいて
選手の名前もあらかじめ告知。好きなラインを選べるというシステム。
これなら選手の皆様も少しは時間も短縮されるし、サポの皆様も選択権があるし。
ちなみに
1番 ) ブラジリアン3名様メインの、8名ライン
2番 ) フナゾーさん、岡山センパイメインの、7名ライン
3番 ) アトム、えなりんぐメインの、ヤングな(本当か) 8名ライン
4番 ) その他(おいっ!)慎吾とかメインの 8名ライン *すんまそん。記憶のみで書いてます*
少し考えて、でもすぐに2番に決めた。 どうしても、思いを伝えたいひとがいる。
ハイタッチをした順番に
ムグたん(六車)~ヒロシ~慶治サマ~センパイ~フナゾーさん~勲~ノザ。
1番意外は どのラインも余裕があったらしく、ムグたんは、雪を避ける為のテントの中から身を乗り出していた。
ヒロシはすごく楽しそうで、そういえば入団会見の時もひとりニコニコしてたよなあと思い出したりして。
絶滅危惧種オーラ全開。 そのまますくすく育ってね。
慶治サマ(サマ付けです)は卓上カレンダそのまま。大人オーラ出まくり。
勲は 入団当時 「美少年」だったというお話はまったく信じられませんが(失礼な)、とても感じがよかった。
ノザは、ふつう。というかピッチ上のイメージが先行してしまうから、“意外に”ふつう と思う。
センパイとフナゾーさんには、万感の思いをこめて「ありがとうございました。」と。
同じ時間を過ごし、ビッグスワンでプレイする姿を見ることができ、名前をコール出来たことは
本当に 幸せでした。 ありがとうございました。
2人とも、とても穏やかで、すっきりとしたいい表情をしていた。
去年のように急いだ感じもなくて、1人1人に声をかけることが出来てよかったな。
ん~。。何かだらだらと書いてしまったな。 オチもなく終わる。 すまん(ダレに言ってんだ)。
12月2日。第34節 リーグ最終戦。
この日の新潟は最悪の天気でした。大雨、大風、雷。典型的な冬のニイガタ。
去年は雪がちらついたけど、冷たい雨に降られる方が、ダメージは大きい。
そんな中、今シーズン最後の ビッグフラッグお広げのお手伝い。
選手が入ってくるときに、迎えるように広がるフラッグ。いつもの光景。
でも、これを見るのが今日が最後の選手たちがいる。
試合が始まった。フラッグをひろげる A1 から N2 へ。
キックオフを見ることが出来ない少しの間、スタジアムから伝わる空気に耳をすませながら 急ぎ足で歩く。
前半は、悪くなかった。DF陣は落ち着いていたし、何度かチャンスも作れていた。
ボールはほとんど、大宮陣内で動いていた。 時々攻め込まれる時間もあったけど
「うわ~。。ヘタかも、オーミヤ」 (負けといてすいませんすいません)と思ったのも確か。
後半勝負。と期待は高まっていたのだけれど。。。
後半はエンドが変わって、相手チームがN(ホーム)サイドのゴールになることが多い。
つまりウチの子たちが、次々にこっちに向かって駆け込んでくる、わくわくなシーンが見られるというお楽しみ。
なのに、待ち望んだゴールシーンは、なんか遠くのあっち側で起こった。後半6分くらい。
「立ち上がりに気をつけようと話していたけど、やられたのは気をつけてなかったということ。」
寺川のいうとおりなのだろう。
大宮の動きが、ガゼンよくなる。 早いプレス。パスがことごとくカットされる。
こっちの動きといえば、来たボールを、足先でちょいっみたいな、なんかズボラな感じ。
精彩を欠いていた慎吾out。 そして皆が待ち望んだニイガタの魂がやって来た。
交替直後に、また不用意な失点を重ねるアルビレックス新潟。
けれど、彼は何度も大きく手を叩いて 下を向きかけているチームメイトを励ました。
「チームを、救いたい。」 ファビーニョの気持ちは、いつもそうだ。
スタメンの時も、交替で入った時も いつでも目一杯走り回り、ボールをカットし、当たりに行く。
何分あったのか 確認する余裕もなかったロスタイム。 もしかしたら、長かったのかもしれない。
果たしてそれは起こった。 ファビの放ったボールがゆっくりと(そう、見えた)
Nから見て向かって左のゴールネット隅を揺らしたのを、この目で見られたという幸せ。
ユメのようだ。 今まで何度も、ファビにこうして助けてもらった。
後で映像を見たら、何人かで丁寧につないでいって、最後にファビが決めた美しいゴールだった。
ずっとこのまま、見ていたいと願いたくなる時間に終わりがやってくる。
慶治さんが、ほっかもが、そしてノザが。長い時間をかけてお別れをする。
もう、時間がせまっている。 やまない雨の中、サポーターと別れを惜しむファビーニョ。
ゴール裏にようやくやって来ると、急に履いていたシューズを脱ぐ。
キスをして、N席へ放り込む。 もう片足も脱いで、同じように。さらにストッキング。ついには、上に着ていた練習着。
山のような花束と、タオルマフラーに埋もれながら濡れて冷たいトラックにかまわず、裸足で歩く。
少し先で、コートを持った中野社長が ファビを迎える。大切そうに、コートを着せ掛ける姿に涙が止まらなかった。
この日のスタメン GK : ほっかも DF : ウッチー・あんにゃ・千葉ちゃん・ヒロシ
MF : アトム・テラ・シルビ・慎吾 FW : エジ・貴章
現時点での、ベストメンバーなのだろう。 そして来季のベースとなる。
でも、今日ここにいた全てのメンバーはファビのメッセージをしっかりと受け止めてほしいと思う。
ニイガタでサッカーをやるからには、ビッグスワンでプレイするからには、
絶対に 絶対に勝ちをあきらめてはならんのだと。
もう、わたしも 彼にお別れを言わなくてはいけない。
昨年、反町前監督の退任が決まった時に、まつ毛に涙をいっぱいためて贈っていた言葉を
そのまま ファビーニョに贈りたいと思います。
「本当に 感謝しています。心の底から。
これから先に進む道が 明るいものでありますように。」